イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

季節のお菓子と、季節を先取り!クリスマスのお菓子・・・・ハローウィーンはパス

2015年10月31日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート

スティッキー・トリークル・プディング sticky treacle pudding


「イギリスのお菓子」の代表例として紹介されたり、パブやカフェで出されるのはころんとしたドーム型です。
ゴールデン・シロップがかかっていたり、カスタード・クリーム(日本でいうプリンの液状のあつあつ)が添えられていたりで ものすごくくどい

スーパーで買ってきたアルミの箱に入っている出来合いです。
オーブンで温め、食事が終わる頃にはあつあつ.....取り分けたらこんなにグチャグチャになる家庭版。

トリークル treacle(黒蜜)が溶け込んでるので、これだけで充分すぎるほど甘い!

ゴールデンシロップの溶け込んだ黄色いタイプは、スティッキー・トフィー・プディング sticky toffy pudding といいます。
あつあつのとろ~りとしたキャラメル・ソースがかかっています。

どちらもスポンジ、どちらもカスタードを添えて食べられることが多く、どちらもすご~く甘い!です。

日が短くなる秋の終わりの今ごろは なぜか黒くてネトネトした、アツアツのトリークルが恋しくなるのです。

昨日見つけた、今年初めてのクリスマスのお菓子、ミンスパイ mince pie!


しっとりさっくりしたパイ皮(=ショート・クラスト shortcrust、ショートブレッドというビスケットに似ています)に、オレンジとレモンの皮と干し果実をたっぷりの砂糖とスパイスを加えて煮詰めたねっとりした具がぎっしりとつまってます。

クリスマスには早すぎるけど、買っちゃいました。


ところで、今日はハロウィーン Halloween

アメリカではじまって、イギリスでもここ10年ほどの間に定着した、子供たちのお楽しみ行事なのです。

ドラキュラやガイコツ、魔女の仮装をした子供たちが家々のドアをたたいてお菓子をねだります。
もらえなかったら、ぬれたトイレットペーパーをドアに投げつけるなどのたわいのないイタズラが許されているのです。


商業主義と、日没後に子供たちが外をうろつくこと、大量のお菓子が消費されること(砂糖税の導入まで現在検討されているイギリスでは肥満や成人病への対策が急務なのです)、ご近所とはいえ夜くつろいでいる他人の家のドアをたたいてお菓子を公然とねだる行為の是非、が問われています。

無邪気な子供たちの娯楽、いっしょに楽しもうよ~という意見も、もちろんあります。

まじめなキリスト教徒は一切否定しているようです。
魔術をたたえる異教のお祭りですから。(何をかたいこと言ってるんだ!?と無神論者には一蹴されがちな意見ですが)

日本でも定着しかかっているそうですね。
少子化の今、地域で子供たちを見守る、これからもっと推奨すべき行事?
それとも商業主義で甘やかしの無視するべき行事?

ここ数年、窓辺にかぼちゃのランタンを飾っていない家(ハロウィーンに協賛しない派)の戸はノックしない指導が学校や家庭で徹底しています。

「ハロウィーン参加はごめんこうむる」という家庭がドアに貼るためのサインが各家庭に配られました。


うちは「こんな行事はやめよう!」と主張するほど堅苦しくないけど、めんどくさいから、今年はパス....そういう家庭も多いはずです。

両隣のお宅の子供たち5人がノックしたらあげようと、一口大のキットカットを一袋用意してあります。


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マンチェスターのガラス張り建築のさきがけ、ブリッジウォーター・ホールと安田侃の石芸術、ごろん

2015年10月28日 09時00分00秒 | マンチェスター
マンチェスターのランドマーク的コンサートホール、ブリッジウォーターホール Bridgewater Hall


