苦労話は楽しかった

浸漬した種もみに、今朝は発芽機の電気を入れる
一日留守になる用事があったので、早めに入れた・・・
夕方帰宅時には、鳩胸状態まではもう少し・・と順調だ・・・

発芽機を使うようになってから、楽になった・・・
家内と結婚した当時は・・種もみの発芽には風呂の湯を利用していた・・・
家族全員の入浴が終わった風呂の残り湯に浸漬した種もみを漬けて芽出しをするのだが・・・
一日では終わらない・・2～3日は掛かる・・・

風呂掃除をする家内にとっては苦痛だったようである・・・
入れたり出したりと時間がかかっていたので芽出しも不揃いだった・・・
そんな種もみを使う育苗は・・当然ながら不健全な苗が出来がちだった・・・

発芽機を使うと浸漬から発芽まで一貫作業である・・・
昔のように溜め池の氷を割って種もみの入ったカマスを漬けるようなことも無い・・・

昔の苦労を笑い話にして語っていた父や母との農作業は・・そこそこ楽しい思い出だが・・・
私が次世代に語ることはもうできない・・・
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