ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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休日の過ごし方

2009-04-19 | 育児
 大型連休が間近に迫っている。せっかく学校生活に慣れ始めた子どもたちが、家庭生活に引っ張られてしまう。それを考えると、大型連休は、学校生活を充実させる上での障害となる。しかし、家庭生活が充実していなければ、学校生活は充実しない。だから、この大型連休を家庭生活の充実のための大事な機会だととらえて、家族で楽しく過ごせる子どもにしたい。
 具体的な計画を立てている家庭もあれば、そうでない家庭もある。不況の影響もあって、長期の休暇となっている保護者も多い。家庭生活においては、受動的な立場に立つことの多い子どもたちだから、保護者の考えに左右されてしまう。家族揃って楽しい休みを作ろうとする家庭ばかりではない。
 そんな状況の中で、いかに充実した家庭生活を子どもたちが送るように支援できるか、なかなか難しい。家庭のことだから家庭に任せればよいと割り切ればそれだけのことかもしれない。しかし、先にも述べたように家庭生活の充実が学校生活の充実につながるのだ。これを考えると家庭に任せることがどれだけ学校生活の充実に不安定な要素を作り出すことになるのかが見えてくる。だから、学校生活を充実させるためにも家庭生活を充実させる手助けをする必要がある。ただし、できることは限られている。
・個々の大型連休の過ごし方を交流すること
・家族と過ごすために自分にできることを見つけさせること
・具体的な取り組みを作ること
・生活のリズムが崩れないように日課を考えさせること
・日頃関わりの少ない人と積極的な関わりを作ること
など連休の生活をイメージさせ、願いや期待がもてるように意欲付けをさせることだ。
 子どもが幸せな時間を家族と過ごせることを祈りたい。連休を終えて、疲れ果てて学校に来る子どもにはしたくない。学校が尻ぬぐいをしなければならないようだと連休後の指導が大変になる。
 学校生活を充実させるためにも、連休中の子どもたちの家庭生活に関心をもち、心配な子どもには、早めに手を打ちたい。それができるのもこの一週間だ。この一週間には連休に向けていろいろな子どもの姿が見える。落ち着きがなくなる子、元気が失せる子、目を輝かせている子、様々な子どもがいる。子どもの心を探りながら、子どもたちが送る家庭生活を想像してみたい。きっと心配な子どもが見つかるはずだ。