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15.3.27 Toshimi Session "PROGRESSIVE JAM"

2015-03-29 15:46:24 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.3.27 横浜Hey-Joe
<PROGRESSIVE JAM>
 “フレットレスベース王”凄腕ベーシスト<永井敏巳さん>が主催され、毎回多彩なゲストの方々が参加される<Toshimi Session>。今回3/27のライブでは“Toshimi Session”ではなく、“PROGRESSIVE JAM”と題して、ゲストに”日本プログレの父“巨匠キーボーディスト<難波弘之さん>、歌う凄腕ドラマー<大菊勉さん>を迎えてキーボードトリオでプログレ曲を演奏されるとのことで、これは見逃せないと即予約。先日のToshimi Sessionでの情報では、難波さんからEL&P曲の譜面が届いたのことで、どんな曲をやってくれるのか、めっちゃ楽しみになりました。

 さて当日。仕事を終えてから横浜へ。19時過ぎに着いて、ノンビリと開演を待ちます。今回はお店のグランドピアノが客席の隅に片付けられ、いつものグランドピアノ場所にはL形に計5台のキーボードが並べられて。ステージ中央には3タム1バスのドラムセット。そしてステージ左にベースアンプとブラウンのソリッドボディのフレットレスベースが準備されていて。

 19時36分ころ、客席が暗くなって、メンバーの皆さんが登場して大拍手で迎えられます。そしてスネアロールからパワフルなドラムソロがスタート。その後ミドルテンポのリズムを刻み、グルーヴィなベースリフがはいって、キーボードがのびやかに、リズミカルに奏でて。1曲目は大菊さんの曲。ダイナミックなリフとパワフルなブレイクからグルーヴィなベースリフとともにアップテンポのドライブモードになるも再びミドルテンポになってキーボードがのびやかに奏で、ダイナミックなリフからブレイクをキメて。中盤では静かになってドラムがリムでリズムを刻み、ベースのワウを効かせたテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって盛り上げて。続いてはキーボードとドラムのソロバトルで盛り上がって。終盤ではパワフルなブレイクからミドルテンポのパワフルなリズムにのってキーボードがのびやかに奏で、オルガンのリズミカルなリフからパワフルにブレイクをキメて。

 続いてまずはピアノのテクニカルなソロが。そしてアップテンポのノリノリのリズミカルなリフが。2曲目は「Nuts Rocker」。リズミカルなリフからキーボードとベースがテクニカルなユニゾンをキメ、そこからキーボードのテクニカルなソロが。中盤では難波さんが手拍子を促して、キーボードとドラムのテクニカルでアツいソロバトルが。その後“オクラホマミキサー”の楽しいリフがノリノリで。終盤ではノリノリのドライブモードでピアノのリズミカルなリフからキーボードとベースがユニゾンをキメ、パワフルなブレイクからゆったりと。

 「皆さん、こんばんは!」って永井さん、大拍手!「今日は“Toshimi Session”ではなく、“PROGRESSIVE JAM”と題して」「JAMと言ってもJAMれる曲がない。譜面ガン見」って永井さん、爆笑!「キーボードトリオでプログレ、こんな大変なことない」って永井さん。「忙しくてしょうがない」って難波さん。そして「多くの鍵盤を持ち込んで」って。「今日もてんこ盛りなんで、いやな汗かきながら」って爆笑!「たぶん楽しんでいただけるかと。最後までお付き合いください。宜しくお願いします」って大拍手!
 ここでメンバー紹介です。「キーボード、難波弘之!」大拍手!「毎日練習しても弾けない曲ってあるんですね」って難波さん、爆笑!「プログレは大変」って。続いて「ドラムス、大菊勉!」って大拍手!「最近プログレの犠牲者」「無理難題をやらされて」って永井さん。「今日はいつもと曲が違う」「何事かと思った」「いい刺激に」って大菊さん。でも「心臓に悪い」って。で、いつもの“Toshimi Session”では当日リハのみだそうですが「さすがに今回はリハを」って難波さん。ちなみにスタジオ5時間借りたそうですが「難波さんのキーボードのセッティングとバラしで2時間かかった」って永井さん、爆笑!そして「ベース、永井敏巳です」って大拍手!

 次の曲もEL&Pで、ずっと以前にタモリ氏の音楽番組で難波さんと永井さんはやったことがあるそうですが、永井さんは「記憶にない」って。3曲目は「America」。カウントからノリノリのシャッフルモードではじまって、グルーヴィなベースリフとリズミカルなオルガンリフが。そしてベースリフとパワフルなタムドラムからリズミカルなリフがはいって、そこからオルガンのテクニカルなソロとベースのテクニカルなソロのアツいソロバトルが展開。その後オルガンの明るく楽しいリズミカルなリフがはいって、ドラムが叩きまくり、ブレイクをキメてからオルガンがクラシカルなリフをリズミカルに奏で、ラストはダイナミックなリフからドラムが叩きまくって。

