ひよりの音楽自己満足

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SeRafiL  黒ィ光と白ィ闇

2016-12-04 07:55:56 | J-POP
 <aphasia>のヴォーカリスト<高山留歌さん>と、<Electric Asturias>等で活躍されるキーボーディスト<川越好博さん>が中心となって、2014年に結成されたロックユニット<SeRafiL>。メンバーは、留歌さん・川越さん、そしてギター<松島正一さん>、ベース<Azusaさん>、ドラムス<谷本朋翼さん>、ヴァイオリン<テイセナさん>。超強力な凄腕揃いのユニットで、POPな感じながらもプログレのエッセンスを隠し味的に散りばめた素敵な曲を聴かせてくれるそうで。結成から頻繁にライブ活動をされ、2015年12月に1stミニアルバム「飛べナイ鳥と蒼イ空」を発表されます。そして2016年9月に今回紹介させていただく待望の1stフルアルバム「黒ィ光と白ィ闇」が発表されました。タイトル通りにモノトーンファッションでポーズをキメたメンバーフォトのジャケット、しばし女性陣に見とれてしまいました。もちろん男性陣もかっくいいっす。
 アルバム1曲目は「黒ィ光と白ィ闇」。ヴァイオリンが艶やかに美しく力強く奏で、ウインドベルが綺麗に響き、アコギのアップテンポのアルペジオリフがたおやかにながれ、ヴァイオリンがのびやかに奏でて。そしてリズミカルなヴォーカルがはいって、ピアノが美しく響き、ボサノヴァ風な感じに。その後ギターのヘヴィサウンドがのびやかに響き、ダイナミックリフと叩きまくりドラムからサビはアップテンポノリノリのドライブモーどで明るく爽やかに。中盤ではミドルテンポでヴァイオリンがのびやかに奏で、テクニカルなブレイクからアップテンポのノリノリモードになって、ヴァイオリンのテクニカルでアグレッシブなソロ、続いてギターのテクニカルなソロが。終盤ではアコギのアルペリフからヴォーカルがしっとりと歌い、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ダイナミックリフからアップテンポノリノリモードでヴォーカルが力強くのびやかに。ラストはアコギとピアノがゆったりと。
 2曲目は「Walk in the Darkness」。ギターのヘヴィリフからはじまって。LOUDNESSのCrazy Nightみたいにかっくいいっす。でヴァイオリンのパワフルでリズミカルなリフにのってパンチの効いたヴォーカルがはいって、サビではカウベルリズムでパワフルにファンキーっぽく。中盤ではオルガンとヴァイオリンの掛け合いソロバトル。続いてギターのテクニカルなソロへ。終盤ではヴォーカルがゆったりとメロウに歌い、再びヘヴィリフからヴォーカルがパワフルに歌って。
 3曲目は「Judgement」。ギターのアルペジオリフがゆったりとしっとりと響き、ヴォーカルが力強くのびやかに。幽玄な感じですね。そしてダイナミックリフからヴォーカルが力強く歌い上げ、ヴァイオリンがのびやかに美しく奏でドラマティックに。中盤ではギターのテクニカルなソロが。その後ヴォーカルが静かに可愛く歌い、ヴァイオリンがのびやかに艶やかに奏でて。終盤では叩きまくりドラムからヴォーカルが力強く歌い上げて。ラストはアルペリフが静かにゆったりと。
 4曲目は「ココロのツルギ」。ヴォーカルがのびやかに、そしてアップテンポのパワフルなドラムがはいって、ノリノリのドライブモードで爽やかな感じになり、ヴォーカルがリズミカルに軽快に。サビもノリノリで、ギター・ヴァイオリン・キーボードがのびやかに爽快感たっぷりに奏でて。中盤ではヴァイオリンのテクニカルなソロ、ギターのテクニカルなソロが。終盤ではヴォーカルがのびやかにしっとりと歌い、そこからアップテンポノリノリモードになってヴォーカルが力強く歌って盛り上がって。
 5曲目は「Caislean」。シーケンスのリズムからアコギのミドルテンポのリフが。ケルト風かな?そしてフォルクローレ調のリズミカルなヴォーカルがはいって。その後ヴァイオリンのエモーショナルなソロが。中盤ではヴォーカルのスキャットがのびやかに響き、ヴァイオリンものびやかに奏で、そこからスライドギターのエモーショナルなソロへ。ラストはヴォーカルとヴァイオリンがのびやかに。
 6曲目は「Sola Cnoc」。アコギのミドルテンポのリフからヴァイオリンがのびやかに奏で、そしてダイナミックリフからピアノが美しくしっとりとしたソロが。終盤ではアイリッシュ風のヴァイオリンのリズミカルリフが。
 7曲目は「Everything Anytime」。ギターのヘヴィリフと叩きまくりドラムからアップテンポノリノリのドライブモードになってリズミカルなヴォーカルがはいって楽しく爽やかに。サビではPOPに楽しく盛り上がって。その後ミドルテンポになって、ギターがヘヴィリフからテクニカルな弾きまくりソロを。終盤では再びアップテンポノリノリのドライブモードで楽しく盛り上がって。
 8曲目は「小さなトゲ」。アコギのリズミカルなリフからミドルテンポではじまって、ヴォーカルがしっとりと哀愁たっぷりに歌い、サビではのびやかに歌い上げて。その後ヴァイオリンの艶やかで美しいエモーショナルなソロが。終盤ではヴォーカルがしっとりと、そして力強くドラマティックに歌い上げ、そこからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロへ。ラストはヴォーカルが再びドラマティックに歌い上げて。
 9曲目は「手をつないで」。ヴォーカルがゆったりとしっとりと歌い、アコギがゆったりと奏で、ヴァイオリンがのびやかにほのぼのメロディを奏でて。
 前作のミニアルバムでは顔見せ程度の控えめ感をちょびっと感じましたが、このフルアルバムではもうフルスロットル全開でPOPな曲、ヘヴィな曲、テクニカルな曲、しっとり曲、マニアック曲などなど様々なスタイルを魅せてくれ、しかも弾きまくり叩きまくりもあってメンバーの音楽性とテクを存分に引き出された、聴き応えのあるとっても楽しい素敵なアルバムですね。ライブはまだ1回でしかも30分しか観ていないので、また機会があればなによりもライブ観に行きたいっす。

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