【高松】五右衛門

　そういえば、ココもカレーミュージアムで食べたけど‥‥ってことで、やってきました、「日本一うまいカレーうどん」との呼び声も高い、高松の手打ちうどん「五右衛門」にて、特撰カレーうどん、650円。
　さすがは讃岐、みずみずしく真っ白に光り輝くうどんが眩しい。モチモチとした食感と存在感は、讃岐うどんならでは。
　そして、そのうどんと対峙するカレーには、負けず劣らずの存在感があるのかと思いきや、スパイシーでコクもあるものの、意外になめらか。しかし、そのこってりし過ぎないバランスの絶妙なことと言ったら。うどんが主役でありながら、しっかりカレーの風味と旨みが前面に出ている感じが最高。


饂飩家「五右衛門」（瓦町、片原町）
香川県高松市古馬場町13-15 AIビル1F
087-821-2711
18:00～26:00
定休日：日祝日
★★★★

【渋谷】パク森

　渋谷にて、そういえばカレーミュージアムでも食べたし、レトルトでも食べたけど、ココには来たことが無かった「パク森」渋谷店のパク森カレー、900円。辛さは選択可能。
　まっ平らのプレートのような挽き肉たっぷりドライカレーがお皿の中央に鎮座し、その上にソースがかかった独特のスタイル。ドライカレーはやや辛味が強く、独特でありながら、どこか家庭的な印象もある、濃厚な味わい。ソースのほうはサラサラしていて、やや甘味が強め。この２種類のカレーを同時に口に含むと、タイプの違う辛さの、これまた独特なコラボレーションが、このカレーをさらに唯一のものにしている。
　他にも魅力的なメニューは幾つかあるのだけれど、次に来たときも、パク森カレーを注文してしまいそうな気がする(笑)。


カレー屋「パク森」渋谷店（渋谷、神泉）
東京都渋谷区道玄坂2-16-8 ビジネスヴィップ道玄坂坂本ビルB1F
03-3464-9778
11:00～14:45、16:00～21:00
定休日：月曜日（祝日の場合は営業）
★★★★

【レトルト】秋田比内地鶏カレー

　秋田名産、比内地鶏をふんだんに使ったチキンカレー。
　コロンコロンとちりばめられた比内地鶏肉は、小ぶりながらも濃厚な素材の味が生きている。カレーソースはオーソドックスな欧風チキンカレーで、中辛というほど辛くもないかも。


「秋田比内地鶏カレー」中辛口
秋田味商
200g
472円
★★★

【その他】スッキリ生を飲んで、うまいもん体験を当てよう！

　サッポロのビール風飲料（いわゆる第３のビールってヤツですな）「ドラフトワン」についてくるシールを48枚集めると、抽選で「グリーンタイカレーを食べに行くバンコクツアー」が当たる、という「実感トライ」キャンペーン。
　タイカレーを食べにタイに行く。こんな分かり易い贅沢が他にありますか！ こりゃ、シールを集めて応募するしかないでしょ。
　‥‥ってことで、集めました、ドラフトワンシール62枚。如何せん中途半端な枚数が気になりますが、まあ、しょうがないですね。
　なんだか、期せずして、ツアー中、どれだけ部屋呑みしたかを雄弁に語る一枚になってますね(笑)。
　見事に当選を果たした暁には、このブログ内でご報告させていただきます(笑)。


「ドラフトワン」
サッポロビール
350ml
125円
※カレーではありません。
★★★

【ステーキ＆カレー】ふらんす亭

　そう言えば、東京に来て、この店には何度か入ったことがあるけれど、いつもついついステーキを注文してしまって、カレーを試したことって無かったっけ。と言うわけで、ステーキと焙煎カレーで全国展開中のチェーン店「ふらんす亭」の、半熟卵とビーフの元気カレー、830円。
　じっくりと丸４日間煮込むというカレーは真っ黒で、半熟卵と赤唐辛子のコントラストが鮮やか。口へ運ぶと、辛味は意外とそれほどでもなく、香りと旨みが凝縮されているようなコクがある。


ステーキと焙煎カレー「ふらんす亭」
http://www.france-t.co.jp/france_tei/
★★★

【岡山】HINOTAMA

　岡山からは、札幌スープカレーのお店「HINOTAMA」のラビオリのスープカレー。
　札幌の名店「らっきょ」の直営店ということで、30種類のスパイスが効いた味は折り紙つき。辛さは選択可能で、前人未到の激辛はもちろん、とことん辛さを追求する傾向にあるスープカレーのお店としては珍しく、辛さ０番も選べる。
　焦がしハーブが浮いたスープは中間系、あっさりしているようで、カレーの風味が濃く、しっかりスパイスが効いている。旨みと辛味がしっかりと絶妙なバランスでマッチしている。
　噛むと肉の甘味がにじみ出るラビオリの他にも沢山のゴロゴロ野菜が投入されており、満足度の高い一皿。


