GOVAP便り

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旧暦五月五日

2010-06-17 20:50:52 | 
昨日16日は旧暦五月五日端午の節句だったので、昼食に招かれました。「オレは遠慮するわ」って感じで断ったのですが、この手のお誘いには何時ものように断り切れず、工場の同僚と共にバイク4台、計8人で参加して来ました。

毎日工場の昼食を食べてる身には有難いことではありますが、気を遣いながらの食事というのは却って負担かも。当たり障りのない話題を持ち出しても長続きせず、後は愛想笑いを続けるだけでした。

不味い昼食を早々と胃に収め、カフェのハンモッグで昼寝してた方が遥かに充実した昼休みです。オマケに前夜は蚊か何かに刺され、夜中と明け方の二度痒くて起きてしまい寝不足。工場に戻ってからコーヒーだけでも飲みに行こうとすると、「端午の節句だからカフェも休みだぜ」と言われてしまいました。

お陰で2時を過ぎた頃からどうにもならない睡魔に襲われ、暫く居眠り。

雨が多くなってからは蚊も減り、このところ暫く安心して電気蚊取りも付けずに寝てました。雨期になると水溜りができてボウフラが湧き蚊が増えると思ってましたが、この辺の環境ではまとまった雨が降ると中途半端な水溜りが洗い流されるのか、ボウフラの生息には不都合な環境になるようです。

しかしエアコンを使っていても建物は隙間だらけで蛍光灯の下、ベッドの上は虫の死骸を毎晩何度も振り払わねばならないほどですから蚊が入って来ても不思議ではありません。

部屋にはタンスを置くスペースが洗面所にあり、そこに洗濯物を干すので窓は開け放っています。部屋との間には扉があり、何時もはキチッと閉めてなかったわけですが、昨夜は蚊に刺されないようにと、寝る前にしっかり閉めたところどういう訳か開かなくなってしまいました。

プラスチック建材の超安物の扉で、体当たりでもすれば簡単に破れてしまいそうな代物です。が、自分で壊すわけにも行かず、そのまま眠り朝になって宿の人を呼ぶことにしました。顔を洗わず髭も剃らずに仕事に行っても大した問題ではありませんが、着替えはタンスの中に入れたままだったので仕方ありません。

扉が安物なだけに鍵も同様で、部屋の入り口の扉は鉄製ですが内側からドアノブを引くとスポッと取っ手が抜けてしまいます。昨年10月に此処に来た時からこの状態で修理する気配もありません。今回も洗面所との境の扉は、取っ手を外して丸い穴が開いたままです。