ターメリックの花

近所の彼方此方でターメリックの花を見掛けますが、裏庭のターメリックは新芽が出て茎は伸びるものの花を咲かせるような茎がありません。ターメリックの花は地上20mほどの所で花を咲かせていて、茎を伸ばし葉を付ける茎とは別みたいです。何で此処のターメリックは花が咲かないのか不思議に思っていたところ、伸びた茎の高い位置に花があるのに気付きました。

咲き方も違う上に花の形も色も近所で見掛けるものとはだいぶ異なっています。ターメリックとは違う種類のものなのか、あるいはターメリックの一種であるのかは分かりません。

    

 雨期になって芽を出した茎は170㎝ほどの高さまでに伸びました。昨年12月には邪魔なので伸びた茎の大半を切り倒しましたが、まだ葉を枯らせた茎が何本か残っています。ジャンボランやアボカドの木陰、陽の当たらない場所に繁殖しています。子供の頃、祖母に「ちょっと薬味にするミョウガを採って来て」と言われて草むらを探した時のことを思い出します。たぶんカンボジアの子供たちも夕飯の支度を始めた母親からターメリックの根を掘り起こすよう言われたりしているのかも。

    

 近所で見掛けたターメリックの花。ネットで検索して出て来るタイプです。