ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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伝えたいことは伝わったか

2007-02-25 | 育児
 3月も近くなり、1年のまとめの時期になった。さて、1年間を通して子どもたちに伝えたかったことは伝わったのだろうか?振り返ってみたい。まず、
●1年を通して伝えたかったことがあったか
 これは学級目標になっていることが多いが、生き方としてこれだけは身につけて欲しいというものが明確になっていることが大事。はっきりしていなければ、それをまず作ることから始めなければならない。これが次年度につながる。また、学級目標が形式的になっていて、生きて働いてないとすればそれを振り返るチャンスにもなる。
●子どもの姿から伝えたかったことが感じられるか。
 学級の8割以上の子どもから感じられなければ伝わったとは言い切れない。(本来なら10割にしたいところ)
○子どもの発言に
 思いやり・・・全員揃っていないと「○○さんは?」困っていたら「大丈夫?」
        相手の気持ちを考えて「これはどう?」   など
○子どもの行動に
 思いやり・・・離れている子を待つ。
        一緒に考える。
        席をつける。
        友だちの反応を確かめる。         など
○子どもの作品に
 思いやり・・・日記の中にある思いやる発言
        友だちへの感謝の記事やカード類の掲示
        仲間のよさの掲示
        作品の仕上げ方
        班作り、班の取り組み           など
●記録に伝えたいことがどれだけ残されているか 
○週案簿等の記録に伝えたいことに関わる記述がどの程度の量として残されているか。こだわりがあれば、必ず次のような記録が残っている。
・子どもの姿の問題点として
・子どもの成長の変化として
・願いや留意事項として
・指導の足跡や成果として 
○教室の掲示の中に伝えたいことに関わる記述がどの程度残されているか。
・子どもの作品へのコメントとして
・コーナーとして
・歩みのコメントとして
○配付物(通信)の中に伝えたいことに関わる記述がどの程度残されているか。
・保護者につたえたい願いとして
・子どもの成長の足跡として
・子どもの頑張りの紹介として
●自分の生き方として磨きがかけられたかどうか
 伝え続ければ、それは自分への問いかけになってくる。
・「子どもの姿から自分も頑張らなくては。」
・「言った以上は自分もしなければ。」
・「もっと伝える方法はないだろうか。」
・「何をすればよいのだろう。」 などと自分へ問いかけをする生き方が自らを磨いている。
 振り返ってみると、「教育は、自分を磨く道」のように感じる。仕事に追われる毎日ではあるが、残り少ない日々を有効に使いたい。