Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

寒い

2008-10-04 10:09:17 | フィンランド
ヘルシンキへ。飛行機がすいていたので窓側席を確保、もう20回は乗っているのにおそらく初めてのこと。



飛行機は「乗ったら寝る」と決めているので、いつも「広い真ん中の通路側」で、足をデーンと伸ばしている。今回も特技の寝技(どこでもすぐに爆睡)で時差解消、食事の2回目はとばされていた。



窓から眼下に広がる景色は、一面黄金色。すっかり紅葉している。紅葉といっても黄色くなる種類が多いので、今頃のフィンランドはどこもかしこも真っ黄色。森の国が美しく染まる季節…



ヘルシンキは寒い、気温11度。夕方街にでかけたら、みんな冬の装い。私もストールーと手袋の冬支度だが、ライナーつきコートより真冬用ダウンがピッタリの寒さが身にしみる。この10日間がちょっと心配になってきた。でもここで買っても東京の冬には暑すぎるし…。

金曜夜の街は賑やか。ちょうどフィンランド旅行中のA子さんとご友人、フィンランド在住のB子さんと夕食。B子さんとは初対面だが、<押入れからでてきたおじいさんのカンテレ>の話で盛り上がり、明日のコンサートにお誘いする。A子さんたちは明日帰国、午前中の観光案内とお買い物を引き受ける。夜の街は、お店も通りもおしゃれした若者たちでいっぱいだ。また一段とお洒落になったような気がするフィンランドの若い世代、彼らは一晩中飲んで踊って騒いで、週末を楽しむ。そして明朝は私のいちばん嫌いなフィンランドと化す。そこらじゅう割れたビンやゴミだらけの汚ない街。

フィンランドモードに切り替わっている私は、もうフィンランド人気分。頭も口もフィンランド語になっている。でも気温6度の表示が目に入り、お散歩終了。寒くて背中が痛くなってきた、帰って温まろう。