GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

8号線でプレイベン

2012-01-09 01:13:40 | 交通

国道8号でプレイベン州の北西部に行きました。メコン河に架かる2番目の橋が昨年だかに完成し、そこが国道8号の起点になっているようです。プノンペンの東方向に位置するプレイベン方向に行くには国道1号を南下しメコン河をフェリーで渡っても行けるわけですがやや遠回り。しかし国道8号に出るにもプノンペ ンからだと国道6号を30kmほど北上するので、これもまた無駄な距離を走らされる気がしますが、フェリーの待ち時間がないだけ時間は短縮されるかと思いました。

プレックタマック(Prek Tamak)橋は照明に取り付けられた広告看板がすべてベトナム資本の通信会社「メットフォン」でちょっと異様な感じがしないでもありませんでした。



8号線は新し道路のためグーグルマップを見ても何処まで続いているものかわかりません。ベトナム国境と書かれた看板があっのでベトナム、タイニン省のサマック国境ゲートへと続くのかとも思いました。



この新しい8号線は田圃の中に真っ直ぐに道路を作ったようなもので道路部分のみが盛り土されて高くなっているため道路沿いに店を出すスペースもなく、コーラを買ったりバイク修理などのサービスを期待さることもできません。トラックなども90km/hを超えるスピードで走り去るものもあります。

東方向に進むため広々とした左側の田圃から吹く北風が、ヘルメットの風防を振動させ音を立てていました。トラックとすれ違う時には風の流れが変わるため一瞬煽られます。北風といっても冷たさがないのは、水が張られた田圃が少ないからのようです。乾期作の稲は然程多くは見えず、秋の収穫後の田圃のような風景でした。

プノンペンを出てから2時間ほどで8号線と11号線(プレイべンの町とコンポンチャムを結ぶ)交差点に着きました。8号線と交差する舗装された道路は此処だけです。

ロータリーの周辺には食事を取る店もあったので30分ほど休憩しました。日本人風の客も入って来たので作業服を見ると「上海建工集団」との社名。



そこから先の8号線は交通量が少なくなり、時折道路上にキャサバのチップが干してありました。しかし、数は多くありません。干している姿も子供ばかりでした。この辺がプレイベン州のKamchay Mear地区のようです。ベトナム国境に近いためベトナムへの輸出向けのキャッサバを1000世帯ほどが栽培しているとか。



キャッサバ芋を乗せたトラックも走っていましたが、積み荷は多くありません。