須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

12年前の作品

2009年09月30日 | 作品紹介
9月25日に、小国を離れた須永博士。
アトリエを整理していたら、12年前の作品が出てきて、美術館に置いていきました。

「こんな絵が出てきたよ。

おもしろいけれど、今桜島の絵を描きたいから、張り替えて欲しい。」

と。

この絵以外にもたくさんあり、その時はこのような羅漢さんの絵ばっかり描いていて、その中でも初期の絵です。

んん~~
保管するにしても、
剥がしてしまうのはもったいないな・・・。

と思い、何枚かは剥がさずに、そっと須永博士美術館に飾ることにしました。

その絵を紹介しちゃいます














どうですか

なかなか珍しいタッチで、おもしろいと私は思いました。

見てるだけで、吹きだしてしまいそうな

12年前は、私も小国に来てすぐの頃。

須永博士は小国にいる時は、朝から晩まで、この羅漢さんの絵を無心に描いていました。

全国の旅へ行っても、空を見ても、地面に転がる石を見ても、また、サイン会場のデパートのタイルをみても、羅漢さんのお顔に見えていたそうです。

サイン会が終わり、宿に帰ると、スケッチブックにその日浮かんだ羅漢さんのデッサンを夜中までしていました。

懐かしいな・・・。

12年前、須永博士55歳ですね。

「ゴーゴーで行くぞ!」

なんて言ってたっけ。

私達も、何も分からない頃で、必死に須永博士の旅のサポート(になっていなかったけれど)をしてました。

慣れない運転で、日本全国ハイエースで走り回っていました。

12年前の絵を見ながら、あの頃を思い出した今日でした。

12年前、皆さんもそれぞれ、今とは違う人生だったことでしょうね。

そして今から12年後、また今とは違う状況になっているでしょう

その頃を想像して、ワクワクするような、もっと成長しているような、自分でありたいな

コメント (5)
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