新宿のインド料理店「HATTI」にて、インドカレー鍋。
本日は、いつもお世話になっています、「CURRY DIARY (・x・)」のUSHIZOさん主催の忘年会に参加してきました。関東のカレーブロガーの方々が一堂に会する一大イベントというのももちろん、昨今流行のカレー鍋に一石を投じるという、本格的インド料理店の供するインドカレー鍋というものにも惹かれて、お邪魔させていただきました。
新宿から小滝橋通りを北上、忘年会シーズンで大賑わいの新宿の人ごみもやや落ち着いてきた頃、お店に到着。店名の「HATTI」とはインド象のことだそうで、その名の通り、大きなインド象が出迎えてくれる。
こちらは、以前紹介した「ターリー屋」の吉川さんが、カレーとナンだけじゃない、ディープなインド料理やインドワインなどを楽しめるレストランを、ということで始めたお店なのだそうだ。
インドの都市デリーの街並みをイメージしたという、テーマパークのような臨場感のある店内の奥、ちょうど市場か食堂のようなスペースで、その活気を再現するかのように、盛り上がるカレーブロガーの皆様たち。すいません、ちょっと遅刻しちゃいました(笑)。
インドカレー鍋は、最近にわかにブームの兆しを見せているカレー鍋に対し、もっと本格的な、インドカレー屋のカレー鍋を、ということで開発されたメニューだそうで、確かに、ブームに乗じたような安直なカレー鍋も散見されていただけに、期待も高まります。
まずは何も入っていない鍋に油を敷き、まずはクミンシードを入れて香りを油に移します。続いてニンニク、ショウガなどの薬味を投入してゆきます。こういった調理作業をシェフの方が目の前でやってくれるというのも興味深く、それを眺めているだけでも楽しめます。
続いてスープを注ぎ、それが煮えてきた頃、具材を投入します。
具材はチキンやマトンのコフタ(ミートボールのようなもの)、玉ねぎ、フライドポテト、ニンジン、茄子、トマト、オクラ、エリンギ、キャベツなど。そして、それらに火が通った頃、さらに特製のタンドリーチキンが登場。表面がカリカリになったタンドリーチキンは、鍋に入っても独特の食感が残っており、美味。
すべてに火が通ったら、ついに完成。ガーリックナンを添えながら、レタスやクレソンはしゃぶしゃぶのように軽く鍋に通していただきます。
非常にコクのある、クリーミーなインドカレー風味の濃厚なスープは、適度なとろみもあって、一緒に煮込んだ野菜のエキスが存分に溶け出ていることを伺わせる。その濃厚な旨味は、既存のカレー鍋とは一線を画す、スパイスの効いたインドカレーならではの旨さだ。
また、かたやインドカレー、かたや鍋料理といった、バラエティに富んだ具材のそれぞれの味わいがとても面白く、うまくインド料理と鍋料理が融合しているなと感心することしきり。
一通り舌鼓を打ったところで、鍋物と言えば締めはやっぱり雑炊。
ある程度煮詰まった鍋にバターライスを投入、そして生クリームにチーズ、コリアンダー、そしてそれをなんと玉子でとじるという、なんともユニークな雑炊が待っている。 濃厚なカレーの風味をバターライスと玉子がまろやかに調和し、コリアンダーの風味が適度に締めてくれる、チーズが載ってドリアのようになった雑炊は、どこの国の料理なんていう枠を超えた、オリジナルの絶品料理。美味。
お店では、この絶品カレー鍋のほか、さまざまなグリル料理やバーベキュー、そしてそれに合うさまざまなお酒などが楽しめる。カレー鍋は冬季限定で要予約だそうだが、カレー鍋に興味があるなら、ぜひ一度試してみるべし。
INDIAN GRILL BBQ RESTAURANT「HATTI(ハッティ)」(新宿西口、西武新宿、大久保)
東京都新宿区西新宿7-5-5 プラザ西新宿1F
03-5348-8839
11:30~15:00、18:00~24:00(ラストオーダー 23:00)
定休日:日祝日
http://hatti.biz/
★★★★
昨年末は忘年会にご参加いただきまして、本当にありがとうございました!
はまのさんにも満足いただけた味のようで何よりです。
通常のナンとカレーも極めてレベルが高いものがいただけると思いますので、ぜひともお召し上がりになってください。
私はインドカレー鍋のシーズン中に再訪したいと思います。
それでは、失礼しました。
先日はお疲れ様でした。ライブだけでなくこういった場でも同席させていただけた自分は幸せ者だなぁ…と思っております。
HATTIは初訪問だったのですが近いうちランチタイムに再訪してみようと思います。
それでは、またです。