GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

市場のねずみ

2010-06-07 11:51:06 | 旅行
先週に引き続きまたアンフー県に行って来ました。日曜日の朝、早く起きられたらキエンザン省のハーティエンにとも思いましたが、日帰りすると疲れそうな距離なので。

アンフーでは先週一泊するつもりで宿に寄ってはみたものの部屋を見て気が変わり、泊まりませんでした。田圃を見渡る位置にあるNha Nghiで外観はそこそこでしたが、部屋は想像してたのと大違いでまるで収容施設。エアコン付きで12万ドンの料金でしたが、たとえ12万ドン貰ったとしても泊まるのは勘弁の部屋でした。Go Vapなら15万ドンでそこそこ快適な部屋に泊まれるのに。

今回もまた午前中にチャウドックの手前で雨。西側の空に雨雲が広がり東側は青空が見えていましたが、それから5分も経たないうちに強い風が吹き、前方の道路が濡れているのが見えました。生憎カフェもなく、ガソリンスタンドに入りました。

今までは250km走る毎に10万ドン分のガソリンを入れてましたが、先週ガソリン価格が500ドン/L値下げになったためと、50km/h以上のスピードを出さなくなったせいで300kmほど走れるようになりました。火気厳禁のスタンドでタバコを吸うことも出来ず、雨宿りをして暇を持て余していると道路工事用の車両が止めてあるのが目に入りました。

建設機械の多くが日本製の中古だということは知ってましたが、この車両には「NIIGATA」の文字。もしかすると「新潟鉄工」?とかつて浦和にあった工場を思い出しました。何時頃倒産したのかも今は覚えてませんが。1970年代の埼玉にあった多くの工場が今は姿を消してしまったようです。中古の建設機械はベトナムに運ばれても工場そのものがベトナムに移転されたということは滅多になさそうです。

先週は行けなかったヴィンホイドン(Vĩnh Hội Đông)国境口を探しました。ここも川を挟んで対岸がカンボジアです。アンフー県の中心地Thị trấn An Phúから3~4km、チャウドック川を下ってチャウドックの町まで12~3kmの位置にあります。

このヴィンホイドン国境口は昨年11月に国家国境口に格上げされたばかり。カンボジア側はタケオのKompong Krosang国境口です。上流と右岸がカンボジア、下流と左岸がベトナムという位置にあり(たぶん)、北から流れるPhú Hội川が合流する地点でもある複雑な地形のため何処が国境線なのかは分かり難いものがありました。

税関の建物があったので、その付近だと思うのですが、入国管理事務所は見当たらず、川に下りて渡し舟の船着場を見ても行き先は何だか分かりませんでした。

バイクを駐輪屋さんに預け町を歩いて見ました。が、町はとても狭く、市場も小さくて国境の町という雰囲気はありませんでした。田圃ねずみを売っているのを見たのは初めてでしたのでカメラを回しました。思いのほか大きなねずみでした。ドブネズミと同種のなかどうかは知りません。陽当たりと籠のせいで上手く映らず、角度を変えたりしていると近くに居た子供が面白がってモニターを指で突っつきに来ました。子犬や子猫と変わらぬ習性というか、同様の無邪気さとかわいらしさでした。