村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

山村の老人たち

2011年04月26日 | Weblog
八十歳に近い義兄が事故を起こした、
幸いと相手にも自身にも怪我は無かったが・・・車は大破した・・・

老いてからの運転は、常に不安が付きまとう・・・
と言っても・・・田舎の不便な場所に住んでいると車は必需品の様なものである・・・

過疎化した山村に取り残された老人たちの生活が、これからの社会問題である・・

福島原発の事故で被災地に取り残された家畜の豚や乳牛の悲惨な姿をテレビが写しだしていた・・
涙なしには見られない・・・

思わず、山村に取り残された老人の姿を重ね合わせて見ていた・・・
決して重ね合わせることではないが・・・どこかに共通点があるような思いがした・・

世の中の全てが便利になり、豊かになったが・・・弱者はそれなりに弱者のままである・・
事故現場へ駆けつけて見ると・・・
老いた義兄は、事故後の動揺からなかなか立ち直れない様子であった・・・

公共交通手段も無い不便な所に住んでいる姉夫婦から車を取り上げるのも酷である・・・
これからも、山村に取り残された老人が増え続けるのなら・・・
何らかの援助の手だても必要である・・・

老人介護の手段の一つとして考えられないものだろうか?
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3 コメント

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Unknown (掛合の田舎っぺ)
2011-04-27 09:10:48
確かに田舎暮らしの高齢者には車は必需品です。しかしながら、80~90歳位になっても運転するということは危ない気がします。
そこで、福祉委員の時から考えていましたが「買い物代行業」というのはどうでしょうか?
本当はボランティアが望ましいのでしょうが、長続きさせるためにも、(少しの)ガソリン代プラスアルファを拠出していただくことで、買い出しを代りに行き購入商品を家まで届ける。
1軒づつだとロスもあるので、前日の何時までに何を買ってきて欲しいかを電話で予約する。

実際に飯南町でしたか、この買い物代行はしているようですね。
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期待しています (水車番)
2011-04-28 16:46:10
掛合の田舎っぺさん
数年前から立ちあげられた地区福祉委員会は正にこうした問題を地域で考えて解決して行こう・・・!
と言った目的だったと思いますが・・・?
まだ効果は出ていないようですね・・?

コメントで拝見すると掛合の田舎っぺさんは、その中で御活躍だった様ですので・・・・
アイデアを駆使してのこれからの活動に期待が出来ます・・・
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Unknown (掛合の田舎っぺ)
2011-04-28 22:39:13
ご期待ありがとうございます。
ただ、実際にするとなると、少々の問題等をクリアーしなければなりません。しかし、多くの高齢者や独居高齢者には喜んで利用していただけるとの確信はあります。飯南町でなくて、波多地区地域自主組織がしておられた(?)ようです。
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