イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

ストックポートから日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。ストックポートってどこ?まずは本文をお読みください。

懐かしい1990年代趣味のシャツに焼き付けられた巨人軍の選手の大けが故事

2019年08月31日 09時00分00秒 | シブい!日本語表記、日本関係なら何でもクール!
ボランティアでお手伝いしているチャリティーショップ、オックスファム Oxfam で寄付品の整理をしていたら出てきた紳士物のシャツ。


こ、これは!という目を見張るデザインです。
漢字や日本語表記がおしゃれ!!なグラフィックとして注目を浴びるようになったのはたしか、ここ10年ぐらいだったように思います。

でもこれはどうも(確かではないのですが)私がマンチェスターでテキスタイルデザインの勉強をしていた頃、1990年代の香りがプンプンするデザインなのです。
新聞(このシャツが好例)や地図、カリグラフィーが美しい古文書や、それこそ古典絵画やら古いカタログやらカトゥーンやら…
とにかく何でもコピーしてコラージュして全面にちりばめた図柄が1990年代に流行ったのです。

ブランドはバートン Burton。
イギリスの中堅どころの「ハイストリート・ネーム」です。そんなに高級でも安っぽくもありません。

下の息子のハイスクールの卒業ダンスパーティ用のスーツをここで買いました。

ブランド名のロゴがけっこう古かったです。

モチーフになった日本のスポーツ新聞の記事見出しから年代が特定できる読者の方がいらっしゃるかもしれません。
...私はスポーツもプロ野球も苦手です。



今でも十分通用する斬新なデザイン技法ですね。

...ただし文字の意味が分からなかったら、の話です!
残念ながら日本人の私には書いてある内容がすべて理解できてしまう!

「渡」(?、人名でしょうか、それとも人名の一部?)が「全治一か月」の「重症」を負ったらしいことが反転文字で繰り返されるなまなましい情報が気になってデザインの妙が味わいきれない。

「巨人8点」、「井上1号」、「2安打いい調子風呂はチームメ(以下不明)」、「襲った」、「(??)腹筋断裂」の反転・さかさま文字のリピートに「渡重症」と「重」の文字が特大ポイントで規則正しく重ねられています。

「傷」の下半分も最大ポイントでしつこくリピートしていますね。

「渡」という巨人軍の選手(ですよね?)が大けがをしたらしいニュースがタイムカプセルのようにイギリスの中古衣類のテキスタイルデザインとして焼き付けられています。

「渡」が復帰できたのか心配です。(いつの話でしょうか)


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ストックポートがキッチュな海辺の遊興地に!ショッピングアーケードに出現した小規模なレトロ・ファンフェア

2019年08月28日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
日本の暑さには及びもつきませんが、25度前後の(イギリスの)夏らしい日が続いています。


ストックポートのタウンセンターで先週撮った写真です。

両側にハイストリート・ショップ(主に全国チェーン展開の店)が並び、一部ガラスの屋根で覆われたショッピング・アーケードが途切れる中ほどの広場に小規模なファン・フェア fun fair が出現していました。

一番上の写真の灯台のような赤白だんだらは海辺の行楽地などに昔からある、「ヘルター・スケルター helter skelter」 という滑り台です。
よくあるヘルター・スケルターよりぐんと規模が小さいです。

古い形の伝統的な木製スケルターには 3階建て、4階建てぐらいの高さから かなり急斜面の滑り台がぐるぐると塔を巻くように取り付けらています。
摩擦による熱を防ぐためでしょうか、浅いそりのような箱に座ったり、バーラップ(ジュート布)の袋に入ってすべり下ります。

ここでは直に座って滑っていました。

しかも空気を入れて膨らまし、用が済んだら空気を抜いて小さくしまえて持ち運びに便利そうな巡回営業タイプみたいですね!
子供の誕生パーティーなどに有料で貸し出しなどしていそうです。

その下には、「サンド・ピット sand pit(砂場)」!


ちなみに、イギリスの児童公園には砂場がありません!衛生上の問題でしょうか。
保育園や自宅用の小型のサンドピットと無菌の人口の砂は玩具店などで売られていますが。

やっぱり砂の上に座れる、というのが強烈な魅力ですよね!大人でも入りたくなります。


どうやら、ショッピングアーケードがキッチュでレトロなイギリスの夏の浜辺の雰囲気を演出しているらしいのです。

子供をのせて行ったり来たりするロバ(イギリスの夏の浜辺の名物です!)がいれば完璧だったのですが!!

「ウォーター・ライド water rides」 。


かなりチャチな規模ですが本当に水に浮くディンギー(ゴムボート)、しかも乗りてはハンドルで方角を思いのままにコントロールしているみたいです。


「カルーセル carousel 」。


回転木馬ではなく、回転椅子ってところもまた、芸がないですね。

小さな子供は喜ぶでしょう!

「ティーカップ tea cup」もありました!


以前にも書きましたが、イギリスには後楽園やとしまえん、富士急ハイランドなどのような永久的な「遊園地」はあまりありません。
今、調べたら連合王国(イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズ)全体で20あまりあるらしいです。

アミューズメント・パーク amusement parks という日本で習った英単語はアメリカの「遊園地」にしか使いません。
イギリスにある規模の大きい「遊園地」は theme park というようです。

夏の海辺の遊興地ならば おそらくひと夏、それ以外は旅回りで各地を巡業して空き地や広場などで週単位、あるいは週末だけなど期間限定で
小規模の業者がそれぞれ乗り物アトラクション(ライド rides )を持ち寄って設営するファンフェアが遊園地の役割を果たしています。

本来のファンフェアは、小型のジェットコースターなど もっと規模の大きい、スリルなライドも提供していて大人も子供も楽しめるようになっています。
ライドで料金を徴収しますが入場料はかからないのが普通です。

かなり大がかりなライド(観覧車など)も一晩で設営します。
終わればまた解体して、車体にでかでかとライドの絵や連絡先詳細が書かれた大型トラックに積み込み、次の開催地へと運ばれていくのです。

この 小さい子供のみにターゲットを絞った「フェアモドキ」はショッピングアーケードへの客寄せと雰囲気作りが目的らしく、料金は50ペンスずつと格安でした。

ホットドックやアイスクリーム屋台の飾りつけを見ると....