イギリス最古の管弦楽団、ハレー・オーケストラの本拠地。
公式オープンは、1996年、とあります。

でも、もっと前に完成していた記憶が・・・・・1994年の、私の卒業式がこのホールでありました。
その時はなかった、石芸術。


日本人彫刻家、安田侃の作品、Ishinki Touchstone 。

これが設置された時は非難ごうごうでした。

20万ポンドという、どえらい購入額が話題になって、いたずら防止のため夜警がたちました。


作品そのものは別に非難にあたいするようなセンセーショナルなものではなく、「これに20万ポンド、なぜはらう~!?」というのが私を含めた、多くの人の感想だったはず。

今は話題にする人もなく、ごろ~んといったかんじで風景に溶け込んでいます。

記念写真を撮る人も、破壊行為を企てる人も見かけません。毎日前をとおりますが。

ホールですが、これも話題の的でした。

当時、不況の真っ只中のマンチェスターに、世界最高水準の音響効果を誇るコンサートホールをたてちゃったんですから。

しかも、超モダン。
調べて今、わかったことですが、デザイン公募で選ばれて、いろんな賞をとってます。

ガラス張り建築がいっぱいのマンチェスターで、今見ると、どおってことないんですけど、20年前は、かなり衝撃的でした。

住人は受け入れたというか、見慣れたというか、評価は悪くなかったらしく、以後、次々と、ガラス張り建築がマンチェスター中に建てられるようになります。

公式ウェッブにも先駆的なデザイン、と明記されています。

市電の線路(工事中)をはさんで向かいは、もうひとつのランドマーク、マンチェスター・セントラル Manchester Central Convention Complex(旧称のG-メックス G-mex として知られます)。


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輪を舌に引っかける、布をくわえる、空中高くくりひろげる、驚きのライオン芸!

2015年10月27日 09時00分00秒 | 古い建物に棲む動物をさがす

マンチェスターのオックスフォード・ロード Manchester Oxford Road

中央図書館 Manchester Central Library、市庁舎 Manchester Town Hall、マンチェスター・オックスフォード・ロード駅 Manchester Oxford Road Station などなど、みごたえのある堂々とした建築物が広い通りの両側に建ち並ぶ、比較的短い通りです。

オフィスビル、セント・ジェームス・ビルディングのライオン飾りの、芸の細かさに注目です。

バナー(飾り布)をくわえるライオン。


口をあけて咆哮するライオン(舌が巻き上がっています)



上の写真のと対になっている、巻き上げた舌になぜか輪を引っ掛けているライオン。


とても高いところにあるので、肉眼ではみえません。

望遠レンズで撮ったものをさらにコンピューターで引き延ばして発見しました。

画質が粗いのはそのためです。

人知れず、空中高く芸をするライオンたち。




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教会前の広場に花を添える、街角のお花屋さん、品揃えに、季節感がちょっと不足?

2015年10月26日 09時00分00秒 | マンチェスター
セント・アンズ・チャーチ Saint Ann's Church 、マンチェスターの街なかにある、名所教会のひとつ、18世紀の建物です。


周りに高級店が立ち並ぶセント・アンズ・スクエア saint Ann's Square

意外に、お値段高め・・・

アレンジもしゃれていて、荷ぐるまに積んだ花を小分けにして、花売り娘が売り歩いてる印象のヴィクトリア時代のロンドンを舞台にした映画なんかの街角の花屋の印象とは、ちょっとちがう。

とてもきれいなので写真を撮らせてもらいましたが、季節感が、いまひとつ乏しいかも。

イギリスの切花の多くは、オランダからの空輸だそうです。

撮った写真を見たら百合がやたらに多いですね。

シクラメンの鉢植えが秋らしい?


