イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポートから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

挑戦!若者たちを駆り立てる?!ロード・コーンを使ったごく控えめな反社会的行動

2020年02月17日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
ストックポートのタウンセンターの、国道A6で撮った写真です。


シェルター(バス停の屋根)の上にロードコーンがのっています。


若い人たちや酔っ払い(?)による、ロードコーンを「あらざる場所に置く」いたずらはイギリスでは実に多いのです。
破壊的ではないしそれほど反感も持たれない比較的良心的!だと思える反社会的行動でしょうか。

「電線に靴紐でつなげた古靴一足を投げてひっかける」おなじみのいたずらほど危なくもありません。

でも誰かがはしごをかけて、かたずけなきゃいけないので、やっぱり迷惑行為ですよ。

いずれも「より高く」、というチャレンジが若者の心をそそるようです。

「ロードコーン」は(イギリス?)英語で trafic cone といいます。

以前の記事からの転送です。


おなじみのストックポートの名士、リチャード・コブデン。
「偉人の銅像の頭にかぶせる」のは定番のいたずらです。

どうやってのせたのかしら。

「バスシェルターの上には二階建てバスの2階からのせたのではないか」と思われる方がいるでしょう。
ハズレです。バスの窓は換気のために上部幅10センチほどしか開閉しません。

バスシェルターの上にのっているのを頻繁に見かけるゴミ(ドリンクの缶など)は、二階の乗客に換気のための細く開く窓から投げ捨てられたはずです。

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久々に登場、おなじみ、アスダのノーム! イースターを飛び越えて一気に夏気分!

2020年02月13日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
スーパー、アスダ Asda で久々に登場、アスダ オリジナルの客寄せ「ガーデン・ノーム garden gnome」です。


イギリスの夏の風物詩、バーベキューの串刺しを手に持つノーム。


アロハシャツ! 暑苦しいとんがり帽子にサングラス! エプロンがなぜかふんどしに見えます。

まだ冬ですってば!
春の祭典、イースターもまだ先です.。

イギリス人がむやみやたらに屋外で過ごしたがる夏!といえば庭!庭!と言えばガーデン・ノーム、なのでしょう。
すなわちガーデンノーム→夏という公式が成立します。

北欧の妖精伝説がもとになったもともとのオリジナルのノームは暑っ苦しい(おそらくフェルト地の)上着とズボン、とんがり帽子を身に着け皮のブーツを履いています。
イギリス人は、着るものの季節感というものをあまり重視しないようです。

ノームについて詳しく書いた以前の記事のリンクです☟

ガーデン・ノームによる販促・客引き、効果なし?スーパーマーケット オリジナルの薄気味悪い季節限定バージョン




明日のバレンタインズ・デイを盛り上げるためなのか、バレンタインズデー・バージョンもさりげなくディスプレイされています。


バーベキュー・ノームとバレンタインズデイ・バージョンのノームの右左には、ロマンチックなバレンタインズ・デイカードのディスプレイとリンツのチョコレートの販売促進用のユニットが配置されています。

イギリスのバレンタインズ・デイにはおもに男性が女性に花束や香水やチョコレートなどのプレゼントを贈ります。
女性も夫や恋人、これからお付き合いを深めたい気になる男性などにカードを手渡します。
(プレゼントを贈る女性ももちろんいます)

以前と、バレンタインズデイ・バージョンのデザインが変わっている!
過去の記事に載せた写真を引っ張り出してきました。


芸の細かさに驚きました!
もしかして、バレンタインズデイに恋人に贈るプレゼント用でしょうか?

.....もらっても、かなり困ると思います。

「gnome sweet gnome」(home sweet home のダジャレ)ネタも毎年健在です。





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トレンディ(という名前もけっこう恥ずかしい)なスマートフォン店の時代遅れな看板が長い歴史を物語る

2020年02月05日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
ストックポートのタウンセンターから国道A6を南(そのまま335kmずっと行けばロンドンです。)へちょっと、ヘーゼルグローブ Hazelgrove の商店街で見つけた看板です。


中古の携帯電話(モーバイル・フォーン mobile phone) と、備品を売り、修理もする店、トレンディ・モーバイルス Trendy Mobiles の「I」の字が時代遅れの旧式携帯電話!
「この看板、恥ずかしい。何とかしようよ」と声をかけたくなる、それでもあまり気にする人もなく繁盛している個人商店です。

あ、この店で扱われているのはすべてスマートフォンです。

そうだ、「スマホ」という便利な略語が一般化している日本では携帯電話/ケータイといえば「旧式の携帯電話/ガラケーなるもの」をさすのでしたね。

イギリスではスマートフォンも旧式の携帯電話もすべて携帯する電話は「モーバイル mobile」です。
今ではむしろスマートフォンのことも「フォーン phone(電話の一般名)」という人が多いかもしれません。

私のうちでも固定電話 land line は解約しました。
イギリスでもたしか15年ぐらい前までは固定電話の番号がないと住所不定のように思われて不都合だったことがあります。
今ではそんなことを気にする人は本当に誰もいません。

