須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

今日の出逢い(*^^*)

2014年05月19日 | 出逢い
今日は、主人は大分県国東へご依頼の作品をお届けに出掛けました。

お届けしたのは、今年のゴールデンウィーク後にアトリエで詩を入れていた、あのお地蔵様の直筆キャンバスと、







実直

素直

正直

3つの「直」が入った特注作品です。



どちらも、絶品!

私達スタッフから見ても、これはなかなか書けるものじゃない・・・というような、力あふれる、優しさあふれる作品だと思います。

朝から出発の準備をしていたところ、開館時間前でしたが、美術館前を人影が通り、急いで開け、少し早いオープンになりました。

四人の若い女性のお客様たち、ここに来るために八代から朝6時に出発してこられたそうです!!

ありがたい・・・(*^^*)

ご結婚のお祝いや、父の日の贈り物、そして自分用などなど、ゆっくりと作品を選んでいただきました。

その中で、この2つの作品を選ばれたのには驚きました。



つらくても
笑って生きている
わたしでありたい
苦しくても
夢をたやさない
わたしでありたい

運命とは
時にかこくな人生を
人間に与えます
しかしそれに立ち向かい
のりきったとき
誰も得られない
よろこびを
その人間に与えてくれます

2つとも、今から20~30年前に生まれた作品です。

とても可愛らしくて元気いっぱい!のお客様に、「この詩、良かったですか?」とお聞きしてみると、
「はい!グッときました(*^^*)」と。

今、前向きな言葉、ポジティブな心、とっても大切だと世の中に広がっている中で、この詩を選んでくださった背景を考えると、やっぱり人生の中では順風満帆、良いことばかりじゃなく、山あり谷あり、挫折あり試練あり、悲しみも悔しさも、突然起きる様々なことにどう向き合ってゆくのか、立ち向かってゆくのか、乗り越えてゆくのか・・・

それを知りたい、と思うことがあるのかな。

今日は月曜日で平日でしたが、夕方までお客様が途切れることなくお越しいただき、心から感謝いたします。


これは、昨日大津町に原稿をお届けに行った帰り道、行くことは出来なかったお別れの式を想い運転中涙が止まらなくて車を停め、見上げた空にかかっていた虹です。
天国へ旅立った友が、見せてくれたのかな・・・
写真を撮った直後、す~っと消えてしまいました。
ほんの数分間、この空を見て、心落ち着かせてまた小国へと帰りました。

やっぱり涙はこぼれてくるけれど、最後までがんばって生きた姿が目に浮かんできて、

よし、あたしもがんばるからね!と誓いました。




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