【調布】深大寺そば「一休庵」

　調布パルコ７階にある深大寺そば「一休庵」にて、カレー南蛮そば、945円。
　調布からほど近い場所にある深大寺、その境内にはたくさんのそば屋さんが軒を連ねて、深大寺そばとして名物になっている。ここパルコ店は、深大寺にある同名店の支店だそうだ。

　どーんと大きめの器になみなみと汁が注がれて、カレーそばが登場。
　そばは、自家製の石臼挽き手打ちそば。細めの麺だが意外に歯ごたえがあり、そばの甘味がほのかに、しかししっかりとある。
　カレーは、和風だしで割ったスタンダードなタイプで、だしと醤油の香りと、おそらく豚肉であろう旨味が色濃く出たカレーの味が、それぞれしっかりと主張している。けっこう濃厚な味だ。美味しいが、そばの風味をかき消さんばかりの勢いなのは残念。
　なお、そばと同じく自家製のあんみつやところてんなどの甘味も人気だそうだ。


深大寺そば「一休庵」（調布）
東京都調布市小島町1-38-1 調布パルコ7F
042-489-5433
11:00～23:00
定休日：なし
http://www.parco-chofu.com/web/floor_guide/shopdetail.php?id=000040
★★☆

【旭川】あさひかわFolkジャンボリー

　我々野狐禅にとっては、出発点でもあり、ホームグラウンドでもあり、行きつけの飲み屋でもある(笑)、ライブハウス「あさひかわFolkジャンボリー」のカレー。
　フォーク小屋として営業しているこのライブハウスは、お客さんへのお通しとして、この挽き肉の旨味とコクが出たキーマカレーとフランスパンが振舞われる。ちなみにメニューにはカレーライス（400円）もあります。
　しかし、この店のことは良く知っているだけに、一見さんがカレー目当てでこの店に近寄ってはいけないと思います(笑)。


ライブハウス「あさひかわFolkジャンボリー」
北海道旭川市3条6丁目 吉竹ビル1号館3F
0166-27-1774
20:00～27:00
定休日：日曜日

【旭川】食道園

　旭川は永山駅前にある焼肉屋さん「食道園」にて、カレーライス、550円。
　焼肉はもちろん、ジンギスカンや豚丼などの食事メニューも充実していて、どれも美味しい焼肉屋さん。昔からお世話になっていたのですが、カレーをいただくのは今回が初めてです。
　カレーは、ご覧の通り、きっとあのルゥを使っているであろう、飾り気のないスタンダードな家庭風カレー。具材も、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、豚肉と、これまたスタンダード。しかし、焼肉屋さんの性なのか、意外にもけっこうな辛口で、家庭の味をピリリと刺激的に引き締めております。
　家庭の味なんだけど、この店の味、という妙なバランス。でも、この美味しさと値段を考えると、お勧めと言っていいんじゃないかなぁ。ちなみに、ここの豚丼とザンギも、ぜひ一度食べてみていただきたいお勧めメニューです。


焼肉飯店「食道園」（永山）
北海道旭川市永山2条20丁目2-16
0166-48-3810
11:00～14:00、17:00～22:30
定休日：火曜日
http://www.taisetsu.net/syokudouen/
★★★

【旭川】タイカレーの店「くい亭」

　旭川の銀座通りにあるタイカレーの店「くい亭」にて、タイ風スープカレーのチキン、700円。旭川にもだいぶスープカレーを提供するお店は増えてきたけれども、タイカレーのお店のスープカレーとは珍しい。
　カレーメニューは、レッドカレー、グリーンカレー、そしてタイ風スープカレーの３種類。それぞれに４～５種類ほどのメニューがある。

　お勧めメニューの「えびぱん」をつまみながら待っていると、スープカレーが石鍋に入ってアツアツでやってきた。
　とても澄んでいてほぼ透明のスープは、あっさりしているが、控えめながらもココナッツミルクなどのタイカレーのエッセンスが効いており、またしっかりとスパイスと旨味が効いている。ブームに乗じた企画モノに非ず、とても美味しいカレーだ。お腹の中からじわりとあったまってくる。辛さは選べないが、テーブルには青唐辛子のペーストやナンプラーなどが備え付けられている。

　店内はログハウス風の落ち着いた雰囲気で、夜にはアルコールやサイドメニューも充実している。夜遅くまで開いているので、ついついくつろいでしまって長居してしまうかも。


タイカレーの店「くい亭」（旭川、旭川四条）
北海道旭川市4条15丁目 銀座デパート1F
0166-27-0204
11:00～15:00、18:00～27:00
定休日：日曜日
★★★★

【その他】スープカレー飴

　もはや札幌のみならず、北海道の看板グルメとなったスープカレーが、ついに、何故か、飴になった！ というわけで、インパクトなら他の飴の追随をきっと許すまい、スープカレー飴、315円。
　黄金色の飴が入った個包装の袋を開けると、スパイシーなカレーの匂いが漂う。恐る恐る口へ放り込むと‥‥カレーだ！
　甘さはまったく無く、カレーの風味と、やや前面に出たスパイスの香りのバランスは、まさにスープカレー。辛いというほどではないが、思ったよりもしっかりとした辛味もあるので、小さなお子様は注意。
　このテの商品には、企画の面白さだけで全然美味しくない商品もあったりするのだが、これはなかなかイケるという人もいるかもしれないので、興味のある人は一度ためしてみては。きっと話題には事欠かないだろう(笑)。
　ちなみに、姉妹品として「じゃがバター飴」「ジンギスカン飴」「みそラーメン飴」などがあります。