あれっ、もしかして本気でアメリカ西海岸とか(サーフボード)のおしゃれな夏のリゾートをイメージしてる?

私はこてこてキッチュなイギリスの庶民的な海辺の休暇!イメージで楽しんでみていたのですが...


キッチュの決定打はこれ!



これまた、
イギリス名物、アイスクリーム・ヴァン icecream van。

オルゴールのような音楽を鳴らしながら町をゆっくり巡回し、道の行き止まり、学校そばや公園など子供のいそうなスポットにしばらくとめて また次の場所へ移動します。
海岸沿いの遊歩道などには観光シーズンには間隔を置いて何台もずっと停められているのを見かけます。

おそらくシリアル会社、ケロッグの許可なしに、コーンフロストの登録マスコットのトラのトニー君を勝手に車体に描いて営業しています。

車体に赤さびの亀裂が走っているかのような ずさんなトラ柄。


なぜトラのトニー君なのか疑問ですが、アイスクリーム・ヴァンにはたいていディズニーやテレビアニメのキャラクターなど、(トトロも見たことがあります)どう見ても版権所有者に断りを入れたとは思えない、子供ウケのする絵がデカデカと描かれているのが普通なのです。

イギリスは版権とか肖像権などのあるイメージ使用に関して厳しい規制があるのではないか、と思われる方も多いと思います。
そして、実際そうなのですが、なぜかこのような「キッチュ意匠」に関してはお目こぼしのようですよ!

暑い日でしたが、アイスクリームを買っていた写真のおじいさんは顎までファスナーを上げたもこもこフリースを着ていました。

陸橋から下がる藤の花(造花)にも注目です。
ショッピング・アーケードではイギリスの盛夏の花ウィスタリア(藤)をアーケードに飾り付けた「ウィスタリア・ウォーク」という催しもずいぶん前からやっているのです。

パッと目には華やかで人目を引くけど造花の作りがちょっぴりチャチで、とうるさいことを言いたくなるのですが評判はいいようです。

入り口付近に設置されたウィスタリアがたっぷり下がる吊りベンチではいつも誰かが座ってセルフィーを撮っています。

そして例の、巨大カエルアート展示もまだ大掛かりにアーケード内で繰り広げられているのです。

催しに統一感が欲しい!
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渓谷の遊歩道を通ってたどり着いた住宅街の中の放牧場、ウシを眺めて癒される。

2019年08月26日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
昨日の続きです。


小川沿いの遊歩道、レディ・ブルック・ヴァリー Lady Brook Valley を通って、上の広い道路に出ました。

道路の片側にある広い放牧場にこの頃よく放牧されているウシの家族をわざわざ見に来たのです。



子ウシの姿はこの日、見えませんでした。

遠くに見えている山並みが、ピークディストリクトです。


意外でしょう、住宅街のど真ん中にウシの放牧場?


うちの夫の左側(ずうっと奥)に横一直線に並ぶ緑の大木が写っていますね。


....その雑木林をぬけると、小川沿いの遊歩道、レディ・ブルック・ヴァリー につながる狭い渓谷の底におりる急な小道につながっています。
遊歩道の雑木林につながっていない、行き止まりの方の川岸に大冒険の末、道に迷ったらしいこのウシの家族を見かけたことが2度もあります。


ところで、このウシたち、歩道から呼んでもそばによって来ようとはしません。
ピークディストリクトなどの放牧地にいる人好きで好奇心旺盛なウシたちはたいてい声をかけたら いそいそとしてやってくるものなのですが!

ウシ療法。
広々とした放牧場でウシを見たら必ず心が晴れます。
手でさわれたら もっと言うことなし!なのですが。

うちの近所の歩いてこられる場所の、しかも住宅街の中にウシ!

この放牧場は毎年冬になるとイギリスの田舎ではおなじみのフラディング flooding 現象がみられるスポットなのです。記事のリンクを貼りました☟

おなじみ冬の風物詩、空き地の池・・・晴天の日の日暮れクリスマスが終わり、日が長くなるのを少しずつ実感
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まだミドリ、ドングリの実がなる夏の終わり異常気象の影響か、岸辺の遊歩道の土壌が変貌?

2019年08月25日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
昨日、久しぶりにうちの近所の、小川沿いの遊歩道、レディ・ブルック・ヴァリーを歩きました。


カエル池(命名;私)のカエルの卵を見逃がしました。
オタマジャクシさえいませんでした!

池の周りに咲き乱れる黄色い野生のアヤメも、池に咲く白い睡蓮の花も今年は見逃がしました。

ガマが池のふちあたりまで茂り、アメリカンドッグのような穂をつけていました。


もう、夏も終わりです。


樫の木にまだ緑のドングリがみのっていました。



小川のこちら側をずうっと先まで歩いていくと行き止まりなのです。
橋はカエル池のそばに一つあるだけ、その橋を渡りそびれると、向こう岸にわたるチャンスはただ一つ、危険なぴょんぴょん飛び岩(後述)しかありません。

毎年夏になると(数週間前の異常な量の降雨にもかかわらず)目に見えて水量の減る小川を、素足にサンダル、ショーツ履きの夫はざぶざぶ歩いて渡ってしまいました。



ジーンズにハイキングシューズの私は足と着るものを濡らすのがイヤだったので、水に入らず、こちら側を歩き続けました。

砂場の砂のような地面がずっと続いていました。


犬の散歩の人気スポットです。犬の足跡がいっぱい、くっきりと残っていました。

砂のお城を築けそうなかすかに湿り気のあるしっかりしたテクスチャーの浜辺の砂のようでした。

いつもは、雨が続くとぬかるむ、もっと堅い普通の黒い土の遊歩道なのです。

この砂の独自の肌色は、川底と水際の地面の色です。

異常なほど多量の降雨で一時、川幅がぐーんと広がったはずです。
降り続いた雨がやむとまた元の川幅にもどり、一時の異常な暑さを経て、川幅がぐんと狭く水深も浅くなった今、川底の砂地だけが岸辺に広く残ったのでしょうか?

