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Seaゲーム来年はミャンマー

2011-11-24 21:16:45 | 社会

インドネシアで開催されていた第26回東南アジアスポーツ大会(Sea Games Indonesia 2011)が閉幕し、カンボジアは金メダル4個を含むメダル39個を獲得したそうです。この数は参加11カ国中9位。10、11位は人口の少ない東チモールとブルネイでした。

競技種目は32種。チェスやビリヤード、カードなども含まれます。金メダル獲得数のトップは開催国のインドネシアの182個で、タイ108、ベトナム96、マレーシア59、シンガポール42、フィリピン36、ミャンマー16、ラオス9と続きます。

カンボジアの4つの金メダルの内訳は、ボビナム(Vovinam)2、少林寺多拳法1、ペタンク(Petanque)1で4つとも男子。ボビナムはベトナムの格闘技で、ペタンクはフランス発祥の球技で玉を大きくしたビー玉遊びみたいなものです。

ベトナムでもカンボジアでも路上でビー玉遊びをする子供たちの姿をしばしば見かけます。人差し指を立て、その内側で弾くのは日本では見た記憶がありません。ビー玉遊びの起源が何処なのかは気になりますが、日本ではもう消滅しつつある遊びでしょうか。

ベトナムやカンボジアでSEA GAMEは人々の話題には上らないような印象です。ベトナムではサッカー、カンボジアではキックボクシングが圧倒的人気のスポーツです。どっちも賭けが絡むので尚更。

そのサッカーがSEA GAMEでも競技種目にあります。がベトナムのU23は3位決定戦にも敗れ、マレーシア、インドネシア、ミャンマーに次ぐ4位で意気が上がりません。もっとも、ベトナムは大会前に金メダルの目標数を26としてたので、結果として獲得した96個は上出来の筈ですが、トゥイチェ紙では、Theo bạn, bóng đá Việt Nam bao giờ vô địch SEA Games?(あなたは、何時ベトナムサッカーはSEA GAMEのチャンピョンになれると思いますか)とのアンケートを行っているように人々の関心は専らサッカー。

ベトナムの96個の金メダルの内女子は混合の2つを含め44個。ベトナム女性の特性が金メダルにどうのように反映されるのか―と思い内容を見ると圧倒的に多いのが武道、格闘技でフェイシングを含め計21個になります。競技種目としても多いわけですが、空手、柔道、テコンドー、少林寺拳法、武術太極拳、ボビナム、pencak slat(インドネシア格闘技)、レスリング、フェイシング。やはり徵姉妹以来のベトナム女性の戦闘性は失われていないと言うべきでしょうか。ボクシングはタイが流石に強くベトナム女子の金メダルはありませんでした。

その他ベトナム女子の金メダルは、陸上5、ボート・カヌー3、水泳(fine swimming)5、体操5、自転車1、チェス4でした。何年か前はセパタクローが強かったように思いますが、今大会は男女ともに金メダルは獲れず。ネットプレーは不向きのようです。

来年の大会はミャンマーの開催となりますが、カンボジアのフンセン首相は2020年以前にホスト国となることはない、と語っています。



http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011112452942/Sport/pm-rain-checks-sea-games.html

http://seag2011.com/


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