村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

潮冷泉

2007年02月23日 | Weblog
昨夜は、10キロ離れた隣の地区の温泉施設に行ったが、
私の家の前の国道の擁壁の穴には、れっきとした昔からの冷泉が湧き出ている。

その昔は、冷泉を沸かして湯治客を迎える湯屋が2軒も有ったそうだ。
特に切り傷などに良く効くとの評判で、冷泉の湧き出る場所には薬師如来のお堂もあり、農閑期になると近郷在から人が集まっていたらしい?

国道改修で、その冷泉も埋められる事となったが、亡くなられた近所のW家のおじさんの奔走により、擁壁に穴を穿つて、湧き出る泉源が残されている。

昨夜の萬壽の湯が、数億円のお金を掛けて1000メートルの地下からくみ上げる限りなく冷泉に近い温泉なら、この潮冷泉が日の目を見てもよさそうなものだが、政治の世界の不思議な所だ? 何かの力関係によって何時しか忘れらようとしている。

今も こんこんと湧き出る冷泉は、湯の華の様な堆積物を川縁に積み上げて・・・・
それでも忘れられまいと懸命に存在を誇示している。






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