...不思議な現象です。

これが、向こう岸へ渡る最後のチャンス、ぴょんぴょん飛び岩。


向こう側へ渡らないと、目的地の広い道路に出られません。

真ん中あたりの踏み岩の角度が急でこちら側から跳びのるのは勇気がいります。
水深は私の膝のあたり。
水にドボンより足をくじいたりする方が怖いです。

向こう岸の夫がやってきて、水の中に入って手を貸してくれたので渡り切りました。

無事向こう岸へ渡り切り、車が通る道路に出ました。

続きは次回に。





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シュール!安売り店のただの投げやりディスプレイか、それともアート効果を演出するセンス抜群のアレンジメントか!?

2019年08月24日 09時00分00秒 | 理解不能!なイギリス
ストックポートのタウンセンターで見つけたシュールな現代アート!


飽食の時代、大量消費社会に疑問を投げかける、問題提起型のインスタレーションでしょうか。


違う

以前にもご紹介した、ハイウェイ・ホープ Highway Hope という聞きなれない団体が運営する安売り食品チャリティー・ショップの奥の部分です。


ここも、客が立ち入れるれっきとした店内なのです。

床にぶちまけられたインスタント中華ソースと中華麺のレトルトパック、インスタントカプチーノ箱入りのなだれ状態の山づみ....のみならず店内にフォークリフト!

ディスプレイの決め手はマネキンの轢断された(男性の)下半身と生首...!

わざとやっているとしたら、独自のアイデアが全くもって秀逸です!!

店の外観です。


左側に、2018年度に建設された 連合王国で一番見苦しい建物に授与される栄誉あるカーバンクル杯を受賞した、レジャーセンター、レッドロック・ストックポート Redrock Stockport がちょこっと写っています。

大胆にもジャケットポテトを歩きながら食べる家族が一緒に写ってしまいました。

この通りはストックポートのショッピングエリアのど真ん中、チャリティー・ショップやキャッシュ・ジェネレーター、閉店してシャッターが下りっぱなしの店舗、それになぜかネイルサロン(どこもどちらかというと 労働者階級の女性の常連客が多いようなのです)がいっぱい並ぶ、思い切り庶民的な通りです。

ダミー警官に関する記事のリンクです☟この店について詳しく書きました。

脅し効果、おそらくゼロ!お手製ダミー警官とズボンをはいていない私服ガードマンのペア、チャリティ・ショップで勤務中

ちなみに薄気味の悪い仮装警官はまだ健在です。
ズボンをはいていない私服ガードマンの方はどうやら解雇されて体の一部をシュールな現代アートディスプレイの構成要素として提供しているようです。

インスタント中華ソースと中華麺のレトルトパック、インスタントカプチーノの箱入りなだれ状態の山と対角の壁際には製品が詰まった段ボール箱で築かれた万里の長城。


店を入ってすぐの場所から見た店内はそれほど雑然としては見えません。


でも☝の写真正面の天井から下がる不景気な案内板の裏にまわると....


どこから持ってきたのか、ビルなどの窓にかけられている不動産会社の貸店舗看板を半分に切って裏側を使ったことが店内に大っぴらにご披露されています。
(電話番号までそのまま白日の下にさらされています)



店の奥の階段(通行止めです。以前は上階・地階に売り場がある、たいへん小規模なデパートのような店だった建物です)の下には段ボール箱の墓場が客の目にさらされています。


そのすぐ横がシュールな現代アートの展示スペースなのです。

イギリスには箱をつぶさずに捨てる人がとても多いんですよ。

実はここでいろいろなものを買い込みました!




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一個で三色楽しめる怪しげなピーマン、そういえば、イギリスの伝統駄菓子によく似ている!

2019年08月23日 09時00分00秒 | イギリスの野菜、果物
近所のコンビニで、三色ピーマン一袋を買いました。


赤、黄、ミドリのセットで売られていることが多いピーマン(bell pepper)、1ポンド38ペンスは高いです。コンビニ価格です。

夕食の支度をしてくれることになっている息子には「赤、黄、ミドリ」をたのまれていたのですが、赤であるはずの一つの三色変化の魅力には抗いがたく、この袋を選びました。



(ほかのパックはすべて鮮やかな単色の赤、黄、ミドリばかりでした)



息子が昨晩作ったのは、私の得意料理でもあるチリ・コン・カーン chilli con carne。


炒めた玉ねぎ、ピーマン、ひき肉、唐辛子(チリ・ペッパー)をトマトで煮込んだ素朴な料理です。
うちではパプリカ(辛くない唐辛子の粉)とナツメグもたっぷり入れます。

写真☝の小さめの鍋に入っているのがベジタリアン版。肉の代りにマイクロプロテインの「ミンチ」が使われています。
大き目の鍋に入っているのがオーセンティックな牛肉使用。

アメリカ、テキサス発祥のメキシコ料理、でなぜか分類はアメリカの国民食となっています。

日本でも最近はよく食べられているようですが、イギリスでは1960年から70年代にかけて普及したかなり古典的なエキゾチック料理です。

ぼそぼそした長い粒のライスと一緒に食べるのが普通ですが私のうちでは炊飯器で炊いた日本のお米(カリフォルニア産)を使います。

あああ~ ご飯に添えた写真を撮るのを忘れました。
今日は別にお料理の記事をのせるつもりではなかったのです。



...お料理の記事ではないといいつつも、ついでですから牛ひき肉と、小分けにして一食分を解凍したマイクロ・プロテイン(製品名はクオーン・ミンス Quorn mince)の写真をお見せします。


買った時には気がつかなかった、三色ピーマンの「赤」の色が「トラフィック・ライト trafic light」という棒付き飴(ロリ・ポップ lollipop)みたいだ!と言ったら、息子と夕食に招待した息子のお友達も賛成してくれました!!