ガラケーという日本独自の便利なものがなかったイギリスでは、旧式携帯電話を手放してスマホに移行する動きが日本より格段に速かったのです。

古くからの商店街で健闘している小さな個人商店にはほほえましい/恥ずかしいダジャレ店名やキッチュな表現の看板がけっこう残っているのです。








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今年に入って2回目の映画鑑賞、最新シネマの中国人も注目の使用禁止トイレと記念撮影

2020年01月09日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
ストックポートの総合レジャーセンター、レッドロック Redrock 内にある映画館、ライト・シネマ Light Cinema で、話題作、ジョジョ・ラビット JoJo Rabbit を見てきました。


レッドロックは2018年、連合王国でその年、最も見苦しい建築物に与えられるカーバンクル杯 Carbancle Cup を授与した栄えあるビルです....そんなことは今回、どうでもよい。

好悪のわかれる話題作、ジョジョ・ラビットはとてもいい映画で感動しました...そんなことが書きたかったわけでもありません。

女性用トイレの個室7室のうち、5室が使用禁止というブザマサさ!


年末年始の休暇をとっているたくさんの観客が訪れ、クリスマスや新年に封切られる映画が目白押しのこの時期に...

職員が一斉に休暇をとるため年末年始にいろいろな機能がストップして多方面で不都合が生じるのはイギリスではそれほど珍しいことではありません。

たぶん、維持管理をする職員が休暇をとっていたのでしょう。
昨日の国会では、年末年始に60%の電車が運休したり1時間以上遅れたりで国民のいら立ちが募っている、なんとかするべし!という発言をした議員がいました。

私がトイレの「使用禁止」貼り紙の写真を撮っていると中国人の若い女性二人連れがニヤッと私に目配せをした後、自分たちも「使用禁止」貼り紙といっしょにセルフィーを撮り始めました。

インスタグラムにでも投稿するのでしょうか。

私も鏡を利用して控えめなセルフィーを撮ってみました。


ライト・シネマの待合室はおしゃれです。
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偉人の屈辱、タイヤ編

2019年11月19日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
ストックポートのタウンセンター、セントピーターズ・スクエア Saint Peter's Square に立つ、郷土の偉人、リチャード・コブデン Richard Cobden 像。


ストックポート日報ではもうすっかり、おなじみですね。
19世紀半ばに穀物法 Corn Lows の廃止に尽力した自由貿易主義者で、ストックポート選出の国会議員です。

今回は首に自転車のタイヤをかけられていました。
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勝手に創意を発揮、よその店でインスタレーションアートをつけたし、辛子のびんをつかめ!

2019年09月04日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
先週の金曜日に撮った写真です。


ストックポート日報 ではもうすっかりおなじみ、ストックポートのタウンセンターのびんぼったらしい通り、プリンセス・ストリートの投げやりチャリティーショップ、ハイウェイ・ホープ Highway Hope、再訪です。

これを見ただけでは状況を把握してもらえません!

ちょっと前の記事のリンクを貼りました。お手数ですがまた読んでください。
シュール!安売り店のただの投げやりディスプレイか、それともアート効果を演出するセンス抜群のアレンジメントか!?



床にぶちまけられたインスタント中華ソースと中華麺のレトルトパック、インスタント・カプチーノ(箱入り)のなだれ状態の山づみと、フォークリフトはあいかわらずそのままです。
新しく加わったのが、マスタード一回分のびんづめ(ひとつ 10ペンス/12個で1ポンド)の山積みを、びんづめが詰まった箱で囲い込んだ またしても意表を突く投げやりミニマリスト・ディスプレイ!

それのみでも充分アートです。

しかも それに加えて、意味もなく置かれた丸テーブルの上に投げ出された

床にぶちまけられたインスタント中華ソースと中華麺のレトルトパック、インスタントカプチーノのなだれ状態の山づみディスプレイに興を添えるために加えられた生首(男性の)下半身とともに、以前 店内警備の任についていたズボンをはいていない私服ガードマンの人体の一部だと思われます。



ゴロンとテーブルの上に投げ出されていた黒い腕をこっそりアレンジして、インスタレーション・アートとしての完成度をより高めたのはこの私です。

豊かな表情のが 「売り物のびんづめマスタードを優美に そっとつかもうとする」その一瞬を表現してみました。

....その翌日、土曜日にまたこの店に戻ってみたら(買い物をしました)私が勝手にアレンジした「インスタレーション・アート」はまだこの写真の状態のままでした。

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ヘルター・スケルター 昨日の記事の補足

2019年09月03日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
昨日の記事の続きです。

ヘルター・スケルター(滑り台)から自分の子供が滑り降りてくるところを写真に撮ろうとスマートフォンを手に待ち構えているお母さんたち。


参考までに、昔からある本物のヘルター・スケルターの写真をよそのサイトから探し出して勝手に借りました。


昨日の記事にこの2つの写真をのせようとしたのですが、どういう不都合か、上の写真がはじかれてしまい(!)投稿できませんでした。
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ストックポートのショッピングアーケードに出現した、夏の終わりのレトロな海辺のファンフェア、追記。。。

2019年09月02日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
海辺の雰囲気を盛り上げるリアルなカモメの置物....


