私の誕生日にはギリシャ料理のデリバリーをたのみました。
家族の誕生日には外食するのが私のうちの恒例なのですが、はい、コロナウィルス感染拡大防止のためのロックダウンでまだすべての飲食店が営業停止なのです。
先週の夫の誕生日には中華料理、先月の下の息子の誕生日にはインド料理をそれぞれデリバリーしてもらいました。
今回は、ギリシャ料理。
ギリシャ料理は、中華、インド料理ほどではありませんがイギリスではけっこう一般的なのです。
イギリスの都市部にとてもたくさん住んでいるキプロス人の移民が経営しているギリシャ料理のレストランやテイカウェイ・ショップ(持ち帰り専門)がけっこうあるようです。
キプロスは20世紀の初めごろから短期間イギリスの統治下におかれ、今は独立の共和国ですがイギリス連邦の加盟国です。
ギリシャ料理とキプロス料理とトルコ料理それに中近東、中央アジアの料理ってなんだかよく似ているようです。
....もちろんそれぞれ豊かなバラエティがあって、「ぜんぜん、違う!」という抗議の声が上がりそうですが、日本人の私にはもちろん、たいていのイギリスに住むイギリス人にも区別がつかないはずなのでは。
ピタ pita (平べったいパン)と、フェタ feta (ボロボロした食感の白い臭いのきついヤギ乳のチーズ)がまぶされたチップス(ポテトフライ)。
左からドルマ dolma(ブドウの葉で包んだ蒸したライス)、 名前は忘れましたが、骨付きのスパイスの効いたヒツジの肉、チキン、ギリシャの辛いソーセージ、グリーク・サラダ (トマトとオリーブとフェタの入ったサラダ)。
肉を食べる私と息子は2~3人用のセットコースをたのみました。
ベジタリアンの夫は、ハルーミ haloumi (カマボコのような食感のヒツジの乳のチーズ)のステーキ、オニオンリング、フモス hummus(ヒヨコマメのペースト)を単品でたのみ、私たちの肉コースに含まれているチップス、ピタ、ドルマ、サラダをシェアしました。
肉類の濃いスパイシーな味付けを中和するための3種類のすっぱいヨーグルト・ベースのディップがついてきました。
フェタは、スーパーマーケットはもちろん、コンビニでも扱っているイギリスではとても人気のある健康食チーズなのです。
サラダやサンドイッチに使われます。
.....すべて、イギリスで非常によく知られた、というかイギリスでよく知らない人が「ギリシャ料理」あるいはトルコ、キプロス料理と言えば思い浮かべる類の料理ばかりです!
地中海料理特有のイカやタコは扱っていないようでした。残念!
「タコを食べるなんてぞーっとする」というイギリス人がとても多いのです。
夫に言わせれば、フェタをまぶしたチップスは、イギリス人観光客が多いギリシャの通俗な観光地で、イギリス人向けに出している定番料理なのだそうです。
とにかく、「イギリス人の好みに迎合したギリシャ料理」といった品ぞろえだったのです。
いえ、自分では作れない、めったに食べられないものを堪能しました。文句があるわけではありません。
特にこってりした肉類の味付けが中近東風(?)の異国情緒たっぷりで病みつきになりそうでした。
ドルマは、キプロス・レストランでもターキッシュ(トルコ)・レストランでも食べたことがあります。
すっぱくてやわらかいブドウの葉は桜餅を包む桜の葉のようです。
オーダーした時のメニューによれば、この店のドルマは「ベジタリアン対応」のはずなのですが、中に酢漬けにしたニシンのような魚が入っていました。
うちの夫はベジタリアンと言っても魚は食べるベジタリアン亜種の「ペスカトリアン」なので問題はなかったのですが、真正ベジタリアンが知らずに口にしていたらえらいことになったはずです。
とは言え、脂っぽい魚がきらいな夫と息子は食べませんでした。
日本人の私の口にはとてもよく合います。
笹で包んだサバ寿司のようでした。
笹と違ってブドウの葉は食べられます。
配達までしてくれて、お値段は3人前が驚きの30ポンド少々というお安さ。
食べきれずに余った分は冷蔵庫に保管しました。
次回はウケが悪かったフェタまぶしのチップスがたくさんついてくる「お徳用コース」は避けて、単品をいろいろたのんでみてもいいな、と思いました。
ドルマも私ひとりだけで食べる2個あれば充分。
ロックダウン下の誕生日祝いのデリバリーフードについての記事2本のリンクです☟
中国人が調理した、イギリス人向きにアレンジされたイギリスで食べる中華料理に、イギリス人の食事習慣を見る
デリバリーフードと、バーチャルパーティで祝うロックダウン下の誕生日、配達にも新ルール
