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イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

雨の日のバス停、荷物のように抱えられてバスを待つ忠犬。

2018年09月23日 09時00分00秒 | 英国のイヌ
平日の午後、雨がしとしと降る、ストックポートタウンセンターのバス停で、バスを待ちました。


傘をささなくてもいいぐらいのサラサラ雨がほとんど毎日降り続けるイギリスの秋冬の到来です。
日本の夏の通り雨のようにシャーっと降ってからっとあがる雨はめったになくて、一日中ダラダラ小雨が降ったりやんだり。



金髪の女性の小脇に抱えられ、じっとしているお利口な中型犬。



あまり静かにじっとしているので、イヌだということにしばらく気が付きませんでした。

話をせずこっそり写真を撮ったので、名前も犬種も不明です。

10分近くはこうして待っていたはずです。
片手で重いでしょうに、持ち替えることもおろすこともなく時々ゆすり上げて持つ態勢を多少調節していました。

ストックポート日報でもたびたび取り上げている、バスや電車に乗るイヌ。
ほかの乗客に迷惑をかけない限り、公共交通機関にイヌをのせるのは全く問題ありません。

私の乗るバスが来る前に別のバスにイヌを連れて乗り込んだこの女性、窓際の席に落ち着いたのが外から見えました。

犬は床におろしたようです。
窓の外からは見えませんでした。
膝に乗せると隣に座り合わせた人が嫌がるかもしれないという配慮でしょうか。

バスを待つ間ずっと抱えていたのはイヌの足が濡れるのを防ぐためではないか、と思うのですが。



さてこの女性、一日雨が降り続くこの日、濡らしたくないイヌを連れてタウンセンターのどこで何をしていたのか?

もしかして、職場で、仕事?

4時前です。早朝シフトの終業は3時だし、イギリスではすっかり一般化したオフィスのフレクシブルタイム制、ちょうど早めの退社時間です。

商店や理髪店に飼い主と出勤するイヌの話題もストックポート日報ではおなじみですが、イギリスではどういう事情かオフィスに飼いイヌを連れてくるのも決して珍しいことではないのです。

おそらく上司と同僚の同意は必要だとは思いますがおとなしくしている限り犬連れを禁止する理由は思いつきません。
規律の問題とか考えればあるでしょうけど。

介護の仕事をしていた時、夜勤にたびたびシェパード犬を連れてくる同僚がいました。
引き継ぎミーティングにイヌも参加して、後は一晩中スタッフルームで寝ていたようです。

夫が以前働いていたソフトウェア開発会社には夏休み中の小学生の息子と飼い犬のブルドッグを連れて出勤してくる男性がいました!
ブルドッグ見たさに訪ねたことがあります。

息子は空いた席で一日中コンピューターゲームをしていたようです。
ブルドッグも空いた席に陣取って机の上にあごをのせて寝ていました。




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コメント (3)
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