観光客の手からアイスクリームやフィッシュ&チップスをかすめ取り、所かまわず糞を落とすイギリスの海岸で思い切り評判の悪いカモメ!

今回は先週の、ストックポートタウンセンターのショッピング・アーケードに出現したファンフェア(モドキ)の記事(リンクです☟)の追記です。
写真は金曜日と土曜日に撮りました。


ストックポートがキッチュな海辺の遊興地に!ショッピングアーケドに出現した小規模なレトロ・ファンフェア

もう一度読んでください。

海辺のムードにそぐわない、いかにもショッピングセンターに買い物に来たという身なりの通りがかりの人々がデッキチェアでくつろいでいます。


いえ、くつろいでいるというより、この頃はみんな腰を下ろすなりスマートフォンのチェックです!

ライドで遊ぶ子供たちを待つ親かもしれません。

ここ一週間、すっかり涼しくなりました。
8月の終わりは夏の終わり。

週明けの今日から新学期(新学年度)がはじまりました。
毎年、9月の最初の週の月曜日が新学年の始まりです。

でも、イギリスのほとんどの学校では昔から児童、生徒の初登校は火曜日か水曜日に繰り下げられているのが普通です。
なぜかというと、先生方の打ち合わせや設備のメインテナンス、検査などに週の最初の1日か2日目があてられるからなのです。

そういうことは夏休みのうちに(夏休みの最後の日にでも)やっておけばいいのに!と思いますよね。

イギリスのたいていの保護者もそう思っていますよ。
だけど、夏休みは教職員に保証された完全休暇期間なので1日も削るわけにはいかないのです。

....それはともかく、一時かなりの量の雨が降ったものの天気が回復、好天の夏休み最後の週末、例のしょぼいお子様ファンフェアを通りかかったのでまた何枚か写真を撮りました。

無料の砂場(free beach と看板が出ています)の角には、イギリスの海辺のレトロな風物詩、「顔ハメボード」


イギリスでは確か photo stand-in とか言ったと思います。
それにしてもショボい絵柄ですね。

しまりのない体形のお母さんと海水パンツが落ちかかっている(?)少年。いったい誰がなり切って写真をと撮ろうと思うのでしょうか。
ハワイアンカップルのサーフボードののり方も手の位置も思いっきり不自然です。

実際の海岸には憧れの筋肉もりもりのムキムキマンやピンナップガール、ユーモラスな太ったおばちゃんなどのレトロな絵柄のフォト・スタンド・インが用意されているはずです。

顔を穴に通さないよう、注意書きが書いてあります。



この対角の位置にはプリンセス・アリエール(リトル・マーメイド)のスタンドインがありました。


ディズニーがま版権のことで何か言ってこないのかって?
そもそも顔の部分が丸く抜けているのでこれは問題がないといってもいいのではないでしょうか。


いいえ、それどころの騒ぎではありません。


ティ―ポットに「ディズニー」と書いてあります。心臓に毛が生えているとしか言いようがありません。

ふてぶてしくも ディズニーの古典キャラクターに...


反対側には比較的新しい(それでも古典的人気の)カーズのライトニング・マックイーンとバズ・ライトイヤーが描かれています。


このカルーセルは上の息子が小さかった時から、20年来この場所に永久設置されています。


ね、前回ケロッグの登録マスコット、トラのトニー君が描かれたアイスクリーム・ヴァンの件で、キッチュ意匠では無許可のキャラクター使用がほとんど野放しになっているらしい」と、私が言ったのがわかっていただけたでしょうか。

トラ・ヴァンの側面に描かれたトニー君...ではないソフト・アイスクリームをもって筋肉をひけらかしてすごむ険悪なトラの存在に前回は気がつきませんでした...だれ?



前回、すべてのライドは50ペンス、と書きましたが、カン違いでした。
ほとんどが2ポンドでした。



これが同時進行の「ウィスタリア・ウォーク」のディスプレイです。




イギリスの盛夏の花ウィスタリア(藤)の造花の飾りつけがなかなか華やかなのですがさすがに9月になると季節感の欠如が気になります。

土曜日の午後4時ごろ、その日の「店じまい」をしているところに行き当たりました。




空気を抜いたヘルター・スケルター、タコスのように両側をおり上げた「ディズニー・ティーカップ」この後いたずら盗難対策をどうしたのかは見届けませんでした。
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シュール!安売り店のただの投げやりディスプレイか、それともアート効果を演出するセンス抜群のアレンジメントか!?

2019年08月24日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
ストックポートのタウンセンターで見つけたシュールな現代アート!