家族の誕生日には外食するのが私のうちの恒例なのですが、はい、コロナウィルス感染拡大防止のためのロックダウンでまだすべての飲食店が営業停止なのです。
先週の夫の誕生日には中華料理、先月の下の息子の誕生日にはインド料理をそれぞれデリバリーしてもらいました。
今回は、ギリシャ料理。
ギリシャ料理は、中華、インド料理ほどではありませんがイギリスではけっこう一般的なのです。
イギリスの都市部にとてもたくさん住んでいるキプロス人の移民が経営しているギリシャ料理のレストランやテイカウェイ・ショップ(持ち帰り専門)がけっこうあるようです。
キプロスは20世紀の初めごろから短期間イギリスの統治下におかれ、今は独立の共和国ですがイギリス連邦の加盟国です。
ギリシャ料理とキプロス料理とトルコ料理それに中近東、中央アジアの料理ってなんだかよく似ているようです。
....もちろんそれぞれ豊かなバラエティがあって、「ぜんぜん、違う!」という抗議の声が上がりそうですが、日本人の私にはもちろん、たいていのイギリスに住むイギリス人にも区別がつかないはずなのでは。
ピタ pita (平べったいパン)と、フェタ feta (ボロボロした食感の白い臭いのきついヤギ乳のチーズ)がまぶされたチップス(ポテトフライ)。
左からドルマ dolma(ブドウの葉で包んだ蒸したライス)、 名前は忘れましたが、骨付きのスパイスの効いたヒツジの肉、チキン、ギリシャの辛いソーセージ、グリーク・サラダ (トマトとオリーブとフェタの入ったサラダ)。
肉を食べる私と息子は2~3人用のセットコースをたのみました。
ベジタリアンの夫は、ハルーミ haloumi (カマボコのような食感のヒツジの乳のチーズ)のステーキ、オニオンリング、フモス hummus(ヒヨコマメのペースト)を単品でたのみ、私たちの肉コースに含まれているチップス、ピタ、ドルマ、サラダをシェアしました。
肉類の濃いスパイシーな味付けを中和するための3種類のすっぱいヨーグルト・ベースのディップがついてきました。
フェタは、スーパーマーケットはもちろん、コンビニでも扱っているイギリスではとても人気のある健康食チーズなのです。
サラダやサンドイッチに使われます。
.....すべて、イギリスで非常によく知られた、というかイギリスでよく知らない人が「ギリシャ料理」あるいはトルコ、キプロス料理と言えば思い浮かべる類の料理ばかりです!
地中海料理特有のイカやタコは扱っていないようでした。残念!
「タコを食べるなんてぞーっとする」というイギリス人がとても多いのです。
夫に言わせれば、フェタをまぶしたチップスは、イギリス人観光客が多いギリシャの通俗な観光地で、イギリス人向けに出している定番料理なのだそうです。
とにかく、「イギリス人の好みに迎合したギリシャ料理」といった品ぞろえだったのです。
いえ、自分では作れない、めったに食べられないものを堪能しました。文句があるわけではありません。
特にこってりした肉類の味付けが中近東風(?)の異国情緒たっぷりで病みつきになりそうでした。
ドルマは、キプロス・レストランでもターキッシュ(トルコ)・レストランでも食べたことがあります。
すっぱくてやわらかいブドウの葉は桜餅を包む桜の葉のようです。
オーダーした時のメニューによれば、この店のドルマは「ベジタリアン対応」のはずなのですが、中に酢漬けにしたニシンのような魚が入っていました。
うちの夫はベジタリアンと言っても魚は食べるベジタリアン亜種の「ペスカトリアン」なので問題はなかったのですが、真正ベジタリアンが知らずに口にしていたらえらいことになったはずです。
とは言え、脂っぽい魚がきらいな夫と息子は食べませんでした。
日本人の私の口にはとてもよく合います。
笹で包んだサバ寿司のようでした。
笹と違ってブドウの葉は食べられます。
配達までしてくれて、お値段は3人前が驚きの30ポンド少々というお安さ。
食べきれずに余った分は冷蔵庫に保管しました。
次回はウケが悪かったフェタまぶしのチップスがたくさんついてくる「お徳用コース」は避けて、単品をいろいろたのんでみてもいいな、と思いました。
ドルマも私ひとりだけで食べる2個あれば充分。
ロックダウン下の誕生日祝いのデリバリーフードについての記事2本のリンクです☟
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デリバリーフードと、バーチャルパーティで祝うロックダウン下の誕生日、配達にも新ルール