写真☝はずうっと前にストックポート日報に載せた記事からの転載です。

昔からあるらしい、なめているとだんだん色が変わるイギリス伝統の「駄菓子」、トラフィック・ライト(交通信号!)

今日のカテゴリーはイギリスの料理、食べ物 でも イギリスのお菓子とデザート でもなく、イギリスの野菜と果物 です。
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不滅です!マンチェスターのシンボル、ハチ人気!マンチェスターのタウンセンターで同時多発アート表現

2019年08月20日 09時00分00秒 | マンチェスターのストリートアート
マンチェスターのヒップなエリア、ノーザン・クオーター Northern Quarter の中心あたりのスティーブンソン・スクエア Steavenson Square。


おなじみの、定期的に描き替えられる新進アーティストの発表の場のようなストリート・アートの結集地です。



エアブラシを使ってたんねんに描かれたハチのミューラル(壁絵)。



マンチェスター・ピカディリー駅 Manchester Piccadilly Station のあるステーション・ヒルを下ったあたり一帯がビジネスクラスのホテル建築ラッシュなのです。


この長ーい板塀に囲まれた更地にもホテルが建つ予定らしいのですがいぜんあった建物が取り壊されてから久しくなかなか工事が始まる様子がありません。

この長ーいスペースを生かした横長の構図の、ストーリー性のある板絵の皮膚の青い男が捕まえようとしているのか、それとも手から逃がしているのか....


ハチは、歯車が描かれた(産業地帯?)左側から右側の田園風景/花畑(?)へ向かっています。



ハチが希望か何かの象徴なのでしょうね。

ヒルトン・ストリートの大規模な工事現場です。



板囲いにマンチェスターを象徴する様々なものが描かれているようです。



世界の綿織物工業の中心だったマンチェスターにとって重要な綿花、そしてハチ。ほかは一体なんだろう?


最後にオルダム・ストリートとヒルトン・ストリート、おそらくノーザンクオーターで最もにぎわっている一帯ななはずなのですが、その一等地に位置するあまりぱっとしないビルの一階のスナックバー。


いつの間にか、シャッターの絵が描き替えられたようです。以前と同じアーティストのユーモラスでかわいい作品です。




ところで、このスナックバー、フレッシュ・バイツはここ数年、いつ行ってもシャッターが閉まっています。
前述の通り、一等商業地で地代も家賃もとてつもなく高いはずです。それなのに、空き家なのか営業中なのかさっぱりわからないシャッター店舗。

実は、この通りのレストランで働いていた息子にきいたところ、近隣のレストランやパブ、バーから仕事を終えて出てきた従業員や酔客が帰りがけにお腹におさめる重めの夜食(バーガーやピザ、ケバブなど)を提供し、深夜に行列ができるほど大繁盛している夜食立ち食いバーなのだそうです。

開店は毎夜7時以降。

いつも閉まっている一等地のシャッターと、その周りの壁も比較的最近 同じアーティストによって描きくわえられたようです。


スナックバーとは関係ない、同じ建物の上階フラット(マンション)の入り口....


2匹のハチが個別の郵便受けの上に郵便物をかざしている姿が愛らしい!

おわかりですね...テーマはもちろん、ハチです。

マンチェスターの「勤勉さ」を表すシンボルで、2017年のマンチェスター・テロ事件以来、マンチェスターの「連帯」とテロに屈しない「抵抗」を表明するマンチェスター・ビー、ワーカー・ビー worker bee (働きバチ)。

テロ以後のマンチェスターの連帯の気運を高める一連の動きとハチのアートについて詳しく書いた記事のリンクです☟ぜひ読んでください。
 
壁面に増え続ける、マンチェスターの不屈のシンボル、ハチ!

ハート、ハチ・・・ストリートアートアートに描かれた不屈のシンボル、マンチェスターは負けない!


☟はずいぶん前の記事のリンクです。文体も写真の体裁も今と違います。ハチのシンボルの由来について書きました。

マンチェスターのマスコット、ハチ(ユルキャラは断固として不要)
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肉を食べる息子が2人そろって久しぶりの自宅ロースト、調理もほぼプロまかせ

2019年08月19日 09時00分00秒 | イギリスの料理、食べ物
昨日は久しぶりに自宅でサンデー・ロースト Sunday roast の宴!をやりました。


丸ごと鶏のロースト・チキンroast chicken。

サンデー・ディナーは、3時か4時頃に食べ始める遅いおひるごはんです。

バルセローナから一時帰国している上の息子がほとんどすべて準備してくれました。



散らかった台所で(スマホを見ながら)オーブン料理の進行具合を見守る息子です。



材料によって調理時間が違います。

ご存知のように、うちの夫はベジタリアンなので肉を食べません。
私と下の息子の2人だけのために鶏を丸ごと一羽ローストするのも億劫だったので、上の息子が家を出て以来ご無沙汰のローストでした。




「スペインで調理師をしている息子が家に帰っている」というと2人のイギリス人に「じゃあ本場のスペイン料理が食べられるわね、うらやましい!」といわれました。
いえ、息子はずっとバルセローナにたくさんあるアイリッシュ・パブの一つで、おもにイギリス風ローストを担当していたのです。

本格的なスペイン料理は作れないということです....