クリスマス前には一転、フルーツや木の実をあしらったリースやポインセチアで季節感満点になります。

この周り一帯に展開するマンチェスター名物、11月から始まるクリスマスマーケットの一部と化して賑わいに花を添えます。

実は、クリスマス、苦手・・・・

イギリスのクリスマスと、マンチェスター恒例クリスマスマーケットについては去年の日報にかなり詳しく、だらだら書きました。

今年は徹底無視してもいいかもしれません。

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女王陛下と壁のパイ、花綱、ステンドグラスにシャンデリア、ドームに天童・・市庁舎のクラフトフェア

2015年10月25日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
だいぶ前に予約した、ストックポート市庁舎舞踏場 Stockport Town Hall Ball Room での、クラフトフェア。

実は2度目・・・


前回、あまり売り上げもなく、乗り気がしなかったけど予約してしたので、参加しました。
きのう、土曜日。




クラフトフェアの内訳は、おおかた、器用なおば様たちの趣味の手作り品の即売といった品揃え。

ストックポートの誇る、1870年代に建てられた、豪華絢爛、有名な舞踏場の細部でもお見せしましょう。


(私の出店のことはちょっと忘れてください)


このスペースは結婚披露宴などの宴会や、チャリティイベント、リクルートフェアなどにも、使われています。奥には映画のセットのような議事場、上階は普通の市役所事務所です。

平日も普通にあいていて(役所ですから)勝手に入れます。

オレンジの部分はアカンサスの葉のアラベスク模様、
このクローズアップ写真を見てはじめて気がついた・・・・無彩色の漆喰連続模様は、王室の守護樹木、オーク(樫)の葉と実(どんぐり)

中央の青白くライトアップされてるのはチューダー・ローズ=「英国のバラ」の連続模様。


フルーツパイの上面のようなラティース(格子)飾り。枝はオリーブ、かなぁ。


縦に伸びるジョージア王朝風、フェストゥーン(花綱)

一年中ひとつだけ下がってる、クリスマス飾りの雪の結晶、びんぼったらしい!!!

ふてくされた顔つきのチュラブ(天童)


議事室のある廊下に続く出入り口。



廊下脇の市会議員控え室スペースがにわか造りのカフェになってました。


彩色鮮やかなブリタニア(イギリスの守護女神)とライオンの漆喰飾り、控え室。





この頃ご無沙汰のストックポート、美しい建物はいくつもあります。

市庁舎はそのひとつ、またそのうちもどって写真を撮ってきますね。



新作  



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●ウィキペデイア/ストックポート↓↓

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マンチェスター、ディーンズゲートの古いビル新しいビル、再び (それと、都市の紅葉)

2015年10月24日 09時00分00秒 | マンチェスター
マンチェスターのオフィス街、ディーンズゲート Deansgate 。もうおなじみ、ガラス張りの斬新な現代建築と石造りの古い建物が同居する魅力的な街並みです。

先週撮った写真をいくつか。




市電の、ディーンズゲート・キャッスルフィールド Deansgate Castlefield 駅のエレベーター塔の壁に植えてある常緑樹も一部紅葉がはじまっています。(壁に絡まった蔦ではなく、壁にうえてあるんです!)
     


右から、ルネッサンス風、ゴシック風、アールデコ様式がカラフルに並ぶ光景。


左端(白、アールデコ)とまんなかのビルの間の細い道を1ブロック先へ行って左をむいたら見えるのは、これ。



ガラス張りの建築物ばかり。

奥が深い、マンチェスターの建築物めぐり・・・・

興味のある人は見逃せない、ディーンズゲート。

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ひさしぶりにイギリスの伝統料理、庶民の味、ランカシャー・ホットポット**緊急速報、蝶!***

2015年10月23日 09時00分00秒 | 英国の食べ物、飲み物
>今まで、ストックポート日報で紹介しなかったのが不思議なぐらい、イギリスでなじみのある家庭料理です。

ランカシャー・ホット・ポット Lancashire hot pot


ストックポートは今でこそグレーターマンチェスターのボロウ のひとつ( Borough of Stockport )ですが、かつては、チェシャーとランカシャーにまたがる町でした。