「スープカレー飴」
ランズコーポレーション
12粒
315円
★★☆

【旭川】カレーの店「遊北民」

　旭川のイオンショッピングセンター内にあるカレーショップ「遊北民」にて、ゲルマンカレー、640円。トッピングメニュー等は豊富。
　カレーメニューは390円から、スープカレーも、なんと530円からという驚きのコストパフォーマンス。

　出てきたのは、ウィンナーソーセージとフライドポテトにチーズが載ったカレー。ゲルマンカレーとは言いえて妙か。
　カレーはわりとオーソドックスな、とろみのあるスタンド系カレーで、コクと酸味がやや目立つ。辛さは控えめだが、カウンターの辛味スパイスで調節可能。


カレーの店「遊北民」（旭川、近文）
残念ながら閉店しました。
★★☆

【美瑛】そば天

　いまや“丘のまち”として北海道でも屈指の観光地となった美瑛は、カレーうどんのまちとしても注目され始めている。そんな美瑛の駅前にあるおそば屋さん「そば天」にて、冷しカレーうどん、840円。

　涼しげなガラスの器に盛られた冷たいカレーうどん。美瑛の小麦「香麦」を使ったうどんはコシがあって美味。アスパラ、コーン、トマト、フライドポテトなど、北海道の自然にちなんだ野菜たちが載って、彩りも鮮やかだ。
　冷たいスープは、カレーの風味がとても強く、そこにトマトの酸味がアクセントを添えている。スパイスの、と言うよりはカレー粉の存在感が大きくて、ベースは和風のそばつゆなんだろうが、そのあたりの旨味の部分がちょっと弱く感じてしまうのが残念。かと言って、前例が無いだけに、もっとこうなればいいのに、といった想像も膨らまないのが正直なところ(笑)。
　うーん、冷たいカレーって難しいのかな？　なんとも評価に迷うところではありますが、今後への期待を込めて、★２つとさせていただきます。

　ここ美瑛で供されるカレーうどんは、うどん屋さんで出てくるあったかいカレーうどんではなく、この冷やしカレーうどんであったり、はたまたつけ麺スタイルのカレーうどんであったりと、そのスタイルからして他とは一線を画している。このカレーうどん、美瑛の名物として定着することを祈ります。


「そば天」（美瑛）
北海道美瑛町本町1丁目3-16
0166-92-1463
11:00～20:00
定休日：日曜日（ただし7月・8月は無休）
★★☆

【セブンイレブン】ドライカレー

　セブンイレブンのドライカレーおにぎり。
　ドライカレーはふっくらと焚かれており、やや上品なカレーの風味。そこに、マッシュルームや鶏肉がコロンコロンと入っている。ドライカレーと言うよりはカレーピラフだが、洋食屋さんのような、どこかハイカラな素朴さがあるおにぎりだ。


「ドライカレー」
セブンイレブン
126円
★★☆

【下北沢】なまら屋

　気づけばすっかりスープカレーの街となっていた下北沢に新しくオープンした、スープカレーとソーセージのお店「なまら屋」下北沢店。ちなみに店名の「なまら」とは、「とても」という意味の北海道弁。
　その店名からもわかる通り、厚真産のチキンや八雲産無添加ベーコン、噴火湾のホタテなど、北海道産にこだわった食材を使ったメニューが並ぶ。本当ならば、初めてのお店ではチキンから攻めることにしているのだが、やはりここは、ソーセージも食べてみたい！ってことで、ソーセージのスープカレー、1100円。スープカレーでは珍しく、ライスかナンを選択可能。

　土鍋に入ってグツグツ言いながら、スープカレーが登場。
　スープは、その見た目に反して、案外あっさりしている。カレーの風味が前面に出ていて、スパイスの風味はやや抑え気味か。辛さは選べないが、テーブルに「なまらスパイス」という豆板醤によく似たスパイスが備えつけられていて、それで辛さをアップできる。
　具材は、ニンジン、じゃがいも、ピーマン、ナス、かぼちゃ、玉子、そしてメインのソーセージがドカンと２本。ソーセージはかなり太くてボリュームがあり、粗挽きの豚肉の中に、じゅわっと旨味をしたためた肉汁を多分に含んでいる。美味。
　ソーセージだけのメニューも多数あり、おそらくビールとの相性は抜群だと思われるので、ソーセージとビール、締めにスープカレーなんて晩酌も良いかもしれない。


スープカレーとソーセージ「なまら屋」下北沢店（下北沢）
残念ながら閉店した模様です。
★★★

【カップ麺】ペヤング塩カレーらーめん

　ソース焼きそばで有名なペヤングの「塩カレーらーめん」。
　隠しカレーが香る塩ラーメン、というなんとも珍しい組み合わせ。
　お湯を注いで３分、フタを開けると立ち上るのは、まさにカレーの香り。しかし、透明なスープは、塩ラーメンのそれと見紛うことはない。
　いざ食べ始めると、香りの印象よりはカレー味は控えめで、カレーのエッセンスの入った塩ラーメン、といった感じか。あっさりとしたカレー風味は、さっぱり系の塩ラーメンとマッチしている。


ペヤング「塩カレーらーめん」
まるか食品
89g
155円
★★☆