日産がダットサンのブランドを復活させ、新興国向けに低価格車をインドや中国で生産するとの記事が「ベトナム・プラス」に掲載されていました。
http://www.vietnamplus.vn/Home/Nissan-muon-chao-ban-mau-Datsun-gia-3000-USD/201210/162455.vnplus
記事のソースはワォールストリートジャーナルで、日本語版に訳がありました。
http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/14359/
18年前、ベトナムで買ったバイクは現地生産のスズキVIVAで2,000ドル。当時は年収でバイクが買えれば高給与と言われていた時代だったように覚えています。今やベトナム・ホンダのウェーブ・アルファは753ドル。誰もが年収でバイクを買える時代になりました。と同時に不景気でバイクが売れない時期を迎えていますが。
ベトナム・ホンダの高級バイクはSH150で3,827ドル。高価格ではありますが、あまり高級そうには見えない人が乗っている姿も見掛けます。
都市部の渋滞や駐車場の事情を考えるとベトナムでの自動車所有の大衆化は否定的な面が少なくなさそうです。しかし、ベトナムやカンボジアでバイクの後部座席に赤ん坊を抱えての3人乗りや4人乗りの光景を見ると、低価格自動車の必要性は明らかです。自動車で雨に濡れずに移動できるのがお金持ちだけの特権であるべきでもありません。
1979年に日本でアルト47を発売したスズキは低価格車を作る気はあるのだろうか?などと思いつつベトナム・スズキのサイトを見ると、自動車はワゴンRの復活もなさそうで、より高価格な車を販売しているようです。しかし、バイクはGX-150Aなる新車種が掲載されていました。
価格は、ホンダPCX125よりも安い2,223ドル。ベトナムに居るなら買ってしまうこと間違いないバイクです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます