またまた、ぺちゃんこモモの季節がやってきました。
英語でフラット・ピーチ flat peach またはドーナット・ピーチdoughnut peach と言います。
10年前にストックポート日報で紹介した時、「見たことがない、食べてみたい」という友人からの個人的な反応がいくつもありました。
日本では市販されていないことを確認、その後何回か「また、ぺちゃんこモモの季節がやってきました」ではじまる記事を載せています。
どうやら、今では日本でも福島県を中心に栽培されているそうですね。
ただ、まだかなり珍しいため、見つけても1個1,000円以上するとか!供給もー定していないようですね。
ー時、日本の「コストコ Costco」で少し安く販売されていたという情報も目にしました。ちなみに、英国にもある Costoco は英語で「コッスコー」と発音します。
今回は、そう言えば今まで(なぜか)ストックポート日報に載せたことがなかった、ぺちゃんこネクタリーン Flat/ doughnut nectarine もいっしょに買いました。
どちらもドイツ系安売りスーパーマーケット、リドル Liddle で5個が1ポンド28ペンス(249円)。
輸送しやすい、持ち歩きやすい、そしてもちろん食べやすいことから、今では(私の知る限り少なくとも20年ぐらい前から)普通の丸いモモやネクタリーンよりも人気があるようです。
原産は中国、日本産のものも中国同様、蟠桃(ばんとう)というそうですね。
英国で出回っているぺちゃんこモモ/ネクタリーンはスペイン産が多いようです。以前はイスラエル産もあったように思います。
それにしても、こんなに欧州で人気の中国原産のモモがとなりの国、日本であまり知られていないのが意外です。
ネクタリーンにはモモにあるうぶげがなく、つるんとしています。モモより果肉が黄色っぽく、味はねっとりしています。
どちらも皮をむかずにパクっとくわえてひと回しすると真ん中の小さなタネの周りに薄く果肉を残してあっという間に食べ終わります。
日本の「水蜜桃」(なつかしい!!)のようにぽたぽたと汁がたれるようなみずみずしさはありませんが、しっとりとした口当たりで水蜜桃に負けないぐらいの強い甘みがあります。
お行儀悪くしゃぶったタネを庭の、グレープ・ハイヤシンス(ムスカリ)の球根が埋まっている植木鉢の土に突っ込んでおきました。
芽が出て木に成長して、庭にぺちゃんこモモがたわわになれば一攫千金が狙えるかもしれません(桃栗三年...でしたよね?)
ネコのティブの頭の後ろにちょこっと写っているのは、自慢の「パイナップルの木」です!
DIYショップで枯れかかっていた鉢植えを3分の1の投げ売り価格で売られていたのを衝動買いし黄色くなった葉を取り去り、土を替えたら蘇生しました。
お昼を 食べる方は 多いのですが
加工してない パックに 入ってない
食べ物を かじる 方は 居ないですね
本当は 「 安くって 美味しい 」このような
林檎の お昼の方が 健康的なのですが
日本では果物を丸ごとお弁当にもっていく人は見かけない気がします。切って塩水にさらしたリンゴを持っていく人もいますが手間がかかりますよね。
日本で、リンゴもモモもナシもみんな大きくて値が張りますし、皮をむいて食べるのが普通ですしね。例外はバナナ?
英国ではお昼のお弁当(サンドウィッチ、ブリートー、スーシー、パスタサラダ、パイ、ペーストリー等)にドリンクとスナックをセットで売る(組み合わせは自由)お得な「ミール・ディール」が一般的です。どこの店でもやっています。そのスナックのチョイスには必ず小さなリンゴかバナナ1個ずつがあります。店によってはイージーピーラー(ミカンのような柑橘類)やナシもあります。日本でその習慣がないのが残念です。
たしか、私が子供の頃はもっと気楽に食べられる小さなリンゴがあった記憶があるのですが、今はみんな立派で甘くて...たかいですね!