私のお皿です。


脚はそれぞれ二人の息子がとりました。
白い肉を薄く大きく切り分けるのはけっこう技術がいります。

あまり見栄えがしない小さな塊りをぼてっと自分で取り分けました。

私はチリチリ香ばしく焼けた薄い皮が好きです。

上の方に崩れて盛りつけてあるのは鶏のおなかに詰めて脂をたっぷり吸ったスタッフィング。
私が調理するときは必ず小さい玉ねぎもスタッフィングと一緒に詰めます。

息子はスタッフィングだけを詰めたので、かなりの量でした。


肉を食べない夫には、ローストの時は普通チーズ・パイ cheese pie(冷凍)などのメインを用意するのですが、今回かなりの量の付け合わせを息子が用意してくれたので、夫はメインなしの野菜のつけあわせだけで満足していました。



鍋に入ったグレイヴィー gravy(かけ汁)その後ろは...
ロースト・パースニップ roast parsnips(砂糖ニンジンという訳語がある甘い根菜)、
時計回りにロースト・ポテト roast poteoes、
カリフラワー・チーズ cauliflower cheese(ベシュメル・ソースであえてチーズをかぶせたカリフラワーのロースト)、
特製ハーブソースに肉からしみ出た脂がまわったスープに浸かったロースト・チキン roast chiken、
ハチミツと煮込んだニンジン、
ブロッコリーのロースト、
スタッフィング stuffing(パン粉とハーブと乾燥玉ねぎを油で練ったチキンの詰め物、その余りをお団子に丸めてローストした付け合わせ)

グレイヴィーも、ベジタリアン対応のストックを溶いて長時間炒めた玉ねぎとハーブをベースにした特製ヴェジタリアン仕様です。
チキンの脂をたっぷり入れるとギトギトこってりとてもおいしくなるのですが、今回はチキンから出た脂がまわったソースをお皿で混ぜてこってり脂を堪能しました。

ベジタリアンが同席する会食の独自の工夫です!!

夜までおなかいっぱいでした。

夜食はテラミス!

自分で作った料理の写真を撮ってインスタグラムに投稿するつもりの息子です。

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お下劣!指がのびるネコ

2019年08月15日 23時44分09秒 | マンチェスターのストリートアート
マンチェスターのヒップなエリア、ノーザン・クオーター Northern Quater で。


中指を立てて道行く人々に侮蔑のサインを送るかわいくないネコ。


RIPNDIPって何だろう?

調べました。アメリカのオーランドー発祥のスケートボード・ファッションブランドでした。
かわいくない指たてネコはこのブランドのマスコットのようです。

中が広大な半地下スケートボード用品店だったわけです。
厳密にはストリート・アートではなく看板の「招きネコ」ですね。

窓の内側に貼ってある、(メーカーが提供した?)プリントしてあるパネルなのですがストリート・アートとして街の景観にマッチしています。(自然発生的シャレ)

RIPNDIPの意味も調べました。
(アメリカの?)スケーターのスラングで rip「街なかでスケートするスポットをあさり...」and ('n) dip 「(警官が来たら)逃げる」という意味だそうです。

ネコの指は伸びません!



というより、折り曲げることができないんですよね。
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息子のおごりで中華のデリバリー、闇屋で稼いだダーティー・マネー!

2019年08月15日 09時00分00秒 | イギリスの料理、食べ物
スペインから一時帰国してストックポートの我が家に滞在している息子念願のチャイニーズ・デリバリー、昨晩実現しました。


数年前までは中華といえばインド料理、フィッシュ&チップス、ケバブ、ピザと同様テイカウェイ take-away(持ち帰り)が一般的だったのですが、いまではデリバリー(配達)が大人気です。

ずいぶん前に書いた、チャイニーズ・テイカウェイに関する記事のリンクです。ぜひ開けて読んでください。☟(コメント欄が盛り上がった記事です)
中国人の家族が調理した本格中華、格安の持ち帰り料理


息子がスマートフォンにアップロードしているデリバリ―を請け負うネットワーク「デリバルー delivaroo」に注文しました。
すぐ近所のテイカウェイ・ショップから数分で配達が来ました。



薬のような味の甘い清涼飲料、ビントー Bimto 1リットルが、サービスとしてついてきました。


ビントーはマンチェスター発祥の、昔から親しまれているドリンクです。

手前はスペア・リブ(柔らかく煮込んだあばら骨についた豚肉)。

夫はマッシュルーム・チャウメン(キノコと白菜いりのとろみがついたソースとやわらかい麺)、私はシーフード・チャウメン、息子たちはスペアリ・リブとエッグフライドライス(卵入り炒めご飯)と豚肉のスプリング・ロール(春巻き)を注文しました。

ネギのスプリングロール、サービスのプラウン・クラッカー(エビ風味のふわふわ揚げせんべい)も皆でシェアしました。

もともとはスペアリブはスターターなのですが汁気が多いのでご飯とよく合うようです。

私のチャウメン。


息子たちが大好きな汁気のないスペアリブのバーベキューは注文したのにとどきませんでした!!(支払いしています!)


5日間キャンプして楽しんだミュージック・フェスティバル(野外コンサート)から帰ってきた息子のおごりです。39ポンド(5,000円)ちょっと、テイカウェイよりかなり割高です。

息子は、スペインから買い込んできた大量のタバコをミュージック・フェステバルで売りさばき けっこう儲かったらしいのです!




タバコの空き箱に詰まった20ポンド札!



私が前回写真に撮らなかった「タバコの害警告/脅迫写真」(スペイン語の説明付き)がプリントされたタバコの箱が他にも出てきました。
上の写真に小さく写っているタバコのパッケージは喀血している女性の写真入り。

喘息で酸素マスクをつけた子供の写真入りの箱もありました。


息子のスペインから「仕入れ」たタバコのコレクションと「タバコの害警告/脅迫写真」に書いて詳しく書いた記事のリンクです。☟

怖い!タバコの害、効果がほとんどないらしい各国共通タバコの箱の警告写真、スペイン語のメッセージ入りを我が家で発見




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久しぶりのマンチェスター、肌寒い日の噴水の水浴び、歴史的建造物の修復改装その他

2019年08月14日 09時00分00秒 | マンチェスター
昨日、ひさしぶりにマンチェスターに行きました。


夜じゅう降り続いた雨がやんで、朝から晴天。それでも日中気温は最高が19度、と肌寒い夏の午後です。

上の写真の、おなじみピカディリー・ガーデンズ Picadilly Gardens の噴水そばに立つ女性はもこもこフリースで裏打ちされたパーカを着ています。
子供たちは水浴び!

