須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

新幹線の中からです。

2008年12月01日 | スタッフより
川上村での講演会を無事、大成功に終え、なんだかたった3日間だったとは思えない程の充実感と感動がありました。

おととい、極真会館で子供達と武田先生の迫力の演武
そのあとのミニ講演

昨日の朝の陸上部への15分ほどのミニ講演

そしてそして、
大感動のやまぶきホールでの講演会、

今日は、須永博士から、「川上村の子供達に話したい」との希望で実現した、川上小学校さんの皆さん1年生から6年生43名への講演会。

どれも全身全霊かつ、須永博士いわく
「自然体」
の講演会でした。

今日、川上小学校の校長先生との話の中で、
「力を抜きながら、
気を込めて話す。
これができるようになった」

と言っていました。

その言葉通り、自然体でいながら、みんなに伝えたいメッセージを心の言葉で伝えていました。

「私は、頭で考えて話したり詩を書いたりしていません。
心で考えて書いてます。」と胸をおさえていた須永博士でした。

3日間、ずっとそばにいてくれていた栗山美和さんにも、本当にお世話になりました。

本当は、橿原神宮前という駅まで送っていただき、お別れする予定だったけど、駅で須永博士を見送ったあと、一緒に大阪まで行こう!と電車に乗りました。

電車の中で、やっとゆっくり二人で話ができ、昨日から美和さんに届いたメールを見せてもらいました。

その中のひとつに

【講演会の成功おめでとう!
とても素敵なひとときでした。
須永先生はもちろんの事、多くの人にささえられて、美和ちゃんは本当に幸せ者やね
きっと、いつも一生懸命頑張って生きてる美和ちゃんへのお母さんからのプレゼントかもしれませんね!
それから寒い中、車が入って来るたびに「有り難うございます」、帰る車に「有り難うございました」と声をかけ、何度も頭をさげながら駐車場係をして下さっていた美和ちゃんのお父さんの姿に感動しました。
感謝の言葉をかけてあげて下さいね。今日はお疲れ様でした。ゆっくり休んでください。素敵なひとときをありがとう。】
とのメッセージがあり、駐車場での美和さんのお父さんの姿に感動した方もたくさんいました。

昨日は、風もあり、かなり寒い1日だったのに、美和さんのお父さんはじめ、美和さんの親戚の皆さんが駐車場係をしてくださり
その中で、一台一台の車に頭を下げていた美和さんのお父さんがいました。

「おかあさんがいちばんすきです」ができたときも、過去二回の講演会の時も、何も言わなかったお父さんが昨日自宅に帰った夜、階段から降りてきて、
「美和、よく頑張ったな。
みんなへの感謝の気持ちを忘れず生きていくんだぞ。」
と声をかけてくれたそうです。

美和さん、びっくりしたと言っていました。
お父さんも、つらい思い、さみしい思い、そして美和さんを応援したい思いはずっと、いっぱいあったでしょう。
だけどなかなか口に出せない思いを、昨日やっと伝える事ができたんだなあ…と、私も胸がいっぱいです。

美和さんが、今回須永博士講演会を、たったひとりで企画から宣伝、会のスケジュールもやろうと決めた理由はなんだったのだろうかと聞いてみたら、

病と闘い、最後まで明るく頑張ったお母さんへの想いを綴った言葉が、須永博士の力で本という形になり、出版できた4年前は教育委員会主催でやったけれど、絶対にもう一度自分の力で川上村に呼びたい!
いろんな事が起きている世の中で、改めて命の大切さや、人と人とのつながりを考え 自分を見つめなおす機会を持つことができたらいいなあ…という思い。

そして天国のお母さんからもらった須永博士との出逢いを大切にして、生まれ育った川上で講演会をすること、それが今、自分にできる事だと思って頑張ったそうです。

ブログにはこれまで書きませんでしたが、実はちょうど1週間前に美和さんのおばあちゃんがお亡くなりになり、お通夜、お葬式をしてからの昨日の講演会でした。

涙を精一杯こらえ、歯をくいしばり、私に最終打ち合わせのメールや電話をしてきてくださっていた美和さんに早く会いたかったです。

昨日の講演会も、須永博士講演会を通して会場に、栗山美和さんに会いに来た方が
い~~っぱい
いた事、
美和ちゃん、すごい!美和ちゃんよく頑張ったね!
美和ちゃんありがとう!
と皆さんが声をかけていらした事は、いろいろな不安、心配、迷いがあったという美和さんへ一番嬉しいプレゼントになったんじゃないかと思います。

「やったるで!!」

その気持ちで頑張った講演会が、参加してくださった皆さんの温かい気持ちから、

「ありがとう」

の言葉でいっぱいになり、きっとまた、川上に来る。
須永博士もそう感じ、東京に帰りました。

文を打っている間に、広島を通り過ぎました。

本当にまだまだ書き足りないです。

須永博士が伝えたいこと
「一生懸命生きてください。」
「本気をだせばなんでもやれる」
「すべてに感謝する」
「人と人との絆」

などなど、書いたらきりがないですが、そんな言葉を思い浮かべながら、生きている今を大切に、出逢いを大切に、明日も頑張っていこうと私も思います。

今、徳山駅を通り過ぎました。
読んでくださってありがとうございました。
皆さんにとって、素敵な明日になりますように…(*^^*)

スタッフ しょうこより。
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2 コメント

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痛いほどに… (MIZ)
2008-12-02 01:36:24
人は人によって
生かされていて
励まされていて
強くされていて
温かさをいただいて
明日への第1歩
大きな第1歩
亡き母がよく話していた言葉です。
頑張れ美和さん!
川上村!
ブログ読み応援したくなりました。自分自身への応援でもあるかな。
動け動けのお手本です。感動をありがとうございます。
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嬉しいです! (しょうこ)
2008-12-03 22:41:32
伝わってくださって、嬉しいです(*^^*)

頑張った人に、
素直に
「頑張ったね」
と言える心を大切にしたいですね。

須永博士も、よく私達スタッフにも
「お疲れ様」
「大変だったね」
「よくやったね」
と声をかけてくれます。

誰かの為にがんばれたり、
自分の為にがんばれたり、
やっぱり人っていいな。と感じた旅でした。
そうそう、大阪で道を聞かれ、福岡で初めて乗った地下鉄で切符の買い方を聞かれ…
私も迷子になりそうだったけど何度も聞かれた事で、私だけじゃない(((^_^;)と安心したのでした。

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