バッタンバンの市場近くのゲストハウスに一泊し、翌朝パイリンに向かいました。ポルポト派の最後の拠点だったそうです。当時ポルポト派は婚姻関係とかを通じてタイ政府の比度を受けていたとかの情報もあったように思いだします。
時間もあるのでパイリンに向かう国道を通らず、川沿いに暫く南下してみることにしました。

プノンペン方向に向かう線路は草に覆われたままで補修はまだ先のことのようです。川は谷を流れるような低い位置にあり、道も川に沿っているという感じでもありませんでしたが、交通量も少なく長閑な風景が続いてました。

ところが、舗装道は長くは続かず黄土色の凸凹道に代わり、同時に牛の姿が多くなりました。

こんな道を行って果たしてパイリンに出れるのだろうか、と不安になり、分岐する道があったので尋ねてみました。が、パイリンの発音がどうも上手く伝わりません。PAILINの「N」の発音が微妙に異なるようです。それでもパイリンに出る道があることが分かったので一安心。
多少水田はあるものの道の悪さからして豊かな土地でないことは明らかです。雨期にはぬかるんでトラックが走ることもできないだろうし、建てられている家々も掘っ立て小屋程度のものです。

やや荒廃とした雰囲気は何処か以前ベトナムのフエ郊外で見たものと似ています。キャッサバ畑でバイクを止め、パイリンまでは後40km程だろうと思い、尋ねてみると何と示された方向は逆。直進すべき道を左折してしまったと分かりました。
30分ほど来た道を戻り、分岐点で再び確認してからパイリン方向に進んだものの10分ほど進んだところでドロドロに泥濘んでました。林の中なので日差しが通らないからのようです。轍の深さを見て諦めました。足を着いたらズッポリと靴が埋まってしまうことは確かだし、下手すれば転倒して泥まみれ。
結局、再びバッタンバンの町まで戻ることにしました。距離も時間も十分にパイリンに着けるだけ走ったことになりました。
バッタンバンとパイリンを結ぶ舗装路は快適でした。両側に田圃が広がり、空気も爽やかで晴れているのに暑さを感じることもありません。調子に乗ってスピードを上げていると急に細かな砂利が敷かれていて焦りました。舗装したての道路なのかも知れません。後輪が微妙に滑るし、ブレーキ掛けたりカーブでは特に危ない、と思って速度をゆっくり落とすと抜き去る四輪車が巻き上げる砂埃が首にビシビシ当ります。
パイリンは幾分標高もある高原という印象でした。

町の中心部はこれが「特別市」とは思えぬ規模です。町から10kmほど進むと再び町があり、そこが国境ゲートでした。国道沿いに見えるのはトウモロコシとキャッサバの畑。タイナンバーのトラックがトウモロコシを満載して走っていました。
時間もあるのでパイリンに向かう国道を通らず、川沿いに暫く南下してみることにしました。

プノンペン方向に向かう線路は草に覆われたままで補修はまだ先のことのようです。川は谷を流れるような低い位置にあり、道も川に沿っているという感じでもありませんでしたが、交通量も少なく長閑な風景が続いてました。

ところが、舗装道は長くは続かず黄土色の凸凹道に代わり、同時に牛の姿が多くなりました。

こんな道を行って果たしてパイリンに出れるのだろうか、と不安になり、分岐する道があったので尋ねてみました。が、パイリンの発音がどうも上手く伝わりません。PAILINの「N」の発音が微妙に異なるようです。それでもパイリンに出る道があることが分かったので一安心。
多少水田はあるものの道の悪さからして豊かな土地でないことは明らかです。雨期にはぬかるんでトラックが走ることもできないだろうし、建てられている家々も掘っ立て小屋程度のものです。

やや荒廃とした雰囲気は何処か以前ベトナムのフエ郊外で見たものと似ています。キャッサバ畑でバイクを止め、パイリンまでは後40km程だろうと思い、尋ねてみると何と示された方向は逆。直進すべき道を左折してしまったと分かりました。
30分ほど来た道を戻り、分岐点で再び確認してからパイリン方向に進んだものの10分ほど進んだところでドロドロに泥濘んでました。林の中なので日差しが通らないからのようです。轍の深さを見て諦めました。足を着いたらズッポリと靴が埋まってしまうことは確かだし、下手すれば転倒して泥まみれ。
結局、再びバッタンバンの町まで戻ることにしました。距離も時間も十分にパイリンに着けるだけ走ったことになりました。
バッタンバンとパイリンを結ぶ舗装路は快適でした。両側に田圃が広がり、空気も爽やかで晴れているのに暑さを感じることもありません。調子に乗ってスピードを上げていると急に細かな砂利が敷かれていて焦りました。舗装したての道路なのかも知れません。後輪が微妙に滑るし、ブレーキ掛けたりカーブでは特に危ない、と思って速度をゆっくり落とすと抜き去る四輪車が巻き上げる砂埃が首にビシビシ当ります。
パイリンは幾分標高もある高原という印象でした。

町の中心部はこれが「特別市」とは思えぬ規模です。町から10kmほど進むと再び町があり、そこが国境ゲートでした。国道沿いに見えるのはトウモロコシとキャッサバの畑。タイナンバーのトラックがトウモロコシを満載して走っていました。