仙台は福田町の3 flavor curryにて、3種盛りごはんセット。チキンカレー、蕪のキーマカレー、長芋とカリフラワーのクリームカレーの3種、副菜とスープつき。ごはんは多賀城の古代米だそう。スパイスカレー然としているが、優しい甘味に包まれて、ほのかに香る複雑なスパイスの香りがグウ。
仙台は長町南の住宅街の中にあるカレー屋さん「祭」にて、ポークカレーのランチ900円に、肉巻きアスパラフライをトッピング。
ログハウス風のオシャレな雰囲気の中、地元の方らしき人たちでなかなか賑わっている。カレーはシンプルにチキンカレーかポークカレー、そしてこのアスパラフライをはじめ、トマトやジャガイモ、クリームチーズなど、数種類の肉巻きフライが名物のようだ。
カレーが到着。
ややとろみのあるカレーはシンプルながら、トマトやフルーツ系の甘みもありつつ、コクのあるカレーに仕上がっている。スパイスは控えめだが、しっかりオリジナリティのあるクセのないカレーだ。豚肉もトロトロに煮込まれていて、よくカレーに馴染んでいる。
揚げたてのアスパラフライはサクサクで、これがまたカツカレーとは違う、ちょうど良いバランス。
スタンダードを極めてゆくとこういうカレーになるのかな。満足のカレーでした。
Curry spot「祭-sai-」(長町南、富沢)
宮城県仙台市太白区長町南4-12-16 103
022-395-4117
11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~21:30(L.O.21:00)
定休日:木曜日
https://curryspot-sai.owst.jp/
★★★
仙台は北四番丁のスープカレー店「ガネーシャ」にて、トロ角煮・キーマと青唐辛子のスープカレー、1300円。
東北大学病院のすぐ近くのこのエリアには、なぜか近所に「SAMA」もあったりして、スープカレーバトルが繰り広げられている。こちらの「ガネーシャ」は、お店を覗いてもカウンターしかなく、一見テイクアウト専門店のようにも見えるが、階段から2階にあがると、こじんまりと落ち着いたカフェになっている。階下で注文を済ませ、2階でゆっくり、今日の楽天戦の先発投手などをチェックしていると、ほどなくしてカレーがやってきた。
スープは「あっさり」と「クリーミー」の2種類があるようだが、あっさりのほうも、とはいえしっかりと野菜とチキンの旨みが出ていて、焦がしスパイスが無数に浮いているややとろみのあるスープは、スパイス感とコクもしっかり感じることができる。
角煮もしっかり柔らかく、ゴロゴロとしたキーマも食べごたえがある。アクセントとなっている青唐辛子は、辛さの中にもほんのりと甘みがあって良い感じ。他にかぼちゃ、茄子、じゃがいも、レンコン、玉子、人参など、札幌のスープカレー店にも遜色ないクオリティのスープカレーだ。
Curry&Cafe「GANESHA(ガネーシャ)」(北四番丁)
宮城県仙台市青葉区広瀬町3-41
022-721-6320
11:00〜15:00、17:00〜20:00
不定休
★★★
長町一丁目の駅からほど近く、仙台市立病院の向かいにある「南國堂」にて、ダブルカレープレート、1180円。本日は、チキンキーマカレーと、ポークペッパーフライで。
最近注目度の高い南インドのミールスのスタイルのランチが人気というこちらのお店。ベジミールスなどもあり、あっさりめのカレーが食べたいときにも良さそうだ。
カレーは5種類の中からチョイスする。その他、サンバル(豆と野菜のカレー)、長葱のコザンプ、キャベツのクートゥ、小松菜のポリヤル、アチャール、めかぶのチャトニ、そしてパパドがセット。ライスは雑穀米で、ひよこ豆を粉末にしたふりかけとオリーブオイルをかけていただくというのがおススメスタイルだ。
基本的にはシンプルに素材を生かした味つけとしているようで、スパイスの主張はそれほど強くなく、どれも優しめの口当たり。と言いつつ、ポークペッパーフライなどは、スパイス好きも満足の奥深い複雑なスパイス感が味わえる。
どれもこれも非常に丁寧に作られているのがわかるレベルの高さだが、ミールスの最大の楽しみと言えば、これらをすべて混ぜること。品目も多いので、相乗効果も抜群。大胆に全部ぶちまけて、見た目は気にせずに全部かき混ぜていただくのが、一番の味わい方だろう。キャベツやパパドなどの食感も少し残しつつ、スパイスと豆や野菜などの素材の旨みのハーモニーがたまらなく至福の瞬間だ。
カレーの店「南國堂」(長町一丁目)
宮城県仙台市太白区八本松1-1-50
022-246-7510
11:30~14:30(L.O.)、18:00~21:00(L.O.)
