全国カレー食べ歩きブログ 『ステキ伽哩のさんぽはステキ』

全国の美味しいカレー屋さんをつれづれと紹介してゆきます。

【星ヶ丘】バンチャガル

2017年10月21日 | ┗ 名古屋


 星ヶ丘にあるインドネパール料理店「バンチャガル」にて、マトンマサラカレーのセット、1300円。
 星ヶ丘の駅からほど近く、交差点の角に佇む落ち着いた雰囲気のカフェのような一軒家。雨がそぼ降る夕刻だったが、煌々と明かりがついていて、つい吸い寄せられてしまう。

 こちらは手作りナンが好評のネパール料理店ということで、マトンカレーに炒め野菜の入ったマトンマサラカレーのセットをチョイス。ほどなくして、カレーとバスケットに入ったナン、サラダが運ばれてきた。
 しっかりスパイスを感じるネパールカレーで、焼き立てのアツアツのナンもふっくらして美味。いわゆるスタンダードな感じのネパールカレーだが、総じてレベルは高く、どんどん食べ進んでしまう。


「バンチャガル」(星ヶ丘)
愛知県名古屋市千種区星ヶ丘元町15-27
050-5869-6745
11:00~15:00、17:00~22:00
年中無休
★★★

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【新御茶ノ水】JAZZ OLYMPUS!

2017年10月19日 | ┣ 東京 (都心・ベイエリア)

 新御茶ノ水にあるジャズ喫茶「JAZZ OLYMPUS!」にて、赤いチキンカレー、1000円。
 新御茶ノ水とは言ったものの、神保町とも小川町とも言えそうな、ちょうど周りのどの駅からもちょっと歩きそうな、飲食店が少なくやや閑静なこのエリア。目の前に小川広場という公演を望むビルに居を構えるこちらのお店は、3000枚以上のジャズレコードを揃え、かのタモリさんも愛したというジャズ喫茶の名店。レイニー・アフタヌーンと言えそうなこの日、この名店を訪ねて歩いていると、何やら赤い色が目を引くカレーの看板が誘ってくれた。

 お店は黒を基調としたスタイリッシュな雰囲気で、JBLの大きなスピーカー「OLYMPUS」から静かに流れるジャズがランチタイムも空気を支配している。ランチタイムはボリュームは控えめだが、14時以降はリスニングタイムとなり、十分なボリュームで存分にジャズに心酔できる環境になるようだ。
 ランチタイムはカレーライスとハヤシライスがセットで提供され、このカレーもまた名物として名を馳せている。
 やってきた赤いカレーは、サラサラとしたスープタイプのカレーに、チキンがゴロゴロと入っているのが見える。厳選した野菜と鶏肉、スパイス、塩、水だけで作っているそうで、野菜の姿はほとんど確認できないほど煮込まれているのだろう。いかにも辛そうな見た目だが、ピリッと辛味はあるものの、そこまで強くはない。非常に雑味の少ないクリアな後味で、鶏肉のエキスがよくカレーに出ており、舌に残る旨みが心地よい。
 カレー単品でも非常にレベルは高く、カレー屋さんとしても遜色ない出来ばえで驚かされる。東京のど真ん中でこれだけ寛げるスペースというのもポイントが高く、たまにはそんなお店でゆっくりカレーと音楽に心をゆだねるのも悪くない。


「JAZZ OLYMPUS!(ジャズオリンパス)」(新御茶ノ水、神保町、小川町)
東京都千代田区神田小川町3-24
03-3259-0055
月~金:11:45~16:00(ランチタイムは14:00まで)、19:00~23:00
土曜日:13:00~17:00
http://jazz-olympus.com/
★★★
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【南国】れストラン「ゆず庵」

