全国カレー食べ歩きブログ 『ステキ伽哩のさんぽはステキ』

全国の美味しいカレー屋さんをつれづれと紹介してゆきます。

【横手】皆喜多亭

2007年03月30日 | 東北

 秋田県横手市の名物と言えば、横手焼きそば。茹で麺を使ったストレートでやや柔らかめな麺と、甘口のソースが特徴で、市内に焼きそば店も多い。そんな横手市にある、横浜カレーミュージアムへの出店でも知られるカレー焼きそばの有名店が、この皆喜多亭だ。肉玉カレー焼きそば、750円。
 秋田自動車道の横手インターを降り、国道沿いを走ってゆくと、大きな「横手やきそば」の文字が書かれた屋根のお店が。田舎町のドライブインといった感じの独特のレトロ感がある店内には、ひっきりなしに焼きそばを焼く音が響いています。

 熱々の状態で鉄板に乗せられ、カレー焼きそばが到着。
 カレーは万人向けのスタンド風カレーだが、しっかりとしたコクがあり、ソース焼きそばと相まって、濃厚な風味を生み出している。鉄板で焦げたカレーの香りが、また食欲をそそる。目玉焼きを割って、玉子と共にいただくのもまた美味。カレーの量は少ないが、その分、カレー焼きそばと、普通の横手やきそばの両方が楽しめる。
 他にもさまざまな焼きそば、また、さまざまなカレーライスや定食などといったメニューも豊富にあり、地元の人たちのランチスポットとして愛されているようだ。今度はカレーライスもいただいてみたい。


「皆喜多亭(みなきたてい)」(横手)
秋田県横手市松原町2-35
0182-32-4857
月~土:11:00~14:30、17:30~20:30
定休日:日曜日
★★★
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【レトルト】更紗屋キーマカレー

2007年03月24日 | ┗ ご当地・有名店レトルト

 浜松市の中心部にあるエスニックレストラン「更紗屋」のレシピを元に作ったという「キーマカレー」、368円。
 封を開けると、サラサラとしつつもクリーミーな北インド風カレーと共に、オレンジ色の油分がけっこうたっぷりと現れる。スプーンでかき混ぜると、ゴロゴロとした大小さまざまの粗挽き挽き肉とグリーンピースが顔を出す。
 カレーは、その油分やスパイスの香りが目立つわりには、風味はマイルドで、チキンなどの旨味とクリーミーなコクが前面に出ており、それらに包まれたかのように控えめなスパイスの風味がある。控えめとは言え、クローブやフェンネルなどだろうか、刺激よりも甘味などの風味が効いたスパイス使いで、なかなか独特で絶妙なバランス。
 他にもセイロンカレー、グリーンカレーのバリエーションもあり。


「更紗屋キーマカレー」
遠州夢倶楽部
180g
368円
★★★
コメント (3)
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【幡ヶ谷】青空

2007年03月20日 | ┣ 東京 (渋谷・世田谷エリア)

 幡ヶ谷の駅からすぐ近くにある内モンゴル料理店「青空」にて、ランチのモンゴルカレーセット、キムチ、サラダ、デザート、そしてモンゴルチヂミまでついて700円。
 以前に紹介した「ダルビッシュ」と同じビルの、通路を挟んで向かい側にあるお店は、一応看板は出ているが、よく注意していないとどこにお店があるのかわからないんじゃないかと思ってしまうほど、ひっそりと佇んでいる。カウンターのみ6席ほどの小さなお店で、モンゴル出身のマスター夫婦が営んでいる。内モンゴル料理店ということで、羊肉などを使った料理が中心だが、ランチにはカレーも出している。

 注文を終えてしばらく待つと、テーブルに次々とお皿が供され、小さなカウンター席はたちまちいっぱいになってしまう。カレーは、ココナッツミルクがほんのりと効いており、添えられたパクチーの風味と相まって、タイカレーのような印象。ただクセはそれほど強くなく、甘めで上品な風味だ。具材はじゃがいもやかぼちゃ、チキンなど。これがモンゴルの家庭の味なんだろうか、どこかあたたかさを感じるようなカレーだ。実際、モンゴルでは、もともとカレーを食べる文化は無いものの、近年は家庭料理で普通にこうしたカレーを作るらしい。
 セットになった、じゃがいもを千切りにして和えたサラダやキムチも絶品、特にモンゴルチヂミは、韓国のそれよりも薄いチヂミとごま油とニンニクの効いたタレが絶品。

 他にも、羊肉のケバブなど、数々の羊肉料理や内モンゴル料理のメニューが並び、モンゴルの岩塩や骨などが飾られている店内は、思わずビールなどをいただきたくなる気分に駆られてしまう。今度は夜にもお邪魔してみたい。


内モンゴル料理「青空」(幡ヶ谷)
東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-4 幡ヶ谷中央ビル
03-3373-6599
11:00~16:30、18:00~?
定休日:不明
★★★
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【パン】「グルメ・ひちょり厨房」焼きカレーパン

2007年03月11日 | コンビニ・弁当・惣菜

 昨年の劇的な優勝が未だ記憶に新しい日本ハムファイターズ、その立役者の一人、森本稀哲氏がプロデュースしたという「グルメ・ひちょり厨房」の焼きカレーパン、137円。北海道のローソン限定発売。
 ヘルシーだぜ!というひちょり選手の言葉通り、焼きカレーパンなので、油っぽさが無くてソフトな口当たり。中に入った中辛のカレーは、ほどよくコクと香りが効いている。
 「グルメ・ひちょり厨房」シリーズは今回が第2弾だそうで、他にも 「塩だれ焼鳥弁当」や「塩ラーメン レモン風味」などがあるそうだ。


