イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

好天にもかかわらず今年の夏はトマトが不作、それでも愛しい5兄弟、成長の記録

2018年09月04日 09時00分00秒 | 英国の野菜、果物
ストックポート日報 恒例の自家製トマト年報。

トマト5兄弟が赤く色づいて行く様子をご覧ください。

3週間前です。


園芸店で「money maker」という、なかなかそそる名前の品種の苗を買いました。
スーパーでも売られている、人気の家庭園芸用の品種のようです。



うちでもほぼ毎年この品種を植えています。







そして最後に、昨日の朝の写真です。


赤く熟した果肉が割れているのは、熟す過程で水分が足りなかったからだそうです。

目に見えた成功はこの立派な5兄弟のみ。9月になってもまだ青いかたい実がいくつかなっています。

今年は完全な不作でした。

天候のせいではありません。
申し分ない暑さが例年になく続く夏でした。

もともと私のうちのパティオは日当たりがあまりよくないのですが、いつもはもっと収穫があります。
気温や日当たりはあまり関係がないのかもしれませんね。

例年なら、量はたとえ少なくとも7月の終わりごろからぽつりぽつりと熟れはじめ、1株から2個か3個の収穫が8月いっぱい毎日あるものなのですが…



左側が、5兄弟が育つ株、「マネー・メーカー」です。右側は「tumbler F1」。


タンブラーF1は、やはりイギリスで人気の家庭用鉢植え専門の品種です。
うちでは毎年、買ってきた苗をハンギングバスケットに植えるのですが、今年は地面に置いた鉢植えにしてみました。







昨日の朝の写真です。



やはり、圧倒的に不作です!!

二年前に撮ってストックポート日報に載せた タンブラーF2の写真を見つけました。


熟れる前の写真です。

もっこり葉が茂って垂れ下がり、赤い小粒のトマトがジャラジャラなりさがるはずなのですが。
今年は鉢植えにして、濡れた地面につかないように竹の棒に誘導してみました。

うーん、植える時期がおそかったのか!?

小粒のトマト、日本では「プチトマト」と言いますね。英語では納得の、 cherry tomatoes と呼ばれます。

収穫量はがっかりですが、小粒の味は申し分なく濃縮した甘さです!

寒さで茎が枯れる前に熟す前の緑のトマトを茎ごとすべてもぎ取って、室内で赤くなるのを待つしかありません。

当然のことながら土から栄養を取り込みながら熟していったトマトのような風味は期待できません。

育ちに差があるトマト5兄弟を一緒に収穫しました。


(久々に登場、黄金のトロフィー・ノーム、夫に毛嫌いされて、たびたび目につかない場所に隠されます。しばらくはトマト番を申し付かって目立たない壁際に静かに落ち着いています)



コメント (2)
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