Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

5年後に向かって

2008-10-30 22:58:34 | 音楽療法
音楽療法士の資格更新の審査書類を提出した。音楽療法士は国家資格をめざしているが、現在は<日本音楽療法学会>の認定資格で、5年ごとの更新。認定試験の合格率は半分という厳しさ、そして5年後の更新審査はさらに専門性が問われ、有償の仕事かどうかがひとつの基準となる。その上、学会学術大会や種々の講習会での勉強、研究発表や著作、そして症例報告書の提出・・・。ポイントで計算すると、今回も条件は十分満たしている。

5年ごとの更新は、人それぞれ。仕事仲間の一人は熟考の上、「更新しない」と決めた。この5年のうち音楽療法士として仕事したのはわずか、それもボランティア扱いで交通費程度の謝礼しかでなかった。もともと60人の生徒を教えるピアノ教師で、「私はその道でいく」と決めたらしい。また常勤で仕事できる環境はそう多くないので<かけもち>の人も多い。仕事の重さのわりにはお金にならない仕事と嘆く。・・・まだまだ厳しい現実は続く。

医療法人がかかえる介護老人保健施設、3つのグループホーム、療養型通所施設、クリニックで、走り回るほど超々多忙の私は、本当に恵まれていると感謝。仕事にほこりを持っているし、私なりの自信もある。今日も利用者さんの「音楽いいねェ」の笑顔に支えられて、楽しく仕事。ピアノでねんざした指の痛さもどこかに吹っ飛ぶほどの、充実した一日を過ごす。

さあ、また次の5年にむかって、
ホップ、ステップ、ジャンプの日々!