飽食の時代、大量消費社会に疑問を投げかける、問題提起型のインスタレーションでしょうか。


違う

以前にもご紹介した、ハイウェイ・ホープ Highway Hope という聞きなれない団体が運営する安売り食品チャリティー・ショップの奥の部分です。


ここも、客が立ち入れるれっきとした店内なのです。

床にぶちまけられたインスタント中華ソースと中華麺のレトルトパック、インスタントカプチーノ箱入りのなだれ状態の山づみ....のみならず店内にフォークリフト!

ディスプレイの決め手はマネキンの轢断された(男性の)下半身と生首...!

わざとやっているとしたら、独自のアイデアが全くもって秀逸です!!

店の外観です。


左側に、2018年度に建設された 連合王国で一番見苦しい建物に授与される栄誉あるカーバンクル杯を受賞した、レジャーセンター、レッドロック・ストックポート Redrock Stockport がちょこっと写っています。

大胆にもジャケットポテトを歩きながら食べる家族が一緒に写ってしまいました。

この通りはストックポートのショッピングエリアのど真ん中、チャリティー・ショップやキャッシュ・ジェネレーター、閉店してシャッターが下りっぱなしの店舗、それになぜかネイルサロン(どこもどちらかというと 労働者階級の女性の常連客が多いようなのです)がいっぱい並ぶ、思い切り庶民的な通りです。

ダミー警官に関する記事のリンクです☟この店について詳しく書きました。

脅し効果、おそらくゼロ!お手製ダミー警官とズボンをはいていない私服ガードマンのペア、チャリティ・ショップで勤務中

ちなみに薄気味の悪い仮装警官はまだ健在です。
ズボンをはいていない私服ガードマンの方はどうやら解雇されて体の一部をシュールな現代アートディスプレイの構成要素として提供しているようです。

インスタント中華ソースと中華麺のレトルトパック、インスタントカプチーノの箱入りなだれ状態の山と対角の壁際には製品が詰まった段ボール箱で築かれた万里の長城。


店を入ってすぐの場所から見た店内はそれほど雑然としては見えません。


でも☝の写真正面の天井から下がる不景気な案内板の裏にまわると....


どこから持ってきたのか、ビルなどの窓にかけられている不動産会社の貸店舗看板を半分に切って裏側を使ったことが店内に大っぴらにご披露されています。
(電話番号までそのまま白日の下にさらされています)



店の奥の階段(通行止めです。以前は上階・地階に売り場がある、たいへん小規模なデパートのような店だった建物です)の下には段ボール箱の墓場が客の目にさらされています。


そのすぐ横がシュールな現代アートの展示スペースなのです。

イギリスには箱をつぶさずに捨てる人がとても多いんですよ。

実はここでいろいろなものを買い込みました!




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合成着色料と人工甘味料たっぷりの妖し気に美しい夏の飲み物

2019年08月12日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
雨ふりつづきで肌寒いイギリスから酷暑の日本の皆様にお届けする涼し気な話題です。


人工甘味料と合成着色料たっぷりのイギリスのソフトドリンク、バー A.G. Barr の レトロでキッチュな3部作。

左から、バブルガム、アイスクリームソーダ、チェリーエイド。

近所のコンビニで一缶49ペンスのバー・ドリンクが、3缶で1ポンド(一缶がほぼ無料進呈!)セールをやっていたのではずみで3缶買ってしまいました。

「バブルガム」はうちの下の息子の大好きな買い食いドリンクです。


親としては買い与えたくない妖しく美しく思いっきり人工的なエレクトリック・ブルー!



昔ながらのバブルガムの、甘~い完熟梨のような風味を感じなくもない、懐かしい味がします!

日本ではドリンクとしてはなじみのない味かもしれません。

「アイスクリーム・ソーダ」


すごい泡です。
これも大好物なのですが、息子は「アイスクリーム・ソーダ」の現物を飲んだことがないのです。
イギリスでは見かけないのですが、ね、日本では昔ながらの喫茶店の定番でしたよね。「ソーダ・フロート」とか言ったと思います。「コーラ・フロート」というのもありましたね。

かき氷のシロップを炭酸で割ったようなエメラルドグリーンの人工的なメロン味のソーダもありました。

炭酸ドリンクに丸くすくったバニラアイスクリームがぷかぷか浮いているあれ、今でもありますか。

この「アイスクリーム・ソーダ」、甘い炭酸ソーダにかなりくどいバニラ味がくわえられています。

子供っぽい味なのですが、これなら大人の私でも思い切り冷やして暑い日にごくごくいけると思います。


最後に、どぎついピンク!「チェリーエイド」。


セブンアップやスプライトのような「レモネード=レモンエイド」に人工的なチェリー味をくわえた味なのです。

たぶん日本で(子供の頃に?)飲んだことがあるなつかしい味...ドクター・ペッパー?ちょっと違う。チェリー味ののど飴のような...

