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全国カレー食べ歩きブログ 『ステキ伽哩のさんぽはステキ』

全国の美味しいカレー屋さんをつれづれと紹介してゆきます。

【北24条】ガラムマサオ

2006年05月07日 | レジェンド

 有名スープカレー店が軒を連ねる北24条の駅からすぐ近くのスープカレー専門店「ガラムマサオ」にて、やわらか骨付きチキンのスープカレー、880円。辛さ、量、トッピングなど、多様なカスタマイズが可能。基本のスープも数種類ある。本日は、トマトをはじめとした野菜のエキスが溶け込んだ、大地の恵み赤のスープを、辛さ3で注文。
 なか卯の親子丼の誘惑を振り切りながら、その横にある狭い階段を上がると、なかなかゆったりと落ち着いた広い店内。やや暗めの照明と静かに流れるジャズが、バーさながらのお洒落な雰囲気を演出する。
 注文を受けてから作り始めるため、混雑時にはそれなりに時間がかかるようだ。ここはじっくりと待つべし。

 しばらくしてカレーが到着。
 ライスはちょっと少なめ(大盛り、それ以上も可能)だが、スープはドカンと大きめの器に入っており、かなりのボリュームがある。
 ゴロンと投じられたチキンは、その名の通り、簡単にほぐれてしまう柔らかさ、サイズもかなり大きめで大満足。そして、やはりゴロゴロと入っているかぼちゃ、ナス、人参などの定番の野菜が、大きめのサイズのまま揚げられている。
 スープは、口当たりは穏やかで旨味が凝縮された味わいがあるが、すぐに、スパイスの刺激がやってくる。辛さもけっこうあるが、なんとも味わいのある辛さ。スパイスの辛さや刺激が目立つものの、全体的にまとまっているのが絶妙。コクがあり、一口一口がしっかり美味しい。ややもすると、ライスをいただくのを忘れてしまいそうになるほどだ。

 お店はカウンター席などは無く、4人がけテーブルが6席ほど。提供までの時間が長く、しかも相席を断っているため、確実に食べたいなら予約したほうがいいかも。
 また、夜はアルコールもあり、パーティープランなどもあるようだ。こんな美味しいスープカレーを囲みながらのパーティーも、なかなかお洒落でいいかもしれない。


スープカレー専門店「ガラムマサオ」(北24条)
残念ながら閉店したようです。
★★★★
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【吉祥寺】かれーと洋食「Spice Spot」

2006年05月03日 | レジェンド


 激戦区・吉祥寺に4月にオープンしたばかりの「Spice Spot」にて、さらさら辛めのビーフカレー、780円。
 カレーを中心に、シチューやオムライスなどを提供する洋食屋さん。新しい店なこともあって、ちょっぴりハイソな印象も受ける佇まいでありながら、カレースタンドさながらのリーズナブルな値段も魅力。

 運ばれてきたカレーは、その名の通りサラサラなスープ状の欧風カレー。辛さとスパイスのささやかな主張を感じつつ、しっかりとしたコクと旨味がある、味わい深いカレーだ。
 具材もご覧の通りバラエティに富んでいて、柔らかく煮込まれたビーフと、素揚げされた彩り豊かな野菜がたくさん載っている。それぞれ趣の異なった旨味や甘味を食べ比べてゆくのも楽しい。
 中辛口のほどよい辛さがあるが、それでも物足りない人のために、中辛と激辛の2種類のチリソースも用意してある。激辛のデスソースは、一滴で味の方向性を変えてしまうほどの強力なソースだが、お好みで。

