GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

東アジア銀行

2007-08-21 03:31:05 | 生活
先週、ATMで現金を引出している最中に携帯メールの着信音が鳴りました。「誰だよ、手が離せない時に・・・」とお札を片手にしたまま携帯を取り出すと何のことはない、銀行からの現金引き出し通知でした。モトローラの携帯端末にまだ慣れず、メールの返信もまともに打てません。たぶん日本語の携帯の取り説も読むのは億劫なんでしょうけど、英語やべトナム語となると開く気にもなれません。そのためメールが届くと面倒な気がします。

ノキアの携帯ならまだ使い易いわけですが、「シオニスト協賛企業の製品なんか使ってちゃ駄目だよ、消費の選択にポリシー持てないの?」などと他人を攻撃したこともあったので、自分がノキアを買ったら今度はどんな言葉が返って来るかは明らかです。東芝の仕事をした後で、何があったか知りませんが、「エンガチョだから東芝のパソコンは買うな」とメールを送ったデウミさんが、その直後に「安かったから買っちゃった」と言って東芝のノートPCを持って来た時は少々ガッカリでした。

ベトナムの銀行は各行それぞれ一長一短で、日本の銀行のようにサービス内容が統一されてません。以前はACB銀行から日本へ仕入れ代金の送金をしていましたが、近くの支店では取り扱いができないのと契約書の内容のチェック等がうるさく、しかも担当によって言うことがバラバラ。昨年からĐông Á銀行に変えました。近くて便利だし海外送金もスンナリ手続きできます。ATM機の設置も市内各所に多数ですが、法人口座ではキャッシュ・カードが作れません。ベトコンバンクは作れると聞いていたので窓口で問い合わせるとまるで相手にされず。「私の妹はベトコンバンクで働いているのでベトコンバンクでも作れないことは確かです」との答えでした。

その時の対応に少々腹を立てていたわけですが、先月には現金を引き出そうとして窓口にチェックを持って行って断られ、怒鳴りまくってしまいました。他行や個人口座であれば「引き出し伝票」に記入すれば引き出せるのに、何故か一冊10枚綴りほどのチェックを買わされ、それを使わない限り引き出せません。自分でこのチェックを持って窓口で手続きしたのは初めてでした。差し出すと「裏面にも受取り人の名前を書いて下さい」と言われたので持っていたボールペンで記入すると「表面とボールペンの色が違うので駄目です」との返事。閉店時間も近く、翌日は早朝の便でハノイに行くためこちらに時間と心の余裕皆無でした。「書いた後から言うなよ。今ここで書いたんだから。口座名義人本人がこの場で書いて何処に問題があるわけ?」と抗議してもそっぽを向くだけ。

フロアー中に響き渡る大声を出してしまいました。すると誰も視線を合わせようとしません。完全に無視されてこちらの怒りは燃え上がるのみ。「解約してやる」と解約書類を貰いその場を引き上げました。こうなっては二度と自分では行けない、と思ったわけですが、代わりに行く人が無いのでその後も度々顔を出すしかありませんでした。前回怒鳴り付けた眼鏡を掛けたその憎たらしい担当者はその都度険悪な表情。あるいはそう見えるだけで、普段から険悪一途だったのかも知れませんが。そして他の行員は僕の顔を見るなり苦笑を漏らします。

通帳もなくキャッシュカードもなく、客先からの入金も電話で問い合わせないと知ることができません。その不便を補うためと窓口に顔を晒す頻度を少なくするためにインターネットでのサービスを申し込みました。

そのついでに個人口座用の「電子Đông Á銀行」も手続きをしたところ、どうやらこちらはインターネットではなく、「SMSバンキング」というもので携帯電話を使うサービスだったようです。


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