バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

技師は写真家であってはならない

2008年11月19日 | 胃X線を受診される方へ
胃X線検査では、
検診では胃に病変があるのかないのかを探す。
精密ではその病変を何物であるかを詳しくみていきます。

検診をしてて思いますが、きれいに写真を撮ることはもちろん大切です。しかしきれいに撮影したからといって、全部が全部、病変が写真上へ写し出されるわけではないと思います。

写真を撮って、あとは医者に診てもらう。技師はただ撮るだけの写真家では、いけないと思います。
残念ながらそんな写真家がいる以上、やがて胃X線は衰退していくでしょう。

胃検診の技師養成マニュアルを一刻も早く確立していただきたいです。学会の今後に期待します。