息子もこれを飲むのは実は初めてだそうで、私に一口くれたあと、一緒に味の形容を考えました。

二人とも思いついたのは、息子に子供の頃飲ませた液体の薬、各種。
イギリスの小児用の飲み薬にはたいていこのチェリー味か、ラズベリ―味がたっぷりべっとりつけられていて薬の苦みを押し隠しているのです。
私は飲んでみたことがないのですが、小さかった息子たちに飲ませる前にむせそうなにおいをかいでみて想像できました。



スコットランドに本社、工場がある飲料会社、A.G.バーは コーラ、ジンジャー・ビール ginger beer の他に、アップル・エイド appleaid、ライム・エイド limeaid というのも製造販売しているようです。
味は想像がつきます。

売られているのを見たことがないのですが、もしかしてイングランドでは地域限定なのかもしれません。

去年の砂糖税 UK Sugar Tax の導入以後、ほとんどの清涼飲料は、糖分の代りにカロリーは低いらしい人工甘味料を使い始めたようです。
詳しく調べてはいませんが、その多くは課税を免れているらしいのです。

コカ・コーラは-人工甘味料の導入を拒否して昔ながらの(砂糖たっぷりの)クラシック・コークを販売し続けています。
100mlにつき糖分8gの割合で24ペンスの税金を払ってでも飲みたいクラシックファンがいるんですね。

(導入時はかなり話題になったものの、一年以上経過して課税の仕組みはすっかり忘れ去られています。私も忘れていたのでグーグルしました)

私はパブに行けば必ずダイエット・コーク(日本ではコカ・コーラ・ライトといっていますね)を注文します。
砂糖税は課税されていません。

そして、バーのクラシックなキッチュ・ドリンクを砂糖税の導入前からかくれて愛飲している息子は「砂糖も人口甘味料も味は変わらない」ときっぱり言っています。

イギリスの夏といえば、これ。


キッチュなキッチュなスラッシュ・パピー Slush Puppy。
半解したズルズル(スラッシーな)かき氷のような冷たい飲み物です。
先が丸く開いて小さなスプーン状(耳かきのよう)になったストローでじゃりじゃりすくいながら飲みます。

溶けたり氷ついたりしないように、コンクリートミキサー車のようにスラッシュがゆっくりゆっくり攪拌されつづけているディスペンサーは夏のカフェや映画館の売店などで涼感をもたらすディスプレイになっています。

それなのに、マスコットのぜんぜんかわいくない子犬がセーターに暑苦しい毛糸の帽子なのはなぜ!?

上の写真はクラシックな「バブルガム」と「ラズベリーフレーバー」。
舌が真っ青かどピンクに染まります。

絶対に体に悪いはずです
...悪いと断言はできませんが健康ドリンクでないことは確かです!

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脅し効果、おそらくゼロ!お手製ダミー警官とズボンをはいていない私服ガードマンのペア、チャリティ・ショップで勤務中

2019年06月28日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
バルセローナの話題からちょっと離れて、地元ストックポートの話題をお届けします。


ストックポートのタウンセンターにある「景気の良くない」通り、プリンスィス・ストリート Princes Street。
チャリティショップと、シャッターの下りた空き店舗、それになぜかネイル・サロンがたくさんある庶民的な通りです。

上の写真は、去年オープンしたかなり大きなチャリティーショップの入り口です。
看板がないので昨日店内で活動内容を書いたチラシをもらうまでなんの目的のなんという団体か知りませんでした。

ハイウェイ ホープ Highway Hope…というチャリティー団体だそうです。聞いたことがありません。

今日の話題は、もうお馴染みの!ダミー(ニセ)警官!


外からもよく見えるカドの位置で例によって万引き抑止活動をしているらしい警察官のダミー(のつもり)なのですが....


ええ~よく見たらこれ正式な警官の制服じゃありません!
仮装パーティ―用の出来合いのコスチュームセットの無国籍警官ユニフォームモドキを着せられた流行遅れなマネキン人形です。
いえ、「よく見たら」なんてわざとらしいことを書きましたが、よく見なくても、警官モドキの役割すら果たせていないにわか作りの仮装衣装を着せられたマネキンであることは一目瞭然。

はだしです。
手に一つだけ持たされているのは、ディズニー映画、the Car のおもちゃとお菓子が入った子供のパーティーで配るアルミのパック入りのよい子のお楽しみセット(売り物)です。

顔立ちが無機質な二枚目、アンドロイド風.....怖い。


殺風景な広い店内の中ほどの、人の目が全く届かないあたりには.....