天気がいいと、本能的に水に飛び込んでしまうのが子供、それにしても水から出たらさぞや寒かったことでしょう。

マンチェスター・ピカディリー駅向かいの、London Road Fire Stationという歴史的建造物の空きビルです。



左側がピカディリー駅です。横にまわってこの写真を撮りました。


私がマンチェスターに初めて来た30年近く前にはもうすでに空き家になってずいぶん経っていたはずです。
修復を繰り返しながら空き家状態が続いていた、20世紀初頭の消防署の建物です。


「足場ですっかり覆われた建物の表面写真を一部公開」ディスプレイ、なかなかいいアイデアです。


建物の実物大 前面写真は以前にもストックポート日報で紹介していますが、この物件はとりわけ大きく、ほんの一部しか見せていません。
同じ部分の繰り返しなので充分でしょう。

表面的な修復工事のみならず、本格的な内部の改装がすすんでいるようです。
ホテル、オフィス、高級アパートメントとして、今年の夏には完成、オープンのはずだったそうです!...が遅れているようです。

マンチェスターは空前絶後の大建築ブームです。



古い建物がどんどん取り壊されて近代的なガラスと鉄骨の明るいピカピカした外観のビルに建て替えられていきます。

残念....


半面、建築現場を囲う板塀にペイントされたストリート・アートを見て回るのも楽しみです。

ロンドン・ロード・ファイヤー・ステーション・プロジェクトの完成予想図(中庭)


重厚なレンガつくりの外観と内部の詳細を上手に残して近代的で機能的なビルに生まれ変わるということです。楽しみ!

次回はストリート・アート特集です。
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合成着色料と人工甘味料たっぷりの妖し気に美しい夏の飲み物

2019年08月12日 09時00分00秒 | イギリスのキッチュ
雨ふりつづきで肌寒いイギリスから酷暑の日本の皆様にお届けする涼し気な話題です。


人工甘味料と合成着色料たっぷりのイギリスのソフトドリンク、バー A.G. Barr の レトロでキッチュな3部作。

左から、バブルガム、アイスクリームソーダ、チェリーエイド。

近所のコンビニで一缶49ペンスのバー・ドリンクが、3缶で1ポンド(一缶がほぼ無料進呈!)セールをやっていたのではずみで3缶買ってしまいました。

「バブルガム」はうちの下の息子の大好きな買い食いドリンクです。


親としては買い与えたくない妖しく美しく思いっきり人工的なエレクトリック・ブルー!



昔ながらのバブルガムの、甘~い完熟梨のような風味を感じなくもない、懐かしい味がします!

日本ではドリンクとしてはなじみのない味かもしれません。

「アイスクリーム・ソーダ」


すごい泡です。
これも大好物なのですが、息子は「アイスクリーム・ソーダ」の現物を飲んだことがないのです。
イギリスでは見かけないのですが、ね、日本では昔ながらの喫茶店の定番でしたよね。「ソーダ・フロート」とか言ったと思います。「コーラ・フロート」というのもありましたね。

かき氷のシロップを炭酸で割ったようなエメラルドグリーンの人工的なメロン味のソーダもありました。

炭酸ドリンクに丸くすくったバニラアイスクリームがぷかぷか浮いているあれ、今でもありますか。

この「アイスクリーム・ソーダ」、甘い炭酸ソーダにかなりくどいバニラ味がくわえられています。

子供っぽい味なのですが、これなら大人の私でも思い切り冷やして暑い日にごくごくいけると思います。


最後に、どぎついピンク!「チェリーエイド」。


セブンアップやスプライトのような「レモネード=レモンエイド」に人工的なチェリー味をくわえた味なのです。

たぶん日本で(子供の頃に?)飲んだことがあるなつかしい味...ドクター・ペッパー?ちょっと違う。チェリー味ののど飴のような...

息子もこれを飲むのは実は初めてだそうで、私に一口くれたあと、一緒に味の形容を考えました。

二人とも思いついたのは、息子に子供の頃飲ませた液体の薬、各種。
イギリスの小児用の飲み薬にはたいていこのチェリー味か、ラズベリ―味がたっぷりべっとりつけられていて薬の苦みを押し隠しているのです。
私は飲んでみたことがないのですが、小さかった息子たちに飲ませる前にむせそうなにおいをかいでみて想像できました。



スコットランドに本社、工場がある飲料会社、A.G.バーは コーラ、ジンジャー・ビール ginger beer の他に、アップル・エイド appleaid、ライム・エイド limeaid というのも製造販売しているようです。
味は想像がつきます。

売られているのを見たことがないのですが、もしかしてイングランドでは地域限定なのかもしれません。

去年の砂糖税 UK Sugar Tax の導入以後、ほとんどの清涼飲料は、糖分の代りにカロリーは低いらしい人工甘味料を使い始めたようです。
詳しく調べてはいませんが、その多くは課税を免れているらしいのです。

コカ・コーラは-人工甘味料の導入を拒否して昔ながらの(砂糖たっぷりの)クラシック・コークを販売し続けています。
100mlにつき糖分8gの割合で24ペンスの税金を払ってでも飲みたいクラシックファンがいるんですね。

(導入時はかなり話題になったものの、一年以上経過して課税の仕組みはすっかり忘れ去られています。私も忘れていたのでグーグルしました)

