ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

学校を去る日

2010-03-31 | 育児
 いよいよ長年勤めた学校を去る日がやってきました。卒業式、離任式と人との別れを済ませた後、最後に残されたのは、学校との別れです。

 思い出の場所、思い入れの仕事など精一杯取り組んだ足跡が残っている学校と別れることは、人と別れることと同様に辛いものを感じます。

 新年度の準備を迎えた部屋、残務が残っている部屋、次年度の備品・消耗品が山済みとなった部屋など新年度の準備を迎え、新しく生まれ変わろうとしています。そして、その姿を最後にじっくりと目に焼き付けておこうと思います。

 3年間した仕事の多くは、人との関わりが多く、形として残っているものが少ないように思います。

 やり切っていない仕事がまだまだあると思いつつも去らなければなりません。刹那さを感じながらも、後を託す人がいることの安心感さえ感じています。

 教師としてまだまだ未熟な私を受け入れてくれた学校
 すべきことを発見することができた学校
 組織として動くことの大切さを見つけた学校
 
 教員人生の大きな1ページを飾った思いで深い学校が目の前にあります。
 
 大切なメンバーと過ごした思い出の場所が新しいメンバーと共に新しく生まれ変わっていきます。まるで、生きているかのようです。今後、どんな学校に生まれ変わっていくのかと少しの心配と期待をもちながら去ることになります。

 これも人生です。出会いがあれば、別れもあります。

 校舎の前に立つ私は、3年間の実践を積んだ私です。過去を振り返るのではなく、そんな過去を背負った私です。それは、3年前よりも成長し、豊かになった私です。

 感謝の気持ちを込めて、深々と校舎に礼をして、去ろうと思います。

そして、振り返ることなく、前を向いて歩いていこうと思います。 


コメントを投稿