もう一体マネキンが本当にどうでもいいといった感じでやはり着付けられて店番をしています。
シャツだけ着せて、ズボンをはかせない意図は?
頭を覆うバナーのようなものはおそらく何かの不手際でしょう。

ハイウェイ・ホープというのはどうやらキリスト教系のコミュニティ活動団体らしいです。
生活困難者や孤立した人たちの支援をする団体、というのは納得です。

発足したのはシティ・オブ・マンチェスター City of Manchester (ストックポートと同等の郡にあたる)のストックポートと境を接する3つの白人が中心に居住する低所得者エリアだそうです。

ストックポートと直接関係のないローカルな地域で活動するチャリティ団体がストックポートのタウンセンターに店開きしている、というのがちょっと驚きですが、実は私はこの店で、いろいろ格安の主に食品を買っています。

企業に寄付された大量の賞味期限が迫ったレトルト、ビン、缶入りの食品が大箱ごとドカンと床に並べられているディスカウント・チャリティ・ショップ。

格安の製品を売るチャリティ・ショップ(利益は慈善活動にまわされます)で万引きが多いらしいというのが無性に悲しいですね。

CCTV (防犯カメラ)が設置してある店には必ず「SMILE! YOU ARE ON CAMERA! はい、笑って!カメラに写ってますよ~」という張り紙がしてあります。


もちろん万引き抑止のための警告なのですが、感じ悪く聞こえないように精いっぱい工夫されたおなじみの文面です。

この店には何しろ50㎝ 間隔で、ありとあらゆる表面にこの張り紙がしてありました。
にわか衣装の警官モドキよりは防犯カメラ警告のほうが幾分抑止効果はありそうですね。

いえ、やっぱり感じ悪いですよ!例によって「客を見たら泥棒と思え」アプローチですから。

ところで、去年のクリスマス前ごろからこの店で大量に売られていた、ギフトセットのパエリャ・パン(下段).....


一回分(4人前)のスペイン産パエリャ・ライスと味付け用スパイスのパック、オリーブの木製の木べらがついて、4ポンド99ペンスはお得です。
おそらく、何年か前にデパートや高級デリなどのクリスマスギフト用に30ポンドぐらい(?)で売られていたものがまわりまわってにわか衣装の警官モドキとズボンをはいていない私服ガードマンが店番をするローカルな活動を支援する、ストックポートのチャリティショップの店頭に出現といった出自のようですね。

残り少ないのですが、まだ売られていたのです。

スペインから帰ったばかりの私が先週このセットを買いました!

何回か平底のフライパンで作ってみたことのあるパエリャですが、本格的なエナメルのパエリャ・パンを使って作ったらどう違うのか!?


説明通り絶対に混ぜない!を厳守したら、やっぱり底が少しこげつきました!

ロンドンにある有名なスペイン料理屋のシェフが監修した特製キットだそうです。
(木べらもパンも中国製でした)

はい、次回からはバルセローナの話題に少し戻ります。

バルセローナはヨーロッパ大陸の熱波の影響は直接受けていないのですが、暑かったのがこたえました。
向こうでは元気に歩き回っていたのですが、涼しいイギリスに帰って来てからぐったり疲れて体調を崩していました。

それでもボランティアや掃除の仕事、買い物などには出歩いていたのですが、夜になるとすぐ眠くなり....ブログの更新が滞っていました。

クラシックな「ダミー警官」について書いた記事のリンクです。以前の記事のリンクが芋づる式に出てきます。☟

久しぶりに見たダミー警官、似つかわしくない普通のスーパーでニコニコ警備。それでも不思議な存在理由
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久しぶりに見たダミー警官、似つかわしくない普通のスーパーでニコニコ警備。それでも不思議な存在理由

2019年06月04日 23時43分57秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
昨日、町はずれの大規模スーパー、モリソンズ Morrisons に行きました。


久しぶりに行ってみたら、店内の内装とレイアウトがすっかり変わっていたのと....

入り口のガラス戸に貼られた例の警官スティッカーの導入に驚かされました。


以前 宣言しておいて実現していなかった警官ダミーのシリーズ化決定」

ここでやっと実現することにします。

以下は以前の記事の写真から転載です。

1:去年の冬に撮影したボルトンのパウンドワールド Poundworld の不愛想な警官。


2;もう3年以上前に撮影した、ストックポートタウンセンターのホーム・バーゲンズ Home Bargains のハンサムで、しかも笑顔がさわやかな警官。


(顔のクローズアップ)


3;これも2016年の撮影です。ストックポート郊外の大型量販店、パウンドストレッチャー Poundstretcher 店内で睨みを利かせる強面警官。


以前の記事にも書きましたが「警官ダミー」の目的は万引きの抑制、不心得者への威嚇ですね。

そういえば 日本では コンビニなどの入り口に「警察官立ち寄り店」と書かれた札が控えめに 貼ってあります。

いつ立ち寄るか 本当に立ちよるかも わからない本物の警官と、常駐している印刷された警官のイメージ...どちらの方が犯罪抑止効果が高いか興味深いです。

すべて等身大です。
後ろめたい目的で店に入ろうとした人にはホンモノの警官が立っているように見える効果も期待されているようです。
あぁ、でも実際、ダミー警官をホンモノの警官だと勘違いするのは よーっぽど びくびくしている人か すごく目の悪い人か あるいは すごく頭が悪い人か いずれかに限られる、と思いますが。

ほんとうに、なんでダミー警官なんて店で使うんだろう!?