 お店の場所がちょっとわかりにくい場所なのだが、コストパフォーマンスも含めて、なかなか優良なカレー屋さんだと思うので、ぜひ頑張って欲しいな、と思うのです。


かれーと洋食「Spice Spot(スパイススポット)」(吉祥寺)
残念ながら閉店したようです。
★★★

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【渋谷】B&B kitchen

2006年04月25日 | レジェンド

 渋谷の西武A館の地下2階にあるスープカレー専門店「B&B kitchen」にて、好きなカレーを2種類選べる、ディナータイム限定ハーフ&ハーフ、1155円。本日は、グリルチキンのカリー(奥)と、あぶりまぐろの醤油カリー(手前)をチョイス。ライスは五穀米だが、全国でベーグルカフェを展開するBAGEL&BAGELがプロデュースするショップということで、ライスをベーグルに変更可能。
 あぶりまぐろの醤油カリーは、なんとも珍しい、醤油味のスープカレー。ゴロンと大きなあぶりまぐろの他、菜の花やレンコンなどが入っている。スープは、和風の出汁が効いていて、醤油味もしっかり主張している。それと同時に、控えめながらカレーの風味もやってくる、なんとも不思議な感覚。確かに醤油カリーだ。辛さは控えめ。
 グリルチキンのカリーは、チリの直線的な辛さがそうとう効いている。スパイス感というよりは、カレー粉が効いている、といった感じか。
 カフェ系メニュー、そしてもちろんベーグルのラインナップも充実しており、場所柄、カフェとして利用するのもいいかも。


「B&B kitchen(ビーアンドビーキッチン)」(渋谷)
残念ながら閉店したようです。
★★☆
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【千歳烏山】Spice Factory

2006年04月20日 | レジェンド


 千歳烏山に新しくオープンした「Spice Factory」。10種類ほどのカレーメニューの中から好みのカレーをチョイスできる、カレーカップのダブルとナン&ライスセット、800円。今回は、チキンベジタブルカレー(左)とジンジャーキーマカレー(右)をセレクト。ライスは五穀&ターメリックライスで、写真ではナンの下に収まっております。

 チキンベジタブルカレーは、スープカレーと呼んでも差し支えないような、サラサラのカレー。やや控えめな辛さと、トマトの酸味が伴った、あっさりめの上品なカレー。
 ジンジャーキーマカレーは、挽き肉たっぷりの、スタンダードなタイプのキーマカレー。
 どちらもスパイス感や辛さは控えめなのだが、珍しいことに、フロアにクミンやチリパウダーなどのスパイスが備え付けられてあり、自由に加えることができる。だからと言って、誰でも自分好みの味つけに変えられる、ということも無いだろうが、面白い試みだと言えよう。
 焼きたてのナンは、もっちりとしていて、バターの香りが食欲をそそる。他にも、オリーブ&バジルナンや、スウィートハニーナンなどの変わり種もあり。

 店内はモダンな雰囲気で、カフェ系メニューも充実、そして全席禁煙ということで、女性にも非常に入りやすい雰囲気になっている。カレーメニューも、やや小さめのカップ1つから選べるので、ちょっと小腹が空いた、なんて時にも使えそう。


「Spice Factory(スパイスファクトリー)」(千歳烏山)
残念ながら閉店したようです。
★★☆

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【下北沢】カレー食堂「ゆめや」

2006年03月26日 | レジェンド

 下北沢の北口にあるカレー食堂「ゆめや」にて、ビーフカレー、スープにサラダ、そしてカレーの付け合せとしては珍しい、おからの小鉢がついて890円。トッピングメニューもあり。
 下北沢では有名なこのお店、東京に出てきて間もない頃に行ったという思い出がありまして、その一度だけ行ったきりだったんですが、ニューヨークへ移転のため3月いっぱいで閉店という情報を「平凡でもカレーなる日々」ブログさんで発見、それならば最後にぜひ足を運んでおかねばと、ちょっとセンチメンタルな気分を引っかけて、行ってまいりました。

 独特のサイケデリックなデザインの店内は、それほど広くはない。そのため、行列になることもあるようで、今回も店内は満員だった‥‥と思ったら、レジの奥にある、隠し部屋みたいな部屋に通されました。

 カレーは、なんでも「お箸で食べるカレー」をコンセプトに作られたそうで、なるほど、ほとんど水分の無いドロドロタイプの家庭風カレーだ。あらかじめ、席にお盆とお箸がセットされていたのも、そんなコンセプトからなんだろうか。辛さは控えめに、スパイス感やビーフの甘味が適度に効いている。ルーの存在感の割から、重厚な味を想像しがちだが、思ったよりも上品な味わい。
 牛肉は、旨味がとろけるような脂身と、適度な歯ごたえのある赤身のバランスが良い、中くらいの大きさのブロックが数個、入っております。

 そうかー、こんなんだったっけー。なんて思いながら、ペロリと平らげてしまいました。ボリュームはやや少なめかしら?
 ちなみに、お店は29日まで営業しているそうですが、ルーが無くなり次第終了だそうなので、興味のある方はお早めに。