定休日:水曜日、第三火曜日
https://www.facebook.com/nangokudo
★★★★
仙台のスープカレー「ヴァサラロード」にて、チキンレッグと野菜のスープカレー、1250円。
仙台駅からすぐ近く、アエルの1階にあるこちらのお店は、お昼時は少し過ぎたというのに、順番待ちの列がまだ残っていた。本店が長町にあり、その支店となるが、その源流は札幌の名店・ピカンティ。名店のレシピで作るスープカレーは変わらず絶品だ。
(詳細は後日)
「ヴァサラロード」仙台アエル店(仙台、広瀬通)
宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 アエル 1F
022-265-0551
月~土:10:00~21:00
日祝日:10:00~20:00
https://www.vajraroad.com/
★★★★
仙台の名物と言えば、牛タンや笹かまぼこと並んで有名な“ずんだ”。枝豆をすりつぶしたずんだペーストは、伝統的なずんだ餅以外にも、ずんだ大福やずんだ最中、ずんだあんみつやずんだロールケーキなどなど、今やさまざまな料理に使われているが、ついにずんだを使ったカレーまで登場してしまった!というわけで、仙台カレー食堂にて、黒こしょうのチキンカレーとずんだマサラのあいがけカレー、750円。
あいがけカレーはランチタイム限定で、6種類のカレーの中から2つを選べる。
ほうれん草のカレーの緑とはまた違った、鮮やかな緑色のずんだマサラは、思ったよりも枝豆の風味は抑えられており、優しい甘味のあるキーマカレーになっている。サラサラとした口あたりで、ガラムマサラの風味ともよく合っている。名物を無理やり使ったイロモノ系メニューかと思いきや、非常にレベルの高い美味しいカレーになっており、今まで無かったのが不思議に思えるほどだ。
黒こしょうのチキンカレーは、スパイスが前面に出ており、ピリリとした辛さもある、本格的なスパイスカレー。こちらも、後味がすっきりとしたクリアな味わいになっており、優しい甘さとスパイスの融合が見事だ。
ネタ的なカレーかと思いきや、非常にレベルの高いカレーが楽しめる新店。繁華街からは少々遠いが、足を運んでみる価値はある。
「仙台カレー食堂」(青葉通一番町、あおば通)
宮城県仙台市青葉区一番町2-11-12
022-265-8901
11:30~14:30、17:00~21:00
定休日:日曜日
★★★★
仙台初の金沢カレーのお店としてオープンした「kanazawa18Curry」にて、カツカレー、680円。
都内ではずいぶん市民権を得た感もある金沢カレーだが、その勢いはとどまるところを知らないようだ。
甘めの濃厚なコクのある黒いカレー、キャベツの千切りはおかわり自由、先割れスプーンでいただくというスタンダードな金沢カレースタイル。ハンバーグや唐揚げといったトッピングメニューも豊富で、本場と遜色ない金沢カレーがいただける。
「kanazawa18Curry(カナザワスーパーカリー)」(広瀬通、あおば通、仙台)
宮城県仙台市青葉区一番町3-11-27
022-265-9809
11:18~21:18
不定休
http://yaplog.jp/18supercurry/
★★☆
仙台にある札幌スープカレーのお店「SAMA」にて、チキンスープカレー、960円。
札幌に本店を置くスープカレーのお店。トマトベースのスープとココナッツスープ、さらに和風だしの効いたあっさりスープの3タイプのスープカレーが楽しめる。
(詳細は後日)
Curry & Cafe「SAMA(サマ)」(北四番丁)
宮城県仙台市青葉区支倉町3-43 遠藤ビル1F
022-265-5532
月~金:11:30~15:00、17:00~21:30(ラストオーダー 21:00)
土日祝:11:30~21:30(ラストオーダー 21:00)
定休日:第2水曜日
http://www.hb-sama.com/
★★★
仙台と北海道でチェーン展開しているスープカレー店「Kanakoのスープカレー屋さん」にて、やわらか骨付きチキンのスープカレー、950円。
スリランカで有機栽培しているオーガニックスパイスや、北海道美瑛町で採れた野菜など、素材へのこだわりが光るスープカレー屋さんだ。
(詳細は後日)