ひよりの音楽自己満足

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TRIX 8 IMPACT

2011-10-31 21:32:38 | TRIX
 CASIOPEAのドラマー<熊谷徳明さん>、そしてT-SQUAREのベーシスト<須藤満さん>の超テクリズム隊のお二人が中心となって結成されたスーパーポップフュージョンバンド<TRIX>。他メンバーは、キーボード奏者の<窪田宏さん>と、ギタリスト<平井武士さん>でしたが・・・
 凄腕メンバーによる超テクニカルな演奏&ハイレベルなアンサンブルながらも、めっちゃポップでとっても明るく楽しい曲やムーディでしっとりとした曲も楽しませてくれ、さらにはおちゃらけたっぷりのコミカルな面あって聴き手を最高に喜ばせてくれます。
2004年から毎年コンスタントにニューアルバムを発表している<TRIX>。2010年には7枚目のアルバム「TRIX 7 FEVER」を発表されますが、こののちになんと平井さんが脱退。後任には23歳の新鋭凄腕イケメンギタリスト<菰口雄矢さん>が参加されます。そして2011年7月に8枚目のアルバム「IMPACT」を発表されます。
 アルバム1曲目は「IMPACT」。アップテンポのテクノリズムからギターとキーボードのリズミカルなリフが爽やかな感じでながれ、アップテンポのパワフルでファンキーなリズムがはいってギターがテクニカルなリフや伸びやかなメロディを奏で、サビはキーボードとユニゾンで盛り上がって。中盤ではモーグの鮮烈なサウンドのテクニカルなソロ、そしてギターのファンキーなカッティングリフからユニゾンリフが。その後ギターのアグレッシブなソロやキーボードとのユニゾンや掛け合いも。ドラムも叩きまくってます。終盤はテーマメロに戻り、ラストにはギターのエモーショナルなソロが。
 2曲目は「Rush」。シンセのリズミカルで楽しいリフからアップテンポのノリノリモードでギターが爽やかなメロディを奏でて。そしてギターのテクニカルなソロやキーボードとユニゾンで伸びやかにメロディを奏でて。スピード感や爽快感がたっぷり楽しめますね。後半にはモーグのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ギターとサビメロをハモったり、リズミカルなリフを聴かせてくれて。
 3曲目は「COSTA RICA」。ミドルテンポのテクノリズムからはじまってラップ調のヴォーカルがはいって、そしてギターとキーボードのリフの掛け合いから、ギター・キーボード・ベースの情熱的でスリリングなユニゾンリフが。その後アップテンポのベース弾きまくりのファンキーなリズムにのってモーグのテクニカルなソロやユニゾンリフを挟んでベースのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロ、ドラムの叩きまくりソロとスリリングに続きます。終盤ではユニゾンリフからバンドリフとドラムソロの掛け合いも。
 4曲目は「肩コリッ!!」。合成音声のはいるアップテンポのコミカルでとっても楽しい曲。思わずサビを口ずさんでしまいます。ギターがリズミカルなリフや爽やかなメロディを奏で、ピアノがリズミカルでテクニカルなソロを。終盤ではベースのエフェクトをかけたファンキーなリフや叩きまくりドラム、そしてギターとキーボードが伸びやかなメロディをユニゾンで。
 5曲目は「Dplphin Beach」。ミドルテンポのトロピカルな感じでゆったりノンビリの曲調で、ギターがメロウなフレーズを奏で、サビではキーボードとユニゾンで。中盤ではピアノの綺麗でエモーショナルなソロやギターのメロディアスなソロが。ラストはギターとキーボードがユニゾンでテーマメロを奏でて。
 6曲目は「OVERCOME」。しっとりと美しいピアノのリフレインがゆったりとながれ、アコギの素朴な音色が加わって、ユニゾンでほのぼのとしたメロディを奏でて。
 7曲目は「Reconstruction」。ユニゾンのテクニカルなリフからダイナミックにはじまって、アップテンポでギターのカッティングリフが軽快にながれ、キーボードとユニゾンで爽やかなフレーズを奏でて。中盤ではギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後アップテンポでテクニカルなユニゾンリフからモーグのテクニカルなソロが。
 8曲目は「Turnaround」。ミドルテンポのグルーヴィなリズムからダイナミックにはじまるもアダルティなジャジーなリズムになって、そしてギターのヘヴィなリフ、シンセのブラスサウンドのリフがビッグバンドJAZZ風にながれて。中盤ではうねるベースラインをバックにピアノのジャジーなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。そしてベースのパワフルでヘヴィなリフがながれて。めっちゃかっくいいっす。
 9曲目は「The Dharma」。ユニゾンのブレイクリフからアップテンポのファンキーなリズムにのってギターのカッティングリフがかき鳴らされ、そしてベースのパワフルなチョッパーリフにのってギターのリスミカルなリフが。中盤ではベースのエフェクトをかけたテクニカルなソロ、キーボードのエモーショナルなソロが。そしてバンドリフと叩きまくりドラムからベースのチョッパーリフにのってギターのテクニカルなソロやキーボードとのリズミカルなユニゾンリフも。
 10曲目は「Times」。キーボードのメロウなフレーズからはじまって、そしてギターのヘヴィリフからパワフルでダイナミックに。その後落ち着いた感じになり、キーボードのクリスタルなサウンドが響き、ギターがエモーショナルなフレーズを奏でて盛り上がっていって。後半ではギターのテクニカルなリフと叩きまくりドラムからアップテンポのノリノリモードになり、ギターのパワフルなリフからオルガンのエモーショナルなソロが。
 11曲目は「茉莉花」。ミドルテンポのゆったりとしたリズムではじまって、それにのってシンセのしっとりとしたリフ、ギターのカッティングリフがながれ、ピアノがほのぼのとした感じのメロディを美しく奏でて、サビではギターがメロウなフレーズを伸びやかに聴かせて。中盤ではピアノがリズミカルなソロを、そしてギターがメロディアスなフレーズを奏でて。その後ピアノリフがしっとりとながれ、そしてドラマティックに盛り上がって。ラストはギターが伸びやかな音色を響かせて。
 ギタリストが代わってもTRIXサウンドは健在ですね。明るく楽しく、パワフルにテクニカルに、なおかつ繊細で美しく。アルバム通して楽しめる素敵なアルバムです。またいつか機会があればライブ観に行きたいっす。

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