Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

カンテレコンサート in 仙台

2008-10-19 20:51:24 | カンテレ
仙台市郊外にオープンしたショッピングセンター<TAPIO>。 フィンランド通なら「どこかで聞いたことある?」、そう、フィンランドの都市・タピオラ TAPIOLA からのネーミング。タピオは森の精霊、神という意味があり、このショッピングセンターの周りは、まるでフィンランドを思わせる森。木曜日にオープンし、初めての週末は大勢の人でにぎわっていた。

もともと30年以上前に<泉パークタウン>が計画され、まず高級住宅地域の開発、そして今回という。今回同時に向かい側に大きなアウトレットモールもオープンしたので、夜遅くまで車と人の渋滞だった。



TAPIOは、名前のとおりフィンランドイメージで、フィンランドの空気感を演出している。。イベントも色々計画されているが、「フィンランドの風を」とカンテレコンサート開催となった。私は一緒に連れ帰った新しいカンテレも携えて、演奏にでかけた。



コンサートといっても会場は吹き抜けのイベントスペースで、周囲はお店ばかり。東北初出店の有名パンやさんには長蛇の列、アイスクリームやさんでは店長さんが大声で呼び込み・・・の環境。早くから席に座り熱心に聴いてくださるお客様もいれば、疲れて座ったらいい音が聴こえてきた・・・とお客様もいろいろ。カンテレの繊細な音がどれほど伝わるのか、特に小型カンテレが心配だったが、PAさんが頑張ってくださり、マイクを通してもそれほど違和感なく演奏できて、ホッ!

カンテレやフィンランドのトークも交えての40分はあっという間だった。



フィンランドの伝統曲、私のカンテレのために友人が作ってくれた曲、即興アレンジ、そして最後は日本の唱歌メドレー。歌は口ずさむ方も多く、音楽療法気分でもある。「初めて聴きましたが、いいですねぇ」「心に深くしみる音」と感想が寄せられる。私も主催者も、お買い物途中の1~2曲のお立ち寄りかBGM程度に考えていたが、ずっと聴いてくださる方がほとんどだった。

コンサートというよりはフィンランドイベントの<カンテレ in 仙台>。私も楽しいひと時を過ごした。