ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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自立への基礎

2008-05-22 | 育児
 久しぶりに生活科の授業を見せていただいた。子どもが生活科で学んだことを自分の生活に生かせるように必死で取り組ませる営みをさせることが教師の仕事だと思う。できない子どもができるようになっていく過程で何をするのだろう。わからないと困っている子どもに何をするとよいのだろう。
 教師が示した形に近づこうと、必死になってがんばろうとする子どもたち。形がなければ、もっと素直に自分らしく取り組んでいくように思う。形を子どもたちが作っていくことが自立ではないだろうか。
 その形を作るときに必要な知恵や技能が自立への基礎となっていく。評価も同じ。子どもたちが生活化していくために必要な評価でなければならない。一人一人の実態をつかみ、その子の自立を目指して、その子に合った支援をしなければ自立は見えてこない。
 生活科は、すべての教科の基礎となる学習ができる場。生活科は生活科の中で完結するのではない。生活化したときに完結する。生きて働く知恵として学習したことを身につけさせたい。
 活動は見えるが自立が見えない。だから、評価を大事にするようになってきた。子どもの目指す姿がみえない。だから、願う子どもの姿を見取ることが大事にされるようになてきた。
 生活科でねらっている自立への基礎をじっくりと見つめ、具体化することが教科の本質からずれない教科の授業になるのではないだろうか。これは、どの教科にも通用する見方でもある。まさに基礎だ。


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