2017年10月09日 | 四国

 高知県は南国市にあるれストラン「ゆず庵」にて、くじらカツカレー、1280円。
 適当なランチスポットを求めて、南国市の国道を飛ばしていると、見つけたドライブイン風の店の看板。ここでいいかと近づいてみると、なんだか様子がおかしい。。。
 駐車場には普通の車に混じって、古めかしい名車やくじらのハリボテが並び、坂本龍馬とカツオとはりまや橋など、節操なく高知名物が描かれた看板、なぜか逆さまに吊るされた垂れ幕。。。怪しい雰囲気満点だが、せっかくだからと店に入ると、これまた節操のない謎のインテリアやグッズが所狭しと並ぶ、なんとも形容しがたい店内。新聞紙をスクラップにしたメニューや、壁に貼られた一億円札、よくわからないオブジェに小ネタ満載の箸袋、とにかくツッコミどころの多いお店だ。

 カレーはごくスタンダードなもので、喫茶店風と言おうか、日本風と言おうか、ゴロゴロと入ったじゃがいもやニンジンなどの具材がやけに家庭っぽさを醸し出している。
 くじらカツはさすがの存在感で、ボリュームもあり、これだけの鯨肉を贅沢にいただけるというのはなかなかすごい。昔はくじらカツなんてよく売っていたものだけどねえ。このしっかりした歯ごたえも、なんだか贅沢なもののように思えてくる。

 カレーが云々、というよりは店自体のインパクトがすごく、観光地としてぜひ一度訪れるのをオススメしたいお店。ちなみに、お店はオムライスとくじらカツ、そしてカツオのたたきがオススメメニューのようだ。


れストラン「ゆず庵」(南国)
高知県南国市岡豊町常通寺島109-1
088-866-4141
11:00~21:30
https://www.kochi-yuzuan.com/
★★☆
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【尾道】Spice Cafe COYOTE

2017年10月07日 | 中国

 瀬戸内海を望む尾道の街の昼下がり、観光客に混じって、駅からの道を散策してゆくと、ほどなくして大きなアーケードの商店街が現れる。尾道本通り商店街。昔ながらの雰囲気を色濃く残す商店街で、古本屋やカフェ、レコード店など個性的なお店が立ち並ぶ。その商店街を入ってしばらく歩いたところに、ひっそりと目当てのお店はあった。
 尾道で本格的なスパイスカレーがいただけるスパイスカフェ「COYOTE」にて、コンビネーションカレー。定番の4種類のカレーの中から2種類を選ぶシステム。本日は、ケララチキンカレーとタイカレーをチョイス、1000円。

 もともとは婦人服店だったところを改装したというお店は、奥へ奥へと細長いつくりになっている。お昼時ということもあってかお店は混雑していて、一番奥の部屋にあるテーブル席へ案内されると、なんだか秘密基地にでも入ってゆくような気持ちになる。静かに音楽が流れる小部屋で、雑誌などを読みながら、漂うスパイスの香りに想いを馳せる。ほどなくしてカレーがやってきた。
 ターメリックライスにパパド、そしてアチャールとアルゴビがついて、これはまさしく南インドのミールスだ!
 ケララチキンカレーは、サラっとしたスープ状で、ココナッツミルクが効いたマイルドな味わい。ベースの旨みの奥に、じわりとスパイスが感じられる。タイカレーは、こちらもココナッツミルクがベースになっており、辛口を謳っているだけあって、ケララチキンカレーよりはスパイスを感じるが、いわゆるスパイスカレーのように前面に出ているほどではなく、辛さもほどほどといった感じ。
 しかしながら、インスタ映えよろしく、オシャレに盛り付けられたミールスのそれぞれはどれも丁寧に作られているのがわかる。もちろん、豪快に混ぜていただいても美味しい。
 食後は瀬戸田のレモンを使ったレモンスカッシュなども楽しみたいところ。オシャレカフェで味わうプチミールスというのもなかなかオツな感じだ。


「Spice Cafe COYOTE(コヨーテ)」(尾道)
広島県尾道市土堂1-2-12
0848-23-2640
11:00~22:00
定休日:水曜日
http://www.spicecafe-coyote.com/
★★★
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【吉祥寺】よしきゅう