ところで、スーパー、モリソンズは高級スーパーではありませんが、安売りスーパーでもないごく普通のスーパーです。
以前の記事の、警官ダミーを撮影した3店の店名に注目してください。

ね、いかにも安っぽーいイメージの店名でしょう?

「パウンド(£)」が店名に入った全国チェーン展開の安売り店を、日本の 「百円均一店=百均」にならって「1ポンド均一店=イッキン」と勝手に呼ぶことにします。

いずれもイッキンか「バーゲン」が入った身もふたもない店名の安売り日用雑貨店です。

日本の百均は 経済的に余裕のない人だけではなく、普通の人も気楽に利用していますよね。
イギリスの「イッキン」は、どちらかというと(断言はできません。土地柄、個人のライフスタイルにもよります)本当に余裕のない人が利用する店 というイメージが強いのです。

....普通のスーパーで買い物をする余裕のある私もよく「イッキン」で必要な物を格安で買ったりはしますが....なんだか人の手が足りてなくてすさんだ感じがします。

店員の愛想は悪くはないのですが「客を見たら泥棒と思え」と社員教育されている感じです。
普通は店の奥でやるべきダンボール箱潰し などを客の動向をうかがいながら売り場でやっていることがよくあります。

ダミー警官に頼っている店は「客筋が悪そう」なイメージが何となくあるのです。(私の偏見かもしれませんが)

モリソンズのダミー警官は人のよさそうな笑顔ですがやっぱりこの店の、「客に対する警戒」を表現していますよね。

感じ悪い.....とまでは実は思いませんでしたが....

実際、私はにこにこダミー警官と並んで笑顔で記念写真を撮ってもらいました。

セルフィーではなく、夫にシャッターを押してもらいました。

上の写真を載せた、以前の記事のリンクです☟


安売り店を警護する、ボルトンの警官、常任勤務で100円均一商品を万引きの悪の手から守る!

客引きをする長身でハンサムな警官の幽霊

万引きする手がひるむ!店頭で威嚇するこわもて警察官
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アスダのノーム、再び快進撃!夏のイメージ促進中!

2019年05月26日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
もうすっかりおなじみ! 全国展開の庶民派スーパーマーケット、アスダのオリジナル・ガーデン・ノームです。



ガーデン・ノームはイギリスでは夏の季語といっていいでしょう!

もちろん夏だけではなく、紅葉の季節にも雪が降ってもふぶいても一年中庭にいるのにどうしてだろう、と思いますよね。

しかもフェルトのとんがり帽に分厚いウールのコートに長靴できめた古典的なノームのもともとの服装は暑苦しそうですし....

一番上の写真はイースターごろに撮りました。
アスダのストックポートタウンセンター店のエスカレーターを上がったところの窓際にずらっと並ぶおなじみの歓迎ディスプレイ(もちろん売り物)です。
中央三体は春の時期限定テーマ、ヒヨコの仮装をした少年ノームはイースター・エッグが入ったかごを持っています。


植木鉢カバー。


イギリスではそもそもガーデニング=夏のイメージが強烈なのです。そして、ガーデニング=庭=ノーム!

日本では酷暑の夏に庭仕事、屋外で季節を満喫、のイメージはないかもしれません。

イギリスの真夏の気温は日本の初夏程度で湿度が低く過ごしやすく、また日照時間が非常に長いので屋外ですごすのが季節の楽しみの一つなのです。
まるで日本の春のように満開の花の季節でもあります。

イギリスの冬は日照時間が極端に短く雨続きなので、夏に屋外アクティビティを貪欲に楽しもうとする執念はその反動かもしれません。
長ーい冬が明けて春が来れば、「さあ夏だ!!」と待ちきれない気持ちになるのです。


春の終わりごろから始まった夏の準備キャンペーン....
夏に向けてのワクワク感をガーデン・ノームで盛り上げようというスーパーの戦略のようです。

ドリンクの特売と、(右側)折り畳み式の持ち運びできるバーベキューのディスプレイで夏のレジャーをプロモートするノーム一家。


勝手に一家に仕立ててありますが、お母さん役がエプロンをつけた若い主婦ノームで、父ノームが白ひげのたいそうなおじいさんなのが気になります。
(暑苦しい伝統衣装を着た古典派ノーム、手には何か書き込める黒板を持っています)

もともとは地下に住む庭妖精のノームには妻も子供もいないはず....それはともかく、サッカーボールを持っている子ノームはスカートをはいた女の子だということに注目です。

とにかくなにがなんでも人目を引く目的なのか無作為に並べられたノームたち。


無作為でも背の順で、見た目がけっこう整っていますね。
右奥にエスカレーターを上がったところの窓際に並ぶノーム達も写っています。

ガーデン・ファニチャーの前でイギリス人の夏の楽しみ(屋外の食事、寝そべってできるだけ肌の多くの部分を太陽の熱にさらす)をプロモートしています。

園芸用品売り場にとどまることなく、特設売り場でプロモーションに励む商売熱心なノーム達!

