村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

三頭の馬

2006年09月11日 | Weblog
我が家の玄関には、3頭の馬を描いた色紙を飾っている。
祖父と父それに私と、我が家は3代に渡って干支の午年が続いた。

父が吉田の松露亭氏と同年で、駿馬の会の会員でもあった。駿馬の会は、松露亭氏を中心にした、丙午年生まれの親睦会だったそうだ?
生前の父は、松露亭氏とお付き合いできるのを無上の光栄におもい、つねづね自慢の種だった。
どこでどう強請れたのか? 我が家が3代午年生まれだと言う事で、3頭の馬の絵を色紙に書いてもらったようだ。 以来、家宝の様に大事にしていたが、父の死後、仕舞っておいてもつまらないと、玄関に飾っている。

父が、何時もこの色紙を見ながら「俺らは駿馬だが、お前は駄馬だ!」と言っていたのは業腹だった。松露亭氏が駿馬でも、自分まで駿馬とは限らないだろうに?

ちなみに私の息子は牛年だ。午が牛に成ったと思ったら、 孫はまた午年である。
父が生きていたら、それこそ大喜びする事だったろう?

それこそ、駿馬どころか天馬の絵でも飾る所だった。


コメント
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