私はパブに行けば必ずダイエット・コーク(日本ではコカ・コーラ・ライトといっていますね)を注文します。
砂糖税は課税されていません。

そして、バーのクラシックなキッチュ・ドリンクを砂糖税の導入前からかくれて愛飲している息子は「砂糖も人口甘味料も味は変わらない」ときっぱり言っています。

イギリスの夏といえば、これ。


キッチュなキッチュなスラッシュ・パピー Slush Puppy。
半解したズルズル(スラッシーな)かき氷のような冷たい飲み物です。
先が丸く開いて小さなスプーン状(耳かきのよう)になったストローでじゃりじゃりすくいながら飲みます。

溶けたり氷ついたりしないように、コンクリートミキサー車のようにスラッシュがゆっくりゆっくり攪拌されつづけているディスペンサーは夏のカフェや映画館の売店などで涼感をもたらすディスプレイになっています。

それなのに、マスコットのぜんぜんかわいくない子犬がセーターに暑苦しい毛糸の帽子なのはなぜ!?

上の写真はクラシックな「バブルガム」と「ラズベリーフレーバー」。
舌が真っ青かどピンクに染まります。

絶対に体に悪いはずです
...悪いと断言はできませんが健康ドリンクでないことは確かです!

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これで最後!全部の写真を掲載して筆者は(自己)満足、ストックポートのアート・イベント、市民に愛され成功らしい!

2019年08月10日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
実はまだ終わっていないのです!


ストックポートの「町おこし」パブリック・アート・イベント、ストックポーツ・ジャイアント・リープ Sptockport's Giant Leap
やれやれ、またカエルか...と思われた方もいるでしょう。



ご安心ください。
これで最後です。全部写真を撮ってストックポート日報にのせました。(たぶん....)

一番上の写真です。
作品番号12;Chemit。

復元された1930年代の橋、ランカシャー・ブリッジの上に位置しています。

化学 (chemistry)記号がパッチワークされたジャケットに描きこまれています。
今年はユネスコが指定した「元素周期の年 the Internasional Year of Periodic Table」だそうです。

ああ....!このカエルの名前がケミット!!
もういい加減にしてほしい、アメリカのパペット・アニメーション、マペットの人気キャラクター、カエルのカーミットに書けた苦しいシャレです。

以前に紹介した作品番号3でもケミットがらみの命名が見られました。

記事のリンクです☟
ストックポートのカエルを使ったアートイベント第3弾!かなりあざとい広告媒体としてのカエル利用


同じパターンの重複は避けるべきだと思うのですが、スポンサーの意向等でどちらも外すわけにいかなかったようですね。
ケミットのスポンサーはBASF-We Create the Chemistry という化学会社なのです。


作品番号10;This Little Guiding Frog of Mine


ガールガイディング(Girlguiding 日本ではガールスカウトといっていますね)をたたえる単刀直入な表現です。
タウンセンターのかなり不景気なショッピングストリート、プリンセス・ストリート Princes Street の中心サフラジェット・スクエア Suffragette Square に位置しています。

背景は、最近オープンした「なんでも1ポンド以下店」とキャッシュジェネレーター(コンピューター、携帯電話や商品券などを現金で買い取ってくれる店)。

後ろには、連合王国で最も見苦しい建築物に与えられる、栄えあるカーバンクル杯を受賞したレジャーセンター、レッドロック・ストックポート Redrock Stockport が見えています。


カーバンクル杯に関する記事のリンクです。☟

タウンセンターの現代建築に輝く栄冠!王国で一番見苦しい建築物がストックポートにあり!!!


レッドロックのある通りにも(これで最後の最後です)...!


作品番号11;Sir Lovealot。



タウンセンターにある公立小学校の児童がデザイン、制作したほほえましい作品です。
技法も素朴な手形ペタペタ。モチーフは、今はやりのレインボー!
もともと、7色の虹は性の多様性を表現するシンボルだったはずなのですが今では多様性、共存など、現代社会の指針を表現するシンボルとして認識されているようです。

こういう作風の作品がもっとあってもよかったと思うのですが。スポンサーはその小学校です。


このストックポートの観光/産業振興のための企画とおもわれるストリート・アート・イベント、実は市民にとても親しまれているようなのです。
夏休み中の子供たちが熱心に「カエルめぐり」をしています。

レッドロックのある通り、アーティスティックにイメージチェンジしようと頑張っているようです。




そのほかの以前のカエルめぐり記事、リンクを貼りました。☟
制作意図とイベントの趣旨にちょっぴり疑問あり!ストックポートのパブリック・アート・イベントで町おこしなるか?

街を歩けばイヤでも目に入る!町中を占領するハデな図柄の巨大カエルの町おこしイベント!観光案内付き


また!ストックポートのカエルめぐり、アートプロジェクト今日は一体だけ....
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怖い!タバコの害、効果がほとんどないらしい各国共通タバコの箱の警告写真、スペイン語のメッセージ入りを我が家で発見

2019年08月08日 09時00分00秒 | イギリスのあれこれ、生活のひとコマ


上の写真は、夏休みに帰国している息子がスペインから持ち込んだ大量のタバコのごく一部です。

喫煙者の息子が、タバコが ものすごく高価なイギリスに滞在中に吸うたばこを持参するのはわかります。
でも、ちょっと待った!3週間足らずの滞在でこの量は何ごとだ!?

手荷物の半分がタバコ!

到着した日、荷解きをした後 お友達とパブに出かけた後の息子の部屋の床に散らばっていたタバコを集めて勝手に写真を撮りました。


イギリスでもすっかり見なれたタバコのパッケージに印刷された「タバコの害警告(脅迫/いやがらせ)」写真 スペイン版の強烈なグラフィックに驚愕しました。

傑作はこれ。


お棺に横たわる亡くなった夫と、赤ちゃんを抱いて悲観にくれる妻!

スマートフォンにアップロードしたスペイン語辞典を引きながらわざわざすべて解読してみました。直訳です。


禁煙して 愛する人たちのために生き続けよう。

他は...