カレー食堂「ゆめや」
残念ながら閉店しました
http://yumeya.exblog.jp/
★★★
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【下北沢】Vege~Ya

2006年03月16日 | レジェンド

 下北沢にて、早稲田が本店のスープカレー「Vege~Ya」にて、チキンスープカレー、930円。辛さは選択可能。
 早稲田が本店の札幌スープカレーの店、と言うとヘンテコな感じだが、かなり正統派のスープカレーといった印象。野菜も、北海道産を中心に選んでいるそうだ。店内は開放的なデザインのカフェスタイル、本日はあいにくの曇天だったが、晴れた日はとても気持ちが良さそうだ。

 ほどなくして、スープカレーが登場。激辛を選んだ所為か、想像してたよりもスープが赤みがかっているような気がします。
 スープはなかなかに濃厚でコクがあり、それでいてクセがないスタンダードタイプ。カレーの風味もしっかりありながら、酸味や甘味ともバランスがよく、美味。もはやスープカレーのアイデンティティとも言えるであろう骨付きチキンや、皮付きジャガイモ、人参、ブロッコリーなどの野菜も柔らかく、野菜にこだわるだけあって、素材そのものが美味いです。
 ライスは五穀ライス(ごま、押し麦、大豆、キヌア、玄米)だそうで、やや固めのライスがスープカレーに合う。ただ、あくまでメインはスープだというお店のコンセプトから、ライスはやや少なめなので、心配な方は、大盛りを頼むといいかも。ただ、ライスが少なくても、野菜のボリュームがあるので、けっこうお腹いっぱいになります。


「Vege~Ya(ベジーヤ)」(下北沢)
残念ながら閉店しました。早稲田店、玉川高島屋S・C店、北心斎橋店も閉店した模様です。
★★★
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【祖師ヶ谷大蔵】ガラムマサラ

2006年03月02日 | レジェンド

 祖師ヶ谷大蔵の商店街の中ほどのビルの2階、スープカレーとハーブティーのお店「ガラムマサラ」にて、ランチタイムの日替わりスープカレー、コーヒーとサラダがセットで980円。本日はチキンと大根のスープカレーでした。辛さは選択可能。
 店内のほとんどはカウンター席という小さい店ながら、アットホームで落ち着く空間。最初に出てきたサラダは、生野菜のシンプルなものだが、ドレッシングと一緒にガラムマサラが振りかけられていて、食欲をあおる。

 ほどなくしてカレーが登場。
 ぶつ切りのチキンと大根、そしてホールトマトとブロッコリーがどーんと目をひく。どれもすんなりとスプーンが入るほど柔らかく、スープが染み込んでいる。そのスープはトマトベースだが、けっこうコクがあり、スパイスの風味がよく効いている。香りも高く、たくさんのスパイスが使われているようだが、とてもよくまとまっていて、それほどクセはない。辛さも、辛口を選んだのだが、それほど辛くはない。
 ライスはターメリックライスだが、これも一手間かかっているのか、ほんのりと甘さを感じる。カレーとの相性はもちろん抜群。
 クセの無さと食べ易さ、本格的なアジアテイストの中にほんのりと和のテイストも感じ、じんわりと体の奥からあったまってゆくような、まさしく家庭的な一杯でした。

 それにしても、このお店のすぐ隣に「そしがやカレー」があるんだが、こんな美味しいお店が2軒並んでるなんて贅沢だなぁ。写真がピンボケてしまったものしか撮れなくて残念。


Indian Cafe「Garam Masara(ガラムマサラ)」(祖師ヶ谷大蔵)
残念ながら閉店しました。経堂店は引き続き営業しているようです。
★★★
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【大久保】Mazic Empire

2006年02月25日 | レジェンド

 今月28日で惜しまれつつも閉店となる、以前にも紹介した大久保「Mazic Empire」にて、本日限りのスペシャル、黒・緑・赤の3色あいがけカレー。
 このお店の伝道師でもある「CURRY DIARY」さんが中心となって開催された、閉店記念イベントに参加してきました。

