グエン・ティ・キム・ガン労働傷病兵社会相から「義足提供の日本財団笹川陽平会長」に記念勲章が授与されたとのこと。ベトナムの「労働省」は名称に「傷病兵」という文字が付いていて「戦争の傷跡」が如何に社会の重要問題であるかを物語っていると思っていたのですが、かつて「世界反共同盟」を設立したり「国際勝共連合」の会長だった笹川良一の息子に勲章を、というのにはいささか驚きました。「ベトナム国民、特に貧困者や身体障害者に対する功績」だそうです。義足を3万本提供して来た「実績」があるわけですが、ふと、幾人もの若いベトナム女性への援助交際を続けている日本人が「援助」を「貢献」と誇る話を思い出しました。
たぶんベトナムは「表彰」とか「勲章」が好きな社会で、先日来日した村山元首相も「友好」勲章を贈られたそうです。
岩波新書の「ベトナム民族小史」に書かれてました。1993年夏に著者はフエの王宮を訪れたそうです。「帰国してしばらくすると宮中を案内してくれた若いベトナム官吏からこの前きた日本人はお礼に日本の勲章をくれたがお前は約束をしたのにくれないのは何故かと詰問状をよこしたのには驚いた」「この日宮廷を退去する時楽隊の行列でにぎにぎしく管理が下城してくるのにあった。これは勲章をもらった大官が帰るところであるという説明を受けた。」
まぁ、日本の王宮でも毎年叙勲の儀式は行われているようですが。
たぶんベトナムは「表彰」とか「勲章」が好きな社会で、先日来日した村山元首相も「友好」勲章を贈られたそうです。
岩波新書の「ベトナム民族小史」に書かれてました。1993年夏に著者はフエの王宮を訪れたそうです。「帰国してしばらくすると宮中を案内してくれた若いベトナム官吏からこの前きた日本人はお礼に日本の勲章をくれたがお前は約束をしたのにくれないのは何故かと詰問状をよこしたのには驚いた」「この日宮廷を退去する時楽隊の行列でにぎにぎしく管理が下城してくるのにあった。これは勲章をもらった大官が帰るところであるという説明を受けた。」
まぁ、日本の王宮でも毎年叙勲の儀式は行われているようですが。