「グルメ・ひちょり厨房」焼きカレーパン
ローソン
137円
★★☆
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【保田】夢のカレー

2007年03月09日 | 関東

 房総半島の西側、木更津から館山へ向かう国道127号を走ると、保田駅の近くに、なんとも派手な看板を掲げたカレー屋さんがある。曰く「日本一うまい」「忘れられない味」という大胆なコピー。なんとも怪しげなお店だが、これが実際に美味いと評判を呼んでいるのが、この「夢のカレー」。チキンカレー、820円を。辛さは選択可能。
 店内は昭和の香り漂うレトロな食堂といった雰囲気で、時計や石油ストーブといった調度品は年季も入っているようだ。店に入ると、看板の大胆不敵な文句とは裏腹に、とても腰の低い老夫婦があたたかく迎えてくれる。

 カウンターに据えてあるテレビを観るともなしに眺めながらぼんやり待っていると、しばらくしてカレーはやってきた。ライスに添えられているのはサラダとしば漬け。
 カレーは、玉ねぎの甘味が効いた、若干サラサラとしつつもとろみのある欧風カレー。しかし、こういうカレーにありがちな、もたれるような感じがまったく無い。なんとも透明感のある味、それでいて、薄いというワケではなく、ちゃんと鶏肉の旨味もある。そこに載るはチリ系の突き刺さるような辛さ。
 添えられている玉ねぎのスライスを載せると、そのシャキシャキした歯ごたえと適度な辛味が、カレーにまた奥行きを与えてくれる。

 伺ったところによると、ご主人は今年で御歳80歳。それでも現役で、こんなカレーを作ってくれるなんて嬉しい限り。最近は体調がすぐれないらしく、閉店時間が早まることもあるそうだが、いつまでもお元気で!


「夢のカレー」(保田)
千葉県安房郡鋸南町元名1030
0470-55-1335
9:00~20:00
定休日:なし
★★★
コメント (2)
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【神保町】ボンディ

2007年03月05日 | ┣ 東京 (都心・ベイエリア)

 以前にも書いたけど、神田神保町と言えば、古書とカレーの街。そんな神保町において、以前に紹介した共栄堂と並び、神保町の老舗としても、そして欧風カレーの老舗としても有名な「ボンディ」にて、ビーフカレー、1450円。
 神保町の駅を出てすぐ、古書センターに入って店内をフラフラしていると、どこからともなくカレーの匂い。その匂いにつられるまま2階へ上がると、ボンディはある。

 お店は、落ち着いた温かい雰囲気のカフェ風。ちょっとレトロチックな照明や調度品が、神保町の街の雰囲気とマッチして、くつろげる店内だ。
 注文を終えると、まずは小ぶりのじゃがいもが2個ほど、バターと共にやってくる。小ぶりとは言え、丸ごと2個のじゃがいもは、けっこうなボリューム。これでお腹がふくれてしまわないように、とは思うのだが、アツアツのじゃがいもとバターの相性は折り紙つきで、ついついフォークが進んでしまう。
 続いて、カレーポットとライスがやってくる。ライスにはパラパラとチーズがまぶしてあり、ライスの熱で早くも溶け出している。ここにカレーをたっぷりとかけていただきます。

 カレーは、欧風カレーの老舗にこういうコメントをするのもおかしな話だが、欧風カレーにありがちな小麦粉のドロリとした感じはなく、コクがありつつもサラサラとしている、独特のカレー。ビーフのコクと旨味がしっかりありつつ、クセがなくてとても食べやすい。チーズの風味がいい感じに絡まって、濃厚な旨味となって口の中に広がる。
 そして、ゴロゴロと入ったサイコロ状のビーフは、カレーポットの大半を占めているんじゃないだろうかというくらい大量に入っている。非常に柔らかくてとろけそうなビーフを贅沢にライスに盛っていただこう。非常にボリューム感があって、大満足の一皿だ。

 カレーをいただいたら、食後のコーヒーをいただきながら、そのまま読書に耽るのもいいだろう。神保町は魅力的な喫茶店も多いが、それらの店に負けないくらい、このお店の雰囲気もたまらない。


欧風カレー「ボンディ」神保町本店(神保町)
東京都千代田区神田神保町2-3 神田古書センタービル2F
03-3234-2080
11:00~22:00
定休日:年末年始・夏季休業
http://www.bondy.co.jp/
★★★★
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【カップ麺】生ソース仕上げカレーラーメン

2007年03月03日 | インスタント麺・カップ麺

 エースコックから新発売の「生ソース仕上げカレーラーメン」、198円。
 カレーラーメンも数あれど、生ソース仕上げという切り口はかなり新しい。果たしてどんなお味かとワクワクしながら、お湯を注いで4分待つ。その後、特製スープと共に、特製ソースの袋の封を切る。ソースのフルーティーな香りが漂い、なんとも期待感を煽る。

 濃厚でとろみのあるカレースープは、スパイス感もほのかに、ベースの牛肉と野菜の甘味がしっかり効いている。そこに加わるソース特有の芳醇な甘味もあって、濃厚で奥行きのある甘味が特徴的だ。ノンフライのつるつるした麺にも適度にからみ、美味。具材はそぼろ肉と玉ねぎ。


「生ソース仕上げカレーラーメン」
エースコック
70g
198円
★★★
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