 続いて4曲目はまさかの「Red」。イントロで客席がどよめいて。ギターのいないキーボードトリオでKing Crimsonとは超ビックリ!耳を疑ってしまいました。キーボードとベースがミドルテンポでゆったりとダークにうねって、オルガンのヘヴィリフから盛り上がっていって、ブレイクからオルガンがのびやかに奏で、そこからアップテンポのノリノリモードに。その後ドラムが静かにリズムを刻み、オルガンリフとともにベースがゆったりと響いて。中盤ではパワフルなドラムとうねるベースにのってオルガンのヘヴィリフがミドルテンポでながれ、オルガンとベースのテクニカルなフィルから盛り上がって、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムが。終盤ではオルガンがのびやかに響き、ドラムが叩きまくり、一旦静かになるも再びパワフルなドラムとうねるベースからオルガンがのびやかに奏で、ラストはゆったりと。

 「結構うるさくなってきました」「週末に聴く音楽じゃない」「のどが渇く」「キーボードトリオなのにクリムゾン」「なぜこれをキーボードでやろうと思ったんですかね」って。「なかなか疲れますね」って。

 5曲目は難波さんの「リベンジ・オブ・トラベラー」っておっしゃったかな?ドラムフィルからオルガンの明るく楽しいリズミカルなリフがはいって、テクニカルなリフからブレイクをキメ、ドライブ感たっぷりのベースリフにのってリズミカルなリフからキーボードがのびやかに爽やかに奏でて盛り上がって。その後ミドルテンポでリズミカルなリフからシンセがのびやかに奏で、パワフルなタムドラムからシンセのうねるエモーショナルなソロ、ピアノの爽やかなソロが。中盤ではオルガンのリズミカルなリフからシンセがのびやかに爽やかに奏で、そこからシンセのテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポのノリノリモードで、ドライブ感たっぷりのベースリフにのってオルガンがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって。そしてブレイクから一旦静かになるもベースのリズミカルなリフからオルガンがのびやかに奏で、そこからドラムの叩きまくりソロが。ラストはブレイクから盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました。キーボード、難波弘之!ドラムス、大菊勉!ベース、永井敏巳でした。ちょっと休憩します」って大拍手!メンバーの皆さんは大拍手のなか、楽屋へ。時計を見ると20時23分。約50分の第1部でした。

 20時47分ころ、客席が暗くなって、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。第2部最初となる6曲目は「Hoedown」。シンセサウンドがうねり、オルガンのリズミカルなリフがダイナミックに。そしてアップテンポのパワフルでグルーヴィなリズムにのってオルガンのテクニカルなリフからリズミカルなリフが明るく楽しくながれて。その後ブレイクをキメてからオルガンのテクニカルなソロが。中盤ではブレイクからシンセがうねりまくり、オルガンのテクニカルなリフからリズミカルなオルガンソロへ。さらにパワフルなブレイクからシンセのうねりまくるテクニカルでアグレッシブなソロが。終盤ではリズミカルなリフからブレイクをキメて。

 「ありがとうございます」って永井さん、大拍手!「難波さんが一人で弾きまくる」「見ていて楽しい」って永井さん、爆笑!ここでメンバーの皆さんおのおののライブ告知と物販CDの宣伝が。

 7曲目は「Presto Vivace~In The Dead of Night」。ドラムのアップテンポのリズムにのってキーボードがテクニカルなリフをリズミカルに弾きまくって。大拍手!その後パワフルなリズムからキーボードのリズミカルなリフが明るく爽やかにながれ、アップテンポのノリノリモードでリズミカルなリフにのって大菊さんが叩きながらパワフルに歌って、サビではミドルテンポで歌い上げて。中盤ではベースのうねるリフとキーボードのリズミカルなリフ・テクニカルなリフがながれ、パワフルなドラムフィルからアップテンポで大菊さんの力強いヴォーカルがはいって、サビではミドルテンポでのびやかに。その後キーボードのテクニカルなリフからシンセソロへ。終盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムから再び大菊さんのヴォーカルがはいってのびやかに歌い上げ、ベースのグルーヴィなリフにのってリズミカルなリフがながれ、ラストはテクニカルなリフからゆったりと。そして弾きまくり叩きまくりでFin。「大菊勉!」って大拍手!

 続いて8曲目は難波さんの「Rendez-vous 6:02」。キーボードの綺麗な音色がゆったりとほのぼのとながれ、キーボードの綺麗なクリスタルサウンドのリフから、難波さんがゆったりとのびやかに歌って。中盤ではキーボードの綺麗でエモーショナルなソロ、シンセのうねりまくるソロが。その後、静かになってクリスタルサウンドが幻想的に響き、難波さんのしっとりとしたヴォーカルがはいって、ゆったりとメロウに歌って。ラストはゆったりと美しく。シンバルロールが綺麗に響いて。

