イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

晩夏から晩秋へ、イギリスの季節を彩るベーカリー(パン・ケーキ屋)のウィンドウ・ディスプレイ

2018年09月10日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
夏の終わりの、おなじみグリーンノール Greenhalgh's のウインドウ・ディスプレイ。


ジンジャー・ブレッドのコレクションに、 定番のスクービドゥと 人気の続くユーニコーン。それにネズミの顔面正面が加わりました。
後列、フェアリー・ケーキの投げやりな飾りつけも注目に値します。

次の週にはスクービドゥが姿を消して!昔ながらのオーセンティックなジンジャー・マンの形のジンジャー・ブレッドが新登場!


ディスプレイスペース中央にあったジンジャー・ブレッドが売れてしまったのかもしれませんね、とってつけたようにフルーツ・スコーンがぽつんぽつんと置いてあります。

左の魚はディズ二―のキャラクター、ニーモのようです。真ん中の動物キャラクタ―、どこかで確かに見た覚えがあるのですが、判別しません。なんだろう。


そして!

ついに登場、ハロウィーン・バージョン!


先週の金曜日7日に撮った写真です。
ハロウィーンは10月30日です。一か月も先ではありませんか!



左からブードゥー(呪いの藁人形)、ミイラ人間、ハロウィーンバージョンとして新装復活したスクービドゥ。

スクービドゥの目がスライム・グリーン(ハロウィーンの色)になっていて、吸血鬼のように牙が出ています。

レモンケーキ、スティッキー・パーキン・ケーキ、ヴィクトリア・スポンジ、(ローフとホール両方)それに5色のレインボー・プライドケーキもディスプレイに並び、盛りだくさんです。

ハロウィーンから、11月5日のボンファイヤ・ナイト bonfire night(ガイ・フォークス・ナイト Guy Fawks Night)までカバーした、イギリスの晩秋を彩る「ジンジャーブレッド、カップケーキ季節の風物詩バージョン」の予告が出ています。


ボンファイヤ・ナイトに欠かせないトリ―クル・トフィー(糖蜜を固めた黒飴のような飴)とトリ―クル・トフィーを焼きこんだマフィンも売り出すようです。

特にハロウィーンにバカに力を入れているようです。

ボンファイヤ・ナイトというのは11月5日、大掛かりなかがり火をたき、花火をあげて秋の深い夜のひと時を楽しむイギリスの奇習です。
1605年に国会議事堂を爆破しようとして失敗したガイ・フォークスの「火薬陰謀未遂事件 gunpowder plot attempt」を記念する理解不能な起源の、要するに「寒い夜に皆で出歩いて燃える火の回りに大勢集まる」という原始的な興奮を提供する、長くて暗い冬の訪れへの覚悟を決めるような行事なのです(私の解釈が多少入りましたが)。

秋の恒例チャリティ・イベント、ワールド・ビッゲスト・コーヒー・モーニング World's Biggest Cofee Morning の支援もしているようです。


今年は9月28日にマクミラン・カンサ―・サポート Macmillan Cancer Support というチャリティ団体の基金集めに協力する何千もの一般の人たちが全国一斉にティー・パーティを開きます。
招待客はケーキを持ち寄り善意の寄付をしておしゃべりを楽しみます。

募金はガン患者のサポートに使われます。

ワールド・ビッゲスト・コーヒー・モーニングやハロウィーン、ボンファイヤ・ナイトを飛び越えて…

先週の写真をもう一度載せます。

クリスマス


私が週に一度ボランティアとしてお手伝いしているチャリティ団体、オックスファム Oxfam が運営するチャリティショップのクリスマスカードディスプレイ。

この写真を撮ってから一週間、ただの一枚も売れていません。だから、早すぎるんです!!誰も見たくもないはずですってば!

本部から新たに違うデザインのカードが何種類かどさっと届いたようです。


店舗奥の廊下に放置されていました。

厳粛な戦没者追悼記念日 Armistice Day=Remembrance Day (今年は11月11日)もまだでした!

戦没者への追悼が終わると町は堂々とクリスマスへの期待に賑わい出します。

(ショッピング街はハロウィーンが終わり次第飾りつけを始めますが)


↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする