須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

忘れません! 陸前高田!!

2011年12月17日 | スタッフより
嬉しいメールをいただきました

岩手県陸前高田市の支援連絡協議会Aid TAKATA様のご協力で、2012年度のカレンダーを陸前高田市の小中学校さん・教育委員会さん・市役所さんへお渡しいただけることになりました。

当初は、各学校へこちらから直接郵送をと考えていたのですが、仙台の高平さんがAid TAKATAさんに連絡を取って下さり、須永博士美術館に支援コーナーを設けている事や戸羽市長さんの本を紹介していること、「けせん・ありがとうプロジェクト」の手ぬぐいを販売していることなど、そしてカレンダーの寄付をしようと準備していることを伝えて下さったそうで、それからAid TAKATAの阿部さんと直接連絡を取らせていただきました。

お忙しい中を、本当にお世話になりました。

先日お送りし、お礼のメールと、陸前高田の戸羽市長さんのお写真を送っていただきました。








「震災直後から、当市に対してのお心使いまことにありがとうございます。

陸前高田を世界中に誇れる町にして行く為に、市民の皆さんと一丸となりがんばっていきます。

今後も陸前高田を忘れないでください。」

と市長さんよりメッセージもいただいたとのことです。


同じ日、須永博士から、陸前高田の皆様に向けたメッセージも小国に送られてきましたので、またこのメッセージも陸前高田の皆様へお届けしようと思っています。





先日、陸前高田の高田松原で7万本のうちたった1本残った「希望の1本松」




が、保護を断念・・・。枯れてしまう・・・。というニュースをみましたが、昨日の新聞には



「一本松の“赤ちゃん”公開」とありました。

住友林業が、一本松の種子から苗を育生するのに成功しているそうですね!
18本の松の苗ができているとのこと!

まさに、「希望の苗」

「支援」のかたち・・・今思うことでAid TAKATAの阿部様よりコメントいただいたように、
(戸羽市長さんとの会話から)

「まだまだ何にも復興していない。マスコミは復興してるかのような書き方をするが、市民の多くは仮設住宅に住んでいて、本当に気の休まる日はない。そんな中で風化は始まっている。市民のためにも、自ら日本中を廻って支援をお願いするしかない。」

「市の夢キャラ(ゆるキャラ)を作る事について、様々な意見があるが少しでも子どもたちが未来に目を向けて歩んで欲しい想いと、全国に陸前高田を発信する親善大使になる事を期待したいと思う」

来年の3月に陸前高田の支援をする数団体が撤退するそうです。

長い支援を続けるためには、お金と人材が必要とします。

これからも被災地、陸前高田へのご支援をお願いすると共に、支援団体への応援も頂ければと思っております。



これが、現地の「生の声」ですね。



陸前高田の戸羽市長さんの書かれた本

「被災地の本当の話をしよう」
 798円で購入可能です↓

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ぜひ、読んでみて下さい。
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