 「プレスト、無事に終わった」って。で「せっかく練習したんだから1回回しで終わらせたらもったいない」って。

 次の曲は「難波さんのわけわかんない曲を」ってAPJの曲で、ドラムソロをフィーチャーとのことで。9曲目は「Progroove」。カウントからアップテンポの複雑なリズムにのってピアノのパワフルでリズミカルなリフとグルーヴィなベースリフが。ところが難波さんが両手を振って曲を止めて。どうもリズムがずれたようで。自分には何が悪かったのかさっぱりわかりませんでしたが。「もう1回やろう」って難波さん。「これ~ムズいっすよ」って大菊さん。珍しいですね。あらためてカウントからアップテンポの複雑リズムがはいってグルーヴィなべースリフにのってピアノのテクニカルなリフがはいって、ドラムが叩きまくって。そして静かになってピアノソロへ。ベースもドラムもフリーインプロでミステリアスな感じに。その後テクニカルなピアノソロへ。アグレッシブに盛り上がって。続いて再び静かになってからテクニカルなベースソロへ。途中“21世紀の~”のリフを織り交ぜてニヤッと。中盤ではドラムソロへ。永井さんは楽屋へ、難波さんはカウンターの隅へ。ドラムソロ、まずはスネア中心に叩きまくり、テンポダウンしてからスネアロール。そこからタムを叩きまくり、リムショットも織り交ぜて。なによりも“間”がいいですね。そしてミドルテンポでのタム叩きから徐々にテンポアップしていって激しく叩きまくって盛り上がって。ソロが終わると大拍手大歓声!大菊さんは立ち上がってお辞儀を。そしてアップテンポで叩きはじめ、永井さんと難波さんがステージに戻って、ピアノのリズミカルなリフがはいって、グルーヴィなベースリフにのってピアノのテクニカルなソロが。ラストはピアノのミステリアスなリフからアップテンポでリズミカルなリフがスリリングに。ドラムも叩きまくって。「ドラムス、大菊勉!」って大拍手大歓声!「スリリングな感じで終わった」って。

 「いよいよ最後の曲になりました」「ここでようやく自分の曲がでてホッとする」って永井さん。でも「キーボードだけだと指がちぎれる」って難波さん。「ユニゾンで弾くのは難波さんだけ」「難波さんは両手で弾くので、よーく見てみて」って永井さん。本編最後となる10曲目は永井さんの「Dance of The Harlequin」。カウントからダイナミックでテクニカルなユニゾンリフがスリリングに。ドラムも叩きまくって。そしてアップテンポのノリノリモードでグルーヴィなベースリフとリズミカルなリフからテクニカルなユニゾンリフがスリリングに。その後ミドルテンポになってベースのハーモニクスサウンドが響き、そのままベースのテクニカルなソロへ。ソロが終わると大拍手!中盤ではスリリングなテクニカルユニゾンリフからシンセのテクニカルなソロへ。途中からアップテンポになってノリノリで弾きまくって。ラストはスリリングなテクニカルユニゾンリフをキメてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました。キーボード、難波弘之!ドラムス、大菊勉!ベース、永井敏巳でした」って大拍手!メンバーの皆さんは大拍手のなか、楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとほどなくメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手で迎えられます。
 「アンコールありがとうございます」って大拍手!「疲れるライブですね」って。「サビに戻るの忘れた」って難波さん、爆笑!

 オーラス11曲目は「飛行船モルト号」。アップテンポのドライブ感たっぷりのパワフルなリズムにのってリズミカルなリフがスリリングに。そしてミドルテンポになってキーボードがゆったりと爽やかに奏で、キーボードのテクニカルなリフからダイナミックなリフとパワフルなドラムフィルが。その後、静かになってキーボードがゆったりと奏で、そこからベースのテクニカルなソロが。続いてオルガンのエモーショナルなソロ、さらにシンセののびやかなソロが。中盤ではダイナミックなリフからスネアのパワフルなボレロ風リズムがはいって、そこからアップテンポのノリノリモードになってピアノのテクニカルなソロが。カウベルのリズムにのってサンバ風にノリノリで。さらにドライブ感たっぷりにシンセのテクニカルなソロも。ドラムが叩きまくって盛り上げて。終盤ではダイナミックなリフとドラムフィルから一旦止まって、アップテンポのドライブ感たっぷりのリズムがはいって、シンセがのびやかに奏で、ミドルテンポになってシンセがのびやかにドラマティックに奏でて。ラストはダイナミックなリフとドラムフィルの掛け合いからミドルテンポでゆったりとのびやかに。そしてパワフルなリフと叩きまくりドラムからゆったりとなって、弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました。キーボード、難波弘之!ドラムス、大菊勉!ベース、永井敏巳でした」って大拍手!メンバーの皆さんは大拍手のなか、楽屋へ。すると客席が明るくなってライブ終了。時計を見ると22時ちょうど。1時間10分ちょいの第2部で、計2時間のめっちゃアツい楽しいライブでした。
 EL&P3曲にUKにまさかのクリムゾン、そして難波さんの曲もたっぷりと、キーボードプログレをたっぷりと堪能させていただいて、さらにエネルギッシュで凄い迫力のスリリングな弾きまくり叩きまくりもあれば、綺麗に美しく聴かせてくれる場面もあり、仕事の疲れも吹き飛ぶめっちゃかっくいいライブでした。またぜひお願いしたいっす!