イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

青空に映える白い飛行機雲、水面を抹茶色に染める緑の水藻、木の葉が黄色く色づく紅葉が待たれるブラモル・パーク

2018年09月28日 08時00分00秒 | ストックポートとその周辺
秋晴れの昨日の午後、うちの近所のブラモル・パーク Bramhall Park に行きました。


目的はふたつ。
1;凧揚げ


けっこう風がきついと思った私の強硬な希望でナイロンの安物凧を持参。凧はちっとも上がりません。たまに風がふわっとふくと頭上2メートルぐらいの位置でバタバタ
はためいて5分もしないうちにバサッと落下します。

2;秋の恒例、紅葉の撮影


残念、樫の葉が黄金色にかわるブラモルパークの紅葉にはまだ少し間があるようです。

ブラモル・ホール Bramall Hall わきの樹齢500年の樫の大木の紅葉が待たれます!




せっかく来たのでブラモル・ホールの裏側の写真を撮りました。


こちらは横側。


正面。


飛行機雲の季節がやって来ました!
快晴の空に真っ白な直線が何本も交差して、見る見るうちにぼやけて風に吹き消されていくストックポートの秋冬の風物詩。

さて、今日の話題です。


池の青藻
英語でアルギー algae と言います。
調べてみたら、わかめや昆布、水草も「アルギー」だそうです。「水藻類」のことらしいのです。定義がけっこうあいまいです。



夏中、イギリス中「アルギー」の話題で持ちきりでした。
有害で毒性があるらしいアルギー。生態系に悪影響のあるらしい「アルギー」。

庭園の池、お堀、貯水池や運河などイギリス北部の水たまりが次々と緑に染まって悪臭を放っているらしいのです。



先週、上の息子と一緒に行った時に撮った写真です。


上の息子が以前働いていた、公園内の丘の上にあるレストランからどっさりパンをもらってきて、カモのエサやりをしました。
カモの進行に沿って飛行機雲のように抹茶色の水面に軌跡が描かれる様子が興味深かったです。

アルギーについて調べたついでに有害で水に近づかないように警告の出ている水面の写真を見ると、どうもこの池と様子が違います。
抹茶色は同じですが、評判の悪い「アルギー」は日本でいう、「アオコ」と同類らしいのです。

カプチーノの泡立てたミルクを抹茶色に染めたようなモコモコが浮き、水がねっとりして見えるのが評判の悪い「アルギー」。

このブラモル・パークのはただの細かい水草がびっしりと浮いているだけのように見えます。(害はないのでは?)

奥の小高い丘の緑の芝生と全く同じに見える、手前右側の緑の水面、びっしりすき間なく「アルギー」が浮いています。


左側の細長い池は「アルギー」の繁殖を免れています。


どちらも人口の池なのですが、左側の細長い方は自然の小川と水を分け合っているせいでしょうか、見た目は澄んでいるとはいいがたいよどんだ色の水なのですが、動きがある水は「アルギー」には汚染されないようです。

....うーん。みどりの水面のほうの池も、ここ数年繁茂しはじめたとはいえ害のなさそうな(?)ただの水草みたいなので「アルギー」と呼ぶべきではない?


ブラモル・パークに行く途中で目にした木々の多くは赤や黄色にあるいは茶色に(英語では copper 銅色と表現されます) に紅葉していました。
写真は明日。

イギリスの電信柱の写真です。


一本の電信柱から放射状に出ている電線が通りに並ぶ20軒ほどある家すべてに電気を配信しています。

凧あげを道路でするのは危険です!




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コメント (1)
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