お久しぶりです!
なかなかブログの更新ができなくて・・・それでもここに来て下さる皆様、ありがとうございます!
お伝えしたいことはいっぱいあるので、なるべく時間が出来たらアップしますね!
お知らせ(2021年6月9日更新) - 須永博士美術館スタッフブログ
事前予約での館内見学を受付しています。メール・お電話でも受け付けます。休館日毎週火曜・水曜日開館時間AM10:00~16:00入館無料メール...
お知らせ(2021年6月9日更新) - 須永博士美術館スタッフブログ
まず、5月の須永博士美術館の休館日をお知らせいたします。
火曜・水曜日の定休日以外に15日・22日・23日をお休みさせていただきます。
須永博士美術館のスタッフは2名です。2名いる時もあれば、1名で対応していることも多々ありますので、事前予約をしていただくお客様優先とさせていただいております。
電話1本で構いませんので、 090-8915-1562 (スタッフ佐藤携帯)へお電話ください。
(固定電話も、お客様対応などで出られない場合もございます。携帯にお電話いただきましたら、出られなかった時には掛けなおさせていただきます。)
そして、4月17日(土)に、約5か月ぶりに須永博士が小国に来ています。
4月23日に、兵庫県姫路市の中学生の修学旅行の中での講演会のご依頼があったからです。
このご依頼を頂いたのは2年前の春でした。
須永博士の詩が大好きな中学校教師、後藤先生が、生徒たちに須永博士の講演を聞かせたい!という思いで、実はこの先生のご依頼は今回で3回目です。最初は
出逢い - 須永博士美術館スタッフブログ
安室中学校の先生が「人運という言葉を入れた詩を書いてください。」と、今年2月、須永博士美術館に来られた時にご注文を受けました。そのことは上記...
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2009年4月でした。
そしてその3年後の2012年4月も
安室中学校さん講演会 その3 - 須永博士美術館スタッフブログ
さわやかな、かわいい素敵な皆さんに会えました兵庫県姫路市の安室中学校3年生の皆様、ありがとうございました4月21日(土)は、修学旅行1日目の...
安室中学校さん講演会 その3 - 須永博士美術館スタッフブログ
同じ、阿蘇のホテル角萬で行いました。
それから後藤先生は別の中学校に移動されて・・・2019年に1年生の担任を持つことが決まった直後に
「この学年が3年生になった時の修学旅行で、須永博士講演会をお願いしたい」とご連絡を頂いていました。
その当時から須永博士は「2年後のことなんて受けられないよ、その時に自分が生きているかどうかも分からないんだから」なんて言っていました。
それでも、その計画はそのまま進んでいましたが・・・昨年からの新型コロナウイルスの感染拡大で、修学旅行自体が実施できるかどうかも分からないこの1年でした・・・
4月に入ってからも、日本中、世界中の感染は収まらず、出発直前には大阪と兵庫に緊急事態宣言発令要請されて・・・
4月23日、兵庫県を出発できるのか!?という状況でした。
須永博士は、小国に来る前も、小国に来てからも体調は良く、元気でしたので準備は進めていて、あとは当日も元気に阿蘇のホテルへと向かうのみ
↓今回は、前回、前々回とは別のホテル
に宿泊されて、ホテル内のホールで行いました。
それもまた良かったです。今回はコロナ感染予防対策を取る必要があるので、4月初めに会場の下見に行き、いろいろな確認、その上での対策を打ち合わせることにしました。
人数が、以前の中学校の時(200名ほど)よりも少なく、55名の学年ということ
会場がとても広く、充分に距離を取れること
これが確認できてほっとしたのですが、あとは講演中の須永博士のマスク着用をするべきかという大きな課題がありました。
79歳の須永博士、普段はマスクを着用していますが、講演会となると約1時間、皆さんにただ話すだけでなくて魂込めて語るので、マスクをしては、呼吸もですし話すことが難しい・・・そこで、フェイスシールド、マウスシールドだったらどうだろう・・・と、何種類か取り寄せてみて、須永博士に練習してつけてもらうものも準備しました。
いろんな種類がありますね。
いろいろと、直前まで学校側と旅行会社さんとホテル側とで話しながら、
〇ステージと生徒さんの距離を普段よりも多く3~5メートル間隔を取る
〇演台にアクリル板を立てて、その後ろで話す
さらに、1年半ぶりの講演会ということもあり、1時間のすべてを立って話せるだろうか
対策と同時に、これまでにない、見通せないこともあって・・・当日の朝までいろいろと考えたりしていました。
そして当日!
