ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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展開の扱い(追求)

2007-10-10 | 育児
導入で見通しをもち、することが分かっていれば子どもたちは自らの力で動き始める。このときの指南役が教師の仕事になる。これは、事前の教材研究の深さによって差となって現れてくる。子どもがつかんでいく道筋に合った支援ができるためには、教材研究で明らかになった本時扱う内容を細かいステップで組み立てていく必要がある。子どもがわかったり、できるようになったりしていく道筋に合わなければ、つまずく。(こちらが教えたつもりでいても、子どもは教えられていないと思う。) ここで大切にしたいことは、集団で追求していても、常に個の追求を意識して支援に当たること
<追求の見届けと手だて>
・今していることを自分の言葉で説明できること(人任せでは、追求にならない。)T「何しているの?」
・困ったことがあったら、サインを出すこと(サインが出なければ、助けられなかったり、遅れたりする。)T「困ったら手を上げてね。」
・次に何をすればよいか考えること(出口に向かう道筋を自分で作ることが大事)T「次は何をすればいいと思う?」
 グループなどで活動を行っているときも同じであるがこの場合、お互いに了解を取り合うことが加わる。これをしないと力のあるものだけが事を進めていくことになり、個の追求にならない。
<大切にしたい互いの言葉かけ>
・「これでいい?」・・・・・・・事実や分かったこと等を確認する。
・「これをしよう。」「何する?」・・・次にすることの相談をする。
・「先生に相談しよう?」・・・・・グループの困り事にする。
 子ども任せにせず、学び方として教えていくことが追求する子どもを育てることになる。(追求し合う仲間を育てることになる。)