Sapporo spicy soupcurry「HINOTAMA（ヒノタマ）」
閉店し、2006年4月より「岡山らっきょ」として新装開店するそうです。
★★★★

【難波】自由軒

　難波センター街の中で、そのレトロな存在感が異彩を放つ「自由軒」の名物カレー、650円。
　創業明治43年、織田作之助文学の原点、そしてカレーとご飯を混ぜ合わせ、玉子を落とした、その独特なスタイル。まさに唯一無二の名物カレーだ。聞けば、このスタイル、まだ炊飯器や保温機が当然無かった時代、ご飯が冷めてしまっても、熱いカレーと混ぜ合わせることで、熱々のカレーを提供するという、言わば苦肉の策だったのだとか。
　まず外側の混ぜカレーを口に運ぶ。スパイスの辛味とカレーの風味がありながらも、玉ねぎと牛肉の甘味が広がる、意外と濃い味付け。そして玉子を溶きいれると、マイルドな味わいに。外側のカレーとのコントラストが絶妙だ。
　そしてそこに、テーブルに添えられたソースを垂らすと‥‥というところで、あまりに美味しくて、気づくと全部食べきってしまっていた(笑)。
　100年近くの歴史を守り、当時の味を提供し続けるという自由軒、名物カレーのほかにも、ハイシライスやビフカツといった、さまざまなレトロでハイカラな洋食料理の名前がメニューに並ぶ。
　またいつか、ソースのリベンジを果たしに、変わらない味を食べにいきたい。


「自由軒」難波本店（難波、なんば、日本橋）
大阪府大阪市中央区難波3-1-34
06-6631-5564
11:20～21:20
定休日：月曜日
http://www.jiyuken.co.jp/
★★★

【福山】カレーととんかつの店「三象」

　広島県福山市にて商店街をぶらぶらしていたところ発見した、カレーととんかつの店「三象」から、カレーととんかつの店ならば、当然注文するのはカツカレー、お新香と味噌汁がついて、950円。
　注文を終えると、おもむろにロース肉に衣をつけ、１枚ずつ丁寧に揚げる。揚げたてのとんかつはとても柔らかくジューシー。２種類用意してあるソースも嬉しい。
　ただ、重点はどうやらとんかつのほうに置いているらしく(笑)、カレーはかなり甘口で、ちょっと物足りなく感じる。とんかつと同じくらいのクオリティがあったら良かったのに。


とんかつとカレーの店「三象」
広島県福山市延広町2-13
084-925-3772
11:00-21:30
定休日：土曜日
★★☆

【広島】OTIS!

　広島では、やはり本日のライブでお世話になった「OTIS!」のスパイシー野菜カリー。
　スパイスの他、季節の野菜と豆だけで作ったというヘルシーなカレーは、スパイスの香りの割には辛さは控えめで、たっぷりと入った豆や野菜といった素材の旨みが生きている。ライスはもちろん、スナック感覚で食べられるフライドブレッドが相性ぴったり。ビーンをたっぷり載せて食べるのがオススメ。
　お店では、他にもTEX-MEX（テキサスを発祥として、アメリカナイズされた料理）のスパイシーな料理がたくさん。マスターの佐伯さんから、さまざまな国の楽器の話や演奏が聴けたりするかも？


LIVE＆WORLD MUSIC＆TEX-MEX FOODS「OTIS!（オーティス）」
広島県広島市中区加古町1-20
082-249-3885
月～土：12:00～23:00 日祝日：17:00～23:00
http://homepage2.nifty.com/live-otis/
★★☆

【周南】BOGGIE HOUSE

　本日ライブでお世話になった、ライブハウス「BOGGIE HOUSE」の焼きカレーは、マスター森永さんが１年以上、研究を重ねたという力作。
　欧風でとてもコクのあり、ピリっと刺激がある中辛カレーソースの上に、たっぷりチーズとベーコンがトッピングされたカレードリア。チーズを割ると、中からスパイスがふわっと香る。美味。
　さまざまなミュージシャンによるライブはもちろん、タイミングによっては、マスターの極上のブルースも聴けるかもしれない。この雰囲気で味わうブルースとカレー、なかなかに贅沢はひとときでは？


LIVE BAR「Boogie House（ブギハウス）」
山口県周南市栄町2-26 アサヒビルB1
0834-31-9313
水～日：19:00～25:00（BAR TIME)
不定休
http://www.boogiehouse.jp/
★★★