「Taiwanese bank eyes Kingdom」
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011071350354/Business/taiwanese-bank-eyes-kingdom.html
現在カンボジアには29の銀行があり、「人口1400万の国でこの数は多すぎる、2600万人のオーストラリアでも4行しかない」とのANZロイヤル銀行 chief executiveの意見もプノンペン・タイムス紙で見ましたが、このところ銀行関係の記事が多いようです。
カンボジア進出を計画しているのは、台湾のThe Mega International Commercial Bank(兆豊国際商業銀行)と Taiwan Co-operative Bank (TCB、合作金庫銀行)の二行。兆豊国際商業銀行の前身の一つである中国国際商業銀行はかつて孫文が設立した中国銀行を継承するもののようです。
孫文と言えば、今年は辛亥革命100周年―先日ベトナムとカンボジアに来た本間君が言ってました、「だからには10月に中国・台湾を旅行する」。明治維新5年後の渋沢栄一による第一銀行設立もそうですが、「近代国家建設と銀行設立」は歴史の中の遠い昔の話と思っていましたが、ある種同様の問題が現在のカンボジアでも展開されているようにも感じられます。
近代国家創世期の日本社会の驚くべき貧困さは、眼前のカンボジア社会の現実としてあります。世界市場に組み込まれる度合を深める毎に貧富の差は拡大し続けていると感じるのは、ベトナム以下の賃金でありながらベトナムよりも物価高の現実があるからですが。
ACLEDA Bank、Canadia Bank、ANZ Royal Bankの三行がカンボジアの大手銀行のようで、しばしば名前が新聞に載ります。
韓国資本の進出が目立つカンボジアですが、銀行も韓国資本は四行あり、ベトナムの銀行はプノンペンで見かけた限りでは三行ありました。
日系銀行はMARUHAN JAPAN Bankだけですが、これも最近プノンペン・ポストに記事がありました。
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011070850268/Business/maruhan-appoints-a-former-ambassador.html
Phnom Penh Commercial Bank(PPCB)は韓国の現代スイスグループとSBI(旧ソフトバンクインベストメント)との共同出資だそうです。
http://www.ppcb.com.kh/
先週、手持ちの日本円を両替するためにMARUHAN JAPAN Bankに立ち寄りました。口座を開いたSacomBankでは日本円からの両替ができません。ベトナムの経験では日系銀行はレートが悪いと思っていただけに、意外でした。店内に客数が少ないのはSakomBank同様でしたが、SakomBankの女子行員のように独特の濃い化粧をしてる行員もおらず、またかつてのベトナムの銀行の窓口のように弁当を食べながら横柄な態度で不愉快な思いをさせられることもありませんでした。
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011071350354/Business/taiwanese-bank-eyes-kingdom.html
現在カンボジアには29の銀行があり、「人口1400万の国でこの数は多すぎる、2600万人のオーストラリアでも4行しかない」とのANZロイヤル銀行 chief executiveの意見もプノンペン・タイムス紙で見ましたが、このところ銀行関係の記事が多いようです。
カンボジア進出を計画しているのは、台湾のThe Mega International Commercial Bank(兆豊国際商業銀行)と Taiwan Co-operative Bank (TCB、合作金庫銀行)の二行。兆豊国際商業銀行の前身の一つである中国国際商業銀行はかつて孫文が設立した中国銀行を継承するもののようです。
孫文と言えば、今年は辛亥革命100周年―先日ベトナムとカンボジアに来た本間君が言ってました、「だからには10月に中国・台湾を旅行する」。明治維新5年後の渋沢栄一による第一銀行設立もそうですが、「近代国家建設と銀行設立」は歴史の中の遠い昔の話と思っていましたが、ある種同様の問題が現在のカンボジアでも展開されているようにも感じられます。
近代国家創世期の日本社会の驚くべき貧困さは、眼前のカンボジア社会の現実としてあります。世界市場に組み込まれる度合を深める毎に貧富の差は拡大し続けていると感じるのは、ベトナム以下の賃金でありながらベトナムよりも物価高の現実があるからですが。
ACLEDA Bank、Canadia Bank、ANZ Royal Bankの三行がカンボジアの大手銀行のようで、しばしば名前が新聞に載ります。
韓国資本の進出が目立つカンボジアですが、銀行も韓国資本は四行あり、ベトナムの銀行はプノンペンで見かけた限りでは三行ありました。
日系銀行はMARUHAN JAPAN Bankだけですが、これも最近プノンペン・ポストに記事がありました。
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2011070850268/Business/maruhan-appoints-a-former-ambassador.html
Phnom Penh Commercial Bank(PPCB)は韓国の現代スイスグループとSBI(旧ソフトバンクインベストメント)との共同出資だそうです。
http://www.ppcb.com.kh/
先週、手持ちの日本円を両替するためにMARUHAN JAPAN Bankに立ち寄りました。口座を開いたSacomBankでは日本円からの両替ができません。ベトナムの経験では日系銀行はレートが悪いと思っていただけに、意外でした。店内に客数が少ないのはSakomBank同様でしたが、SakomBankの女子行員のように独特の濃い化粧をしてる行員もおらず、またかつてのベトナムの銀行の窓口のように弁当を食べながら横柄な態度で不愉快な思いをさせられることもありませんでした。
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