ひよりの音楽自己満足

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TRIX 7 FEVER

2011-04-06 23:14:18 | TRIX
 CASIOPEAのドラマー<熊谷徳明さん>、そしてT-SQUAREのベーシスト<須藤満さん>の超テクリズム隊のお二人が中心となって結成されたスーパーポップフュージョンバンド<TRIX>。他メンバーは、キーボード奏者の<窪田宏さん>と、スゴ腕ギタリスト<平井武士さん>です。
 凄腕メンバーによる超テクニカルな演奏&ハイレベルなアンサンブルながらも、めっちゃポップでとっても明るく楽しい曲やムーディでしっとりとした曲も楽しませてくれ、さらにはおちゃらけたっぷりのコミカルな面も。聴き手を最高に喜ばせてくれます。
  2004年から毎年コンスタントにニューアルバムを発表している<TRIX>。2010年にはこの7枚目のアルバム「TRIX 7 FEVER」を発表されます。“7”ということで虹が描かれ、7並びでスロットマシンに金貨がいっぱいのジャケット。もうめっちゃ明るくハッピーな曲を期待しちゃいます。
 アルバム1曲目は「STAR」。ちょっぴり哀愁を感じるミドルテンポのダイナミックなリフからはじまって、アップテンポになってキーボードのパーカッシブで歯切れよいリフが。サビではギターのメロウなフレーズも。中盤ではゆったりとキーボードのクリスタルなサウンドがしっとりと美しく響いて。そしてアップテンポでベースのパワフルなリフにのってキーボードのパーカッシブなリフが。終盤ではギターのエモーショナルかつテクニカルなソロ、そしてキーボードとのユニドンも。
 2曲目は「Delight」。パワフルなドラムからハイテンポでめっちゃノリノリモードではじまって、テクニカルなユニゾンリフ、そしてキーボードの明るく楽しいリフミカルなリフが。このテクニカルなユニゾンリフはCozy Powell氏のKillerのユニゾンリフによく似てますね。めっちゃかっくいいっす。リズムも一緒だし。中盤まずはテクニカルなモーグソロ、続いてドラムソロ。そしてテクニカルなユニゾントリルからギターのアグレッシブなソロが。終盤では明るく楽しく爽やかなリフがながれ、再びギターソロのあとユニゾンリフでFin。
 3曲目は「Band Navigation」。めっちゃ楽しいコミカルソング。アップテンポのテクノリズムからはじまって、車のエンジンスタート音が響き、そしてカーナビのナレーションがはいって。“ルート案内を開始します”って。アップテンポのノリノリリズムにのってギターのリズミカルなリフ、キーボードとのユニゾンリフがながれて、サビでは♪ナ・ビ・ゲイッション~って女性コーラスが。その後“まもなく左方向”って。そしてリズムがだんだん早くなると”ドラム、よれてます“ってナビが。続いてはキーボードのテクニカルなソロ。が、なんかちょっと音が変。”キーボード、外しすぎです“ってナビが。さらにギターとキーボードのユニゾンリフのあと、ベースソロですが、これもだんだん音が上がっていって、”ベース、エフェクター、解除してください“ってナビが。終盤ではギターとキーボードのユニゾンリフのあと、ギターのテクニカルなソロが。ここでも音がだんだんキンキンしてきて、”ギター、歪すぎです“ってナビが。ラストは♪ナ・ビ・ゲイッション~って。楽しませてくれますねぇ。
 4曲目は「THE COIL」。パワフルでダイナミックなリフ、テクニカルなユニゾンからはじまって、ベースのファンキーリズミカルなリフにのってギターの爽やかなフレーズがながれて。サビではキーボードのクリスタルなサウンドもながれて。中盤ではシンセのエモーショナルなソロ、続いてテクニカルなドラムソロが。終盤ではギターのメロディアスなフレーズがながれ、キーボードとのユニゾンリフも。
 5曲目は「ジョイちゃん」。小鳥のさえずり・犬の鳴き声が聞こえてきて、キーボードのほのぼのするようなフレーズ、そしてギターの哀愁ただようしっとりとしたフレーズがアコギリフをバックにゆったりとながれて。トライライトな感じのムーディな曲調です。その後ピアノのゆったりとしたメロウなリフやギターのメロウなフレーズも。トライアングルの響きがいいアクセントになってますね。中盤にはピアノのエモーショナルなソロ、そしてベースがメロディラインをしっとりと奏でて。
 6曲目は「Smile」。リズミカルなギターのカッティングリフ、ベースのパワフルなチョッパーリフからはじまって、アップテンポのダイナミックなリフから変拍子のリズミカルなギターリフが。その後ミドルテンポになってさわやかなギターフレーズがながれて。中盤ではキーボードのテクニカルなソロ、ベースのパワフルでファンキーなソロと続き、バンドリフとドラムソロの掛け合いも。終盤ではギターフレーズとキーボードのカウンターメロが掛け合いのようにながれ、ラストにはギターのアグレッシブなソロが。
 7曲目は「Gemma」。パワフルでダイナミックなリフからアップテンポのノリノリリズムで明るく楽しくはじまって。チョッパーベースのパワフルなリフにのってギターとキーボードがテクニカルなリフを奏でて。中盤ではベースのテクニカルなチョッパーソロ、続いてピアノのパワフルなソロ、そしてギターとドラムのリフをはさんでのソロ回しも。終盤ではギターリフからアグレッシブなギターソロへ。
 8曲目は「流離」。パワフルなドラムフィルからはじまって、アップテンポながらギターのちょっぴり哀愁を感じるメロウなフレーズがながれて。中盤ではエモーショナルかつテクニカルなモーグソロ、そしてパワフルなチョッパーベースソロが。終盤ではギターのエモーショナルなソロが。
 9曲目は「Sudden」。パワフルなバンドリフからアップテンポのノリノリリズムにのってギターの明るく爽やかなリフがながれて。中盤ではパワフルなオルガンソロやギターのメロウなフレーズがながれ、再びオルガンソロ。そしてベースのテクニカルなソロ、ギターのアグレッシブなソロと続きます。
 10曲目は「Christmas Flower」。ミドルテンポでピアノのエレガントなフレーズがながれ、ギターとキーボードのユニゾンの哀愁を感じるフレーズが響いて。そしてギターとキーボードがゆったりとしっとりとメロウなフレーズを奏でて。後半にはキーボードのエモーショナルなソロが。
 明るく楽しい曲がいっぱい聴けてウキウキした気分になれ、しかもムーディな曲もじっくりと聴かせてくれて心地よい気分にもなれて、TRIXサウンドをたっぷり楽しませてくれる素敵なアルバムですね。すっかりご無沙汰になってしまいましたが、またあの面白すぎるめっちゃ楽しいライブも観にいきたいっす。

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