早朝、後藤先生から姫路駅を出発したと連絡が
いよいよ九州に向かう!
須永博士と一緒に、午後、阿蘇のホテルに向かいました。
ワクワクするのと同時に湧き出てくる気持ち
本当に、1年半ぶりの講演会、ボードを持って話せるのか、立って話せるのか、1時間、声が出るのか・・・私の心の中では心配でいっぱいでしたが、とにかくここを目指してきてくださる皆さんのために準備をしよう!
そして、広~い会場を十分に使って、講演後に咲く分購入もしたいというご依頼でしたので、その場所も間隔をたくさんとってキーホルダーやポストカードを並べました。
ステージ上は、須永博士の提案で、演題の後ろに椅子を置きそこに座り、ボードを持って話すのではなくて横にイーゼルを置いてそこに私が横にいて、紙芝居のようにボードを取り換えてゆくという初めての試みでいこう!
と、設営、リハーサルをしました。
垂れ幕も、当日会場横で書きました。
準備が終わって、午後6時過ぎ、2台のバスで兵庫市立安富中学校の生徒さんたちがホテルに到着しました。
そこで出迎えたのが、なんとくまモン!しかも、ワンピースのルフィーの衣装を着た超レアな姿で!
私も初めて見ました。
生徒にサプライズで・・・と、これも後藤先生が依頼して準備していたとのことです。
須永博士とくまモンのお出迎えで、皆さんも大喜び!みんなで記念撮影をしました。
くまモンと須永博士の貴重なツーショット😆✨✨
後藤先生とも、9年ぶりに再会!
後藤先生とお会いし、まずは会場の確認を一緒にしました。
ステージと生徒さんの席の間隔が十分に取ってあることを確認していただき、これだけの距離を取っていること、そして生徒さんのマスク着用をしていただくことで、須永博士はマスク無しで講演することを了承していただきました。
そして皆さんの夕食後、いよいよ講演会スタート!
座って話をするかと思っていたら・・・
須永博士の真剣勝負の講演会が始まりました。
約1時間、ずっと立って、そして、これまでの講演会のようにボードを持って、全身全霊で話し終えました。
その中で安富中学校の皆さんに書いた詩を読み上げました。
決意表明のような詩ですね。
そのあとも旅の話が続き、
「安富中のみんな、真剣勝負、命がけで自分のやりたいことをやってください
必ず、感動の人生が与えてもらいます。
今日、姫路からこんな遠い熊本まで来てくれたんです
なにかひとつ、これだという人生をつかんで、帰ってください。」
と思いを伝えました。
ステージ上のアクリル板の後ろで座って…というスタイルではなく、このような形で講演会をさせていただいたことに感謝するとともに本当にこのコロナ禍の中での講演会の大変さも経験しました。
生徒の皆さんは早朝の出発から1日目の行程、そして夕食後というお疲れもある中の講演だったと思いますが皆さん真っすぐに向いて最後まで真剣に聞いてくださいました。
その後の2日間の日程も予定通りに進み、無事に兵庫へと帰りました。
学校行事が縮小、中止が相次ぐ中、何とか修学旅行という大切な思い出になる行事ができて、本当に良かったですね。
須永博士も講演から1週間、元気です。ゴールデンウィークは小国に滞在している予定です。
これまでのようなサイン会は行いませんが、ネット上で作品を紹介したりしたいと思います。