「もらったら 一番イヤなのはどれ?」というくだらない会話に夫はのってくれません。
「どれもこれも比較できないぐらい同等にイヤ」なのだそうです。
転居祝いや引っ越し祝いに、あるいはジョークのわかるひとにいやがらせプレゼントにいかがでしょうか。

園芸用品売り場の通路でジャマになっているお年寄りティ―ダンスカップル。


ノームのシンボルの白ひげ、とんがり帽子、ブーツがなければガーデン・ノームとは言えません。コスプレしているのも含め、ただのずんぐりむっくりフィギュアです!
まあ、いいか。少なくともアスダ常連客の間ではこのクローン増殖的な不気味顔がガーデン・ノームとして定着してきているようです。




アスダのガーデン・ノームシリーズ連載第一回目の記事のリンクを貼りました。☟ガーデン・ノームの基礎知識について書いてあります。

ガーデン・ノームによる販促・客引き、効果なし?スーパーマーケット オリジナルの薄気味悪い季節限定バージョン
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辱めを受けた偉人のその後.....威厳を取り戻した姿を臨むカフェの窓

2019年05月18日 23時29分56秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
地元の英雄、19世紀の国会議員、リチャード・コブデンの銅像が見えるカフェで食事をしました。


はい、先週の記事のリンクです☟。

郷土の誇り、地元選出の国会議員、地元での尊敬の念はいまひとつか?若者に親しまれる堂々たる銅像

ロードコーンをかぶせられ、ビールの空き缶を持たされた手には靴下まではかされ(もう片方の靴下はちゃんと地面の台座の前に置かれていました)、ズボンには怪しげなバッテンマークのスティッカーまで張られたコブデン像の写真を撮った2日後の写真です。
いつの間にかスッキリもとの姿に戻っていました。

さすがお役所、仕事が早い。
カフェの背中合わせのすぐ裏がいくつもの建物に分かれている市庁舎分館です。

セント・ピーターズ・スクエアに面したカフェの名前はずばり、Cafe on the Square 。

カフェにはものすごく大きな鏡があります。


こんな大きな鏡は今まで見たことがないのですが直線がかすかに湾曲して写ります。
もしかしたらガラスではない?

読み応えのある記事を予定していたのですが、昨日今日と忙しくしていて、写真の整理をする時間がなかったので急遽、「事後報告」記事に変更です。
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郷土の誇り、地元選出の国会議員、地元での尊敬の念はいまひとつか?若者に親しまれる堂々たる銅像

2019年05月15日 09時00分00秒 | 恥ずかしい!理解不能でキッチュなイギリス
リチャード・コブデン Richard Cobden (1804~1865)。


ストックポート選出の19世紀の国会議員です。
穀物法の撤廃(1864年)に尽力した、自由貿易主義者、郷土の英雄的存在なのです。

といっても、出身地はイギリス南部のサセックスです。イギリス北東部ヨークシャーで学校教育を受け、ビジネスの基盤を築いたのはロンドン、資本家として名を成し、穀物法撤廃を訴える有名な演説をしたのはマンチェスター、亡くなったのはロンドン.....というわけで各地に「郷土の英雄/名士」として像が建てられているようなのです。

特に、マンチェスターのセント・アンズ・スクエア Saint Ann's Square のコブデン像は有名です。
コブデン像の足もとから広がるマンチェスターテロの犠牲者に捧げる広大な花束の海の写真が世界中に配信されたことは記憶に新しいですね。

国内の小麦生産者(主に南部の大規模農場経営者)を手厚く保護するために海外からの小麦粉輸入に高い関税をかける穀物法はパンの値段を吊り上げ、(特に北部の)工場労働者を苦しめていたそうです。

(この話は以前にもだらだら書きましたね、ストックポート日報 連載開始直後の記事を見つけました。リンクを下に貼りましたので、もしよかったら、見てください)



このコブデン像は1882年からこのセント・ピーターズ・スクエア Saint Peter's Square にあります。
かつては道路を向いてもう少し内側にあったのですが、2007年にほんの少し道路寄りに移動、道行く人にお尻を向けるように角度が変えられました。

セント・ピーターズ・スクエア はスケートボードを楽しむスケーターたちのたまり場になっています。



ここ数日、晴天続きです。
といっても上半身裸になるほど気温が高かったわけではないのですが。
....日がさせば肌を日光にさらさなくてはいけない強迫観念にさらされる、あるいは単にもったいない気がするのはイギリス人(白人)のDNA に刷り込まれた本能なんですね。
気温とはほとんど無関係に、晴天の日にはできるだけ薄着でできるだけ長く屋外にとどまろうとする本能を誰もとどめることはできません。


だいぶ前に撮ったコブデン像のまともな写真を見つけました。


偉人の屈辱、これはましなほう

空き瓶とスキー帽を持たされて立つ町の英雄像の見えるカフェ 
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