2017年10月04日 | ┗ 東京 (多摩エリア)

 吉祥寺の駅近くにあるラーメン屋さん「よしきゅう」にて、こってり豚骨カレー、ミニラーメンセット、ミニサラダがついて723円。
 吉祥寺駅から井の頭公園方向への出口を出ると、すぐに目につく「名物炙りにんにくラーメン」の赤い看板。酔っぱらった帰り道などに見つけたら、つい吸い込まれてしまいそうだが、このお店、ラーメン以外にも非常に気になるポイントがある。店頭のメニューで、妙にカレーを推しているのだ。笑
 いわく、濃厚な豚骨スープをしっかり効かせたカレーだそうで、せっかくなので、ラーメンとのセットが安くなるタイムサービスの時間を狙って行ってまいりました。

 カレーとラーメンが到着。
 じゃがいもと人参の大きなブロックがごろごろと入った家庭的なカレーを思わせるが、見ての通り油分が多めで、豚骨の濃厚な旨みと、そしてニンニクが強めに効いている。12種類のスパイスを使っているそうだが、そこまでエッジは立っておらず、カレー自体は万人向けな仕上がりになっている。
 ラーメンのほうは、豚骨を謳ってはいるものの、家系のような濃厚なスープではなく、意外とあっさりしたスープになっており、炙りニンニクの風味が効いている。意外にカレーとは好対照だ。
 カレーとラーメンでがっつりとニンニクを摂取して、ひさびさにガテン系のディナーでした。


らぁめん処「よしきゅう」(吉祥寺)
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-2-7
0422-43-0223
月~土:11:00~14:00、18:00~翌朝6:00(5:40 L.O)
日祝日:11:00~14:00、18:00~26:00 (25:40 L.O)
http://www.takasho-grp.com/
★★★
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【代々木八幡】SPICE POST

2017年10月02日 | ┣ 東京 (渋谷・世田谷エリア)

 代々木八幡のSPICE POSTにて、チキンカレーとポーク茄子のあいがけ、1000円。
 小田急線代々木八幡駅を降りてすぐにあるこちらのお店は、夜は「富ヶ谷一丁目倶楽部」というカジュアルなバー、その隣で「富ヶ谷たこ焼き倶楽部」というたこ焼き屋さんをやっている二毛作のお店だったが、さらにランチ営業でカレー屋さんを営業しているという、三毛作(?)のお店。
 大阪スパイスカレーブームの流れを汲む、ビジュアルも美しいスパイスカレーのお店として注目のお店だ。

 カウンターと、どうやら奥にテーブルもあるらしいが、ランチタイムは満席で行列も少しばかり出来ていた。
 メニューは日替わりで数種類があるようだが、チキンカレーとキーマカレーはほぼ定番のよう。
 チキンカレーは、ゴロゴロとしたチキンに、複雑な風味のスパイスが効きつつも、そこまでクセのない食べやすい仕上がり。
 ポークと茄子のほうは、こちらも具材がゴロゴロと多めで、カレーはこちらのほうがサラっとしており、あっさり目の仕上がり。
 どちらも辛さも控えめで、テーブルスパイスで辛さを追加できる。
 スパイスがガツンと前面に出たカレーを想像したが、意外にクセを抑えて、食べやすい感じになっている。とはいえ、ベースにあるスパイス感はあり、ここは好みの分かれるところかも。

 さらに特筆すべきは、チキンカレーの追いがけが可能なところ。思わずライスが余ってしまった場合、店員さんに申し出ると、無料で追加してくれるそうだ。
 最近はラムキーマや野菜のカレーなども好評を博しているようで、そちらもぜひチェックしたいところ。


「SPICE POST(スパイスポスト)」(代々木八幡、代々木公園)
東京都渋谷区富ヶ谷1-52-2
070-4233-7788
営業時間:ランチのみ
不定休
https://www.facebook.com/SPICE.POST.ft/
★★★
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