「ゴーゴーカレー」など、有名店の出現で一躍脚光を浴びた金沢カレー、その独自の文化を牽引してきたお店のひとつ、カレーの市民「アルバ」にて、レディースホームランカレー、800円。
ソース味が主体の黒いドロッとしたカレーにトンカツと千切りキャベツというのが基本スタイルの金沢カレーだが、小松市に本店があるこちらのお店は「加賀カレー」を標榜している。他の金沢カレーのお店に比べて、ソースの味は控えめになっており、ややカレーの風味への歩み寄りが見られるようだ。
レディースホームランカレーは、トンカツ、ハンバーグ、ウインナー、クリームコロッケのトッピングが載ったカレー。同じトッピングでライス大盛りの満塁ホームランカレーが名物となっているが、こちらはライスが少なめになっている。
（詳細は後日）
カレーの市民「アルバ」鳴和店（東金沢、金沢）
石川県金沢市小金町7-20
076-253-3753
11:00～22:00
定休日：火曜日
★★★
石川県は白山市の国道沿いにある洋食屋さん「キッチンユキ」は、石川では有名だという老舗の洋食屋さん。石川のご当地グルメとして有名なハントンライスやベーキライスなどの他、ビーフストロガノフ、スパゲティといった洋食の定番メニュー、ラーメンやカレーうどん、スープカレーラーメンなどといったものまで、バラエティに富んだメニューが並ぶ。
あまりに豊富なメニュー群に目移りすること必至だが、洋食屋さんということで、定番で根強い人気を誇るカレーとスパゲティはおさえておきたい。ということで、カレーライスとカレースパゲティのハーフ＆ハーフ、コロッケトッピング、890円。
昔ながらのカレーソースだというトロトロタイプのカレーは、ビーフのコクと滋味がしっかりと溶け込んだ、どこかレトロで洗練された濃厚な味。サクっと揚がったコロッケも美味しく、派手さはないが、どこか懐かしい洋食の味を、しっかり丁寧に守り続けている、そんな印象のお店だ。
「キッチン・ユキ」（松任）
石川県白山市幸明町331-1
076-275-5946
11:00～23:00
年中無休
http://www.kitchen-yuki.co.jp/
★★★
万代シティバスセンター内の立ち喰いコーナーにて、カレーライス、460円（写真は大盛、530円）。
市内各方面に向かうバスがたくさん発着する大きなバスターミナル。何の変哲もないバスターミナルだが、ここの一角にある立ち喰いコーナーからは、魅力的なカレーの香りが漂っている。見ると、たくさんのお客さんが、コーナー前の机でカレーを食べていた。こちらのカレーが美味いという評判らしく、行ってまいりました。
現れたカレーは、鮮やかなカレー粉の黄色のトロトロカレー。うっすら和風だしの効いた家庭風カレーで、優しい旨味が染み渡る懐かしい味。シンプルだが、確かに美味しく、評判になるのもうなずける。
「万代シティ立喰コーナー」（新潟）
新潟県新潟市中央区万代1-6-1 バスセンタービル1F
8:00～19:00
定休日：なし
★★★
岡山のカレー屋さん「QUIET VILLAGE CURRY SHOP」にて、チキンカレー、食後のチャイがセットになって、780円。
シンフォニーホールからほど近く、表町オランダ通りにある小さなカレー屋さん。カウンターのみ10席ほどのお店は、満員になるほど賑わっていた。
チキンカレーが到着。
ベンガル地方の家庭料理をベースにしたというカレーは、さらさらとしたスープ状で、素材の味とスパイスの香りが絶妙なバランスで効いている。
（詳細は後日）
「QUIET VILLAGE CURRY SHOP（クワイエットビレッジ・カレーショップ）」（城下、県庁通り）
岡山県岡山市表町1-6-43
086-231-4100
11:30～19:30（ラストオーダー 19:00）
定休日：月曜日
★★★★
周南にあるカレー屋さん「銀南カレー」にて、ビーフカレー、500円。