 そのイベントの目玉となったのが、このあいがけカレー。通常、お店で看板となっている、黒カレー、緑カレー、赤カレーを一皿でいただいてしまうという、今日だけのスペシャルなカレー。
 赤カレーは、以前いただいたあの味が鮮烈に甦る、トマトの酸味とチリの直線的な辛さが特徴的な、トマトとチキンのカレー。前回シンボリックに鎮座していたトマトは、今回は刻まれております。
 緑カレーは、かぼちゃやナス、パプリカなどの野菜がメインのカレー。野菜の甘味が口の中に広がり、それを適度な刺激と旨味をもった辛さが包んでくれる、ほんのり家庭的な優しい味。
 黒カレーは、柔らかいビーフの入った、とてもコクのある欧風カレー。ヨーグルト風味ということで、ヨーグルト嫌いの僕は敬遠していたのだけれど、深いコクのビーフの旨味が前面に出ていて、とても美味しくいただきました。
 それぞれが人気の3つのカレーの競演、とても貴重な体験をさせていただきました。
 他にも「裏玉」という、茹でピーナッツやサツマイモなどを団子状にして揚げたというオリジナルアイテムを、裏メニューのカレーソースと一緒にいただいたりしまして、これがまた美味しくって。本当に美味しい料理に情熱を注いでいる人なんだなぁ、と感動することしきり。

 カレーファンの熱いラブコールの中、惜しまれつつも閉店となりますが、シェフの赤羽氏の「また必ず店をやります」との力強いお言葉もあり、ささやかに希望も見えた、とても有意義な一皿でした。復活したら、またお邪魔させてくださいね。


CURRY HOUSE&SHOT BAR「Mazic Empire(マジックエンパイア)」(新宿、大久保、新宿西口)
★★★★
残念ながら閉店しました。
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【大久保】Mazic Empire

2006年01月27日 | レジェンド


 新宿と大久保の中間あたりにある「Mazic Empire」は、最近オープンしたお店だそうで、僕が拝見させてもらっている複数のカレー食べ歩きブログで、「We Love Curry」 「CURRY DIARY」 「お気に入りのカレー屋さん300」 「CDET!!」と立て続けに絶賛されており、気になっていたお店の一つ。写真の赤カレー、700円を注文。
 夜はショットバーになる‥‥と言うよりは、ショットバーが昼間カレーハウスとして営業している、と言ったほうが正しいのかもしれない。店内は黒が基調のシックな内装で、カウンターにはさまざまなお酒のボトルが並ぶ。外観も、とてもカレー屋さんには見えないが、表札には「伽哩」の文字。
 カレーは、大きな焼きトマトがシンボリックに横たわり、チキンが添えられている、欧風ともインド風とも呼べそうな、オリジナルカレー。トマトベースで、口へ運ぶと爽やかな酸味が広がる。しかし、辛さのほうもなかなかに刺激的。派手な味だがしかし、それでいて、なかなかに味わい深い、噂に違わぬ美味しさで、一気にいただいてしまった。量はそれほど多くはないが、大盛りも可能のようです。
 付け合せの自家製ピクルスは、タマネギがざく切りで漬けられており、なかなか豪快。
 お店の場所はわかりにくい‥‥と言うか、目立つお店ではないので、事前のチェックを怠ると迷ってしまうかも。また、夜はバータイムで、チャージがかかるそうだ。


CURRY HOUSE&SHOT BAR「Mazic Empire(マジックエンパイア)」(新宿、大久保、新宿西口)
★★★★
残念ながら閉店しました。

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【渋谷】カレーの店「ボゥワン」

2005年12月28日 | レジェンド

 30種類以上のスパイスを使った、スリランカカレーをベースにしたオリジナルカレーのお店、渋谷の「ボゥワン」にて、ドライカレー、860円。
 口あたりはややフルーティだけれどもけっこう辛口な、挽き肉たっぷりのドライカレーが、ライスに乗っております。美味しいけれど、ライスの量に対して、カレーが若干足りない気も‥‥。それに、渋谷でドライカレーなら、すぐ近くに「パク森」があるからなぁ‥‥。次は、もっとスタンダードなメニューを試してみたいかも。
 お店は、井の頭線渋谷駅改札の目と鼻の先という好立地にありながら、不思議と周りの喧騒とは少し距離を置いたような、なかなかにレトロな佇まい。渋谷特有の慌しさから、ひととき解放されそうな、落ち着いた空間です。他にも「焼きチーズカレー」や「オムライスカレー」なんていうメニューもあり。


カレーの店「ボゥワン」(渋谷)
残念ながら閉店したようです。
★★☆
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