須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

7月26日

2023年07月26日 | スタッフより




昨日7月25日、山口県を含む九州北部の梅雨明けが発表されたとのことです。
やっとやっと梅雨明け!

小国も暑いけど、
昨日は熊本市内から片付けを手伝いに来てくださった方からしたら、とっても涼しいと☺️






そうでしょうね☺️標高は、須永博士美術館がある場所で500mあります。
森林に囲まれているので、風も気持ちいいし、こんな災害がなければ最高の避暑地✨✨





水路に流れ込んだ土砂が撤去されて綺麗になったので、泥まみれになった長靴をここで洗っています。








須永博士美術館の上にある山から、沢の水が流れてきていて、昭和50年頃に国道387号を作る時に国道の下に水を通すために

縦1.2m 横1.2m 長さ30メートルの水路が作られたそうです。



向こうまで行ってみたい!と思いながら勇気が出なくて、のぞくのみ。
すごい冷風が吹いてきます。天然クーラー✨


須永博士美術館の床下には、この家が建った昭和12年、道路の高さに合わせて床下の基礎柱が立てられてその下を60cm✖️60cmの切石で作られた隧道があります。






家の先から北里川までは、国道の下と同じ1.2m✖️1.2mの水路が作られてあります。

そこが今回、土砂が流れ込んで須永博士美術館の床下の隧道を塞いでしまい、その上にも土砂が堆積し、裏の作業場、庭へと流れ込んできたのですが、

1.2m✖️1.2m✖️30mに堆積した土砂の体積って・・・
43トン??計算合ってます??

そこだけじゃなく、床下から裏までも恐ろしいほどの土砂が。

これがどこから流れてきたものなのか・・・

なぜこんな大量?

3年前にも今回ほどではなかったけれど、同様の被害を受けました。
その時もたくさんの詩集や直筆原稿、作品を処分しなくてはならず、片付けに1ヶ月かかりましたが、

今回はそれ以上の土砂の量💦💦

額やパネルを主人が作っていた作業場まで土砂が流れ込んできて、機械が動かなくなってしまいました。
相当な損害です🥲




↑濡れている部分まで(約40センチ)水が流れてきたんですね。

↑だいぶ泥を撤去したあとです。



昨日までで、軽トラに4台分ほどの土砂を作業場から手作業で出しました💦


悔しいけれど、悲しいけれど
とにかく今は片付けして綺麗にすることを優先させます🥹✨

そしてそのあと、皆様に助けてもらいたいお願いをしたいと思っています。

須永博士の作品を守るため、
須永博士の作品をこれからも皆様に見てもらうため、どうしたらいいのか

この場所で続けてゆけるのか、
それも考えてゆきます。

どうか皆様、お見守りください🥹💓
コメント
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