以前紹介した、カレー＆喫茶「でん」の隣にある、銀南商店街のカレー屋さん。小さなテーブルが3卓ほどの小さなお店だが、落ち着いた雰囲気で趣がある。
創業当時から値段は変わっていないそうで、ノーマルなカレーなら300円というリーズナブルな価格帯のメニューが並ぶ。ビーフカレーだけは辛口ということで、ソースが違うようだ。スタンドカレー風の万人向けのカレーで、ほぐれたビーフが少量入っている。適度に感じる辛味が心地よい。
商店街もなんだか寂れてしまっているようで、歩いている人の数もまばらだが、こうした街のカレー屋さんが頑張ってくれているのは嬉しくなる。これからも変わらずにいて欲しいなと思わせてくれる店です。
「銀南カレー」（徳山）
山口県周南市銀南街18番地
0834-32-0502
11:00～17:30
定休日：火曜日
★★★
松江のカレー屋さん「G-MADRAS'」にて、ナスとベーコンのカレー、唐揚げトッピング、サラダがセットになって850円。辛さは選択可能。
松江バイパス松江中央インターチェンジ近くにあるカレー屋さん。一見するとカレー屋さんには見えないシンプルでスタイリッシュな外観だが、お店の周囲にはカレーの香りが漂っている。
店内はごく普通の町の定食屋さんのような雰囲気。棚にはたくさんの漫画本、店内のBGMはテレビという、飾らない雰囲気のお店だ。なんとも愛嬌のあるママさんが一人で切り盛りしているらしい。
カレーメニューは数十種類あるが、基本となるソースは一緒のようだ。トッピングメニューが豊富にあり、メニューの選択にちょっと戸惑う。シーフードやチーズなどもあるが、揚げ物系のトッピングメニューが多いようだ。
カレーは、サラサラとしたスープ状で、ほどよく酸味の効いて、あっさりした後味。トマト系だけじゃない酸味の際立ち方がなんとも個性的だ。
トッピングの唐揚げも、ゴロリとライス狭しと横たわる、その迫力は特筆モノ。あっさりとしたカレーに比べて、ドスンと存在感のある唐揚げになっている。
「G-MADRAS'（ジーマドラス）」（松江）
島根県松江市上乃木8-1-9
0852-31-1701
11:00～21:00
定休日：なし
★★★
豊橋の郊外にあるインド料理店「アーチャーラ」にて、チキンジャーナジリカリーのセット、ナンまたはライス、サラダ、タンドリーチキン、スープ、そしてドリンクがセットになって、1627円。辛さは選択可能。分煙。
豊橋から少し車を走らせ、住宅もまばらになってきた頃に現れる「インド料理」の看板は非常に目立つ。そのせいなのかどうかはわからないが、店内は満員。インド料理屋さんで、これほどの人気店というのも珍しく、期待が膨らむ。
チキンジャーナジリカリーは、チキンと野菜がたっぷりと入った具沢山のカレーで、基本的には北インドのクリーミーでコクのあるカレー。しかし、カレーソースが入っているのかわからないほど、チキン、ピーマン、たまねぎ、トマトといった具材がゴロゴロと入っているのが特徴だ。
濃厚な旨みのあるカレーソースに包まれた野菜は、それぞれ適度に素材の味が生きていて、そのバランスがちょうど良く、どんどんスプーンが進む。ナンよりライスのほうが食べやすかったかも？タンドリーチキンもスパイス感と旨みが効いていて美味。
インド人シェフが調理しているためか、それぞれ非常にレベルが高く、また日本人スタッフの方が接客してくれるので、接客も良いというのが嬉しいところ。インド料理店には珍しい行列ができるのは、実はこうしたところなのかもしれないな、なんて思った。メニューも豊富で、ぜひ他のメニューも試してみたいところ。
インド料理「アーチャーラ」（南栄、豊橋）
愛知県豊橋市神野新田町字宮前84-1
0532-47-3999
月～土：11:00～15:00、17:00～22:00
日祝日：11:00～22:00
不定休
★★★★
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