喫煙は動脈を塞ぐ。

喫煙は生まれてくる子供を殺す可能性がある。

喫煙は肺に害を与える

喫煙は失明の可能性を高める。(眼窩から煙が出ています!)

9割の肺がんは喫煙が原因。

...と比較的ストレートなメッセージですね。
両面にドカンと印刷されています。


喫煙者の子供が喫煙を始める可能性はより高い。(左端)


身近な喫煙者である息子が家を出てから、最近のイギリスのタバコのパッケージを目にする機会がほとんどありません。
今 グーグルしてみたら、イギリスでもスペインの警告写真と(一部?)同じものが使われているようです。



EU の保健省のような機関が一括して警告/脅迫活動を展開しているのかもしれませんね。


前回、イギリスのタバコのパッケージについて少し説明した記事のリンクです。☟
バクストンに存在する絶滅を免れたタバコ屋に寄ってみた....イギリスのタバコ事情いろいろ

お気づきでしょうか、写真のタバコの銘柄がバラバラです。

息子は紙巻きたばこ20本いりひと箱が 8ポンド25ペンス(1064円、対円のレートがどんどん下がっています)から12ポンド(一般的な値段です。1547円)ぐらいするイギリスで、売るつもりで持ち込んだのでした!

スペインでは5ユーロ(595円)ちょっとでイギリスで12ポンド クラスのタバコがひと箱買えるらしいのです。
(喫煙者なら棺桶写真を見せられても買っちゃいますよね…脅し効果がほとんど全くない警告写真より、安く売るのをやめた方が喫煙抑止に効果があるはずなのですが)

すでにパブでお友達に手広くさばいてきたようです。

お友達から暴利をむさぼるのは倫にそむくと諭したのですが、聞く耳持ちません。
南欧で安く買い込んだタバコを帰国して売りさばくのって 周りでは みんなやっているらしいのです!(じゃあ、まあ いいか〜)

昨日から5日間、お友達とテント持参の野外コンサート music festival に出かけました。
大量のタバコ各種を会場で売り歩くつもりのようです。

闇屋行為!

日本ではあまりなじみがないかもしれませんね。


イギリスでは、市販の刻んだタバコの葉を自分で巻く人がとても多いのです。抜群にお得だそうですから。
100本以上巻けるらしい50グラムが22ポンド80ペンス、確かに!

タバコが安いスペインでもおなじみのようですね。
買いやすい30グラム売りのパックです。

喫煙は塞栓による身体障害を引き起こす。

後から気がつきました。「グーグル翻訳機能」を使ったら早かったですね!
イギリスのパッケージにも使われている写真は私がオタオタ翻訳しなくてもグーグルしたら英文脅し文句付きで出てきました。



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バルセローナ仕込み!本場イギリスで息子が作ったイングリッシュ・ブレックファースト、ベークト・ビーンズ使用例

2019年08月06日 09時00分00秒 | イギリスの料理、食べ物
昨日の、まあ続きです。
ベークト・ビーンズの一缶。


バルセローナから一時帰国した息子がフル・イングリッシュ・ブレックファースト full Englosh breakfast を作ってくれました。


イギリスではおなじみのイングリッシュ・ブレックファースト 、少し前まで働いていたバルセローナのアイリッシュ・パブの人気メニューだったそうです。
バルセローナのアイリッシュ・パブについて書いた記事です。☟

国際都市バルセローナに行って帰ってきました。明るい南国の太陽の下で悲観するイギリスの今後

マッシュルームのクリーム和えはうちの息子のオリジナルレシピだそうです。
私が作ったフルーツケーキに添えるために買ったサワード・クリーム soured cream になんと!お味噌が混ぜてありました。

お味噌の隠し味はパンチがきいていて悪くありません。
ちょっとお味噌の量が多すぎたような気がしないでもありませんが...



上から時計回りに、トースト、ハッシュト・ブラウン・ポテートズ hashed brown potatoes(冷凍食品を買いました)、ベークト・ビーンズ、味噌クリーム和えマッシュルーム、半分に切ってフライパンで温めたトマト、バック・ベーコン back bacon、目玉焼き fried eggs 。

とてもおいしかったです。
昼食に食べたので「オール・デイ・ブレックファースト all day breakfast 」ですね。

私には充分な量ですが、クイズ;実はフル・イングリッシュ・ブレックファーストに必要なものが二つかけています。さて何でしょうか?

答;ソーセージとブラック・プディング black pudding です。

ブラックプディングというのはブタの血と脂を煮て固めた、太いソーセージ状のブリブリした食感の黒い珍味...輪切りにしてフライパンで炒めて食べます。
塩味が効いていて食べられないことはないのですが、私は苦手です!

盛り付け中の上の写真を見てください。
ベジタリアンの夫にはベーコンのかわりに目玉焼きが二つ、その目玉焼きに注目です。黄身がない

サルモネラ菌が怖い夫は、黄身にも火が通るように半焼けの状態でひっくりすよう、必ず注文します。
そんなこと気にならない私(新鮮な卵しか使っていませんから!)や子供たちにも、白味でとじた硬い黄身の目玉焼きを食べるよう、要求するのです。
(昔はよく卵による食中毒があったのだとか)

さすがにプロの調理師の息子には自分の分しか「完焼き目玉焼き」の注文は出しませんでした。


そういえば、アイリッシュ・パブで働いていた息子にとってイギリス料理は「特別懐かしくめったに食べられない食事」ではなかったようです。
イギリスに帰って、家族のためにイングリッシュ・ブレックファーストを作るのを楽しみにしていたようです。

昨晩は鮭の塩焼きと刻んだキャベツ、日本米(カリフォルニア産)の白いご飯の私の手料理を出しました。
息子は我が家の家庭の味をとても喜んでくれました。

スペインでは北ヨーロッパから冷凍されて輸入される鮭は高級食材なのだそうです。




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