じゃあ、ここらへんの郷土料理かというと、そうでもなく、昔からイギリス中で食べられています。

ランカシャーにたくさんあった綿織物工場の労働者が発明したことになってるらしいです。

ホットポットというのは、日本でいうキャセロールのことだと思います。


子羊(ラム)の肉のぶつ切りと、にんじん、玉ネギ、カブなどの根菜類を、液体のラムストック(即席のキューブを溶かしたものでOK)にひたし、厚手の蓋つきなべにいれて、じゃがいもの薄切りで表面を覆う。
オーブンで比較的低温(160度ぐらい)で、2時間ゆっくりローストするだけ。ものすごく素朴で簡単な料理です。

ラムの脂が滲みた野菜を子供たちがよろこんでたべてくれます。

伝統的には、塩のみの味付けで、こってりとろみをだすため、ウシかブタの脂を溶かし込んで、じゃがいもの艶出しのため上にも塗りたくったようです。
くどそう・・・

羊の腎臓もよく使われていたそうですが、今は一般的じゃないようです。腎臓も加えて味にコクをだすことはあるようですが。

菜食主義者のうちの夫が、子供たちの要望にこたえて、つくってくれました!!

日本人にはラムのくせのある臭いに抵抗のある人が多いと思います。

イギリスでも、くさみを気にする人は、ハーブ類をいれたり、ロースト・ラムのようにテーブルでミントソースをたっぷりそえたりして食べます。



安い硬い肉も長時間調理すると、とろとろに柔らかくなるし、いっぺんに大人数分が用意できるので、貧乏人の家庭料理や、お屋敷の奉公人のまかない飯でもあったそうです。



インゲン豆は、別に短時間でゆがきました。

ホットポットじゃない温野菜を添えるのは、伝統に反する邪道かもしれません。

************************************************

追加、緊急速報さなぎが羽化!!!!!

どうしよう!?

越冬しなかった!

今朝おきたら、さなぎボールの底で、白い蝶が1羽、ばたばたしてるのを発見。
外の気温は約、9度。外に出して、まだ咲いているナスターチウムの花にのせて、様子を見ました。



動かなくなった。
英語でグーグルしてみました。

オオモンシロチョウ cabbage large white は、ヨーロッパでは越冬しないって書いてある!気温23度以下のところにおくな、とも。

あわてて家に入れて、まださなぎの兄弟たちが張り付いているボールに戻し、飼いかた指南に載っていた、砂糖水をつくって、ボールのそこに置いたけど、見向きもしない。

どうしよう。
飼いかた指南ウェッブには、家の中で交尾させて卵を産ませろってかいてある・・・・
蝶になって一週間の命・・・・うちで死なれるのいやだなあ・・・大きな水槽もないし・・・・

まだ、外の気候はおだやかです。寿命のあと一週間、ナスターチウムの花も霜が下りるまではだいじょうぶそうだし、外に出してもいいかなあ。


家の中で、羽ばたきながらテーブルの上を這い回っています。

椅子にとびのって、動かない。

どうしよう?!



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なんだかかわいそう、口にボールを突っ込まれたライオン、意味不明、尊厳の欠如

2015年10月22日 09時00分00秒 | 古い建物に棲む動物をさがす

古い建物にはおなじみのライオン。
マンチェスターの高級商店街、キング・ストリートのはずれでみつけました。

あいた大口にボールか何かを突っ込まれている、変わった形態のライオン飾り。


神話か寓話にでも起源があるのか、図像学上の意味を調べてみたのですが、わかりませんでした。

開いた口の中に小さい石の玉がゴロゴロころがる、中国の石の獅子坐像みたいなものでしょうか。
猿ぐつわを咬まされてるみたいでかわいそう・・・・

昔、ライオンの大きく開いた口の中にボールを入れたり出したりするサーカスの芸があったそうです。それとは関係ありませんよね?

百獣の王ライオンの屈辱。

由来をごぞんじの方、コメント欄にご一報ください。


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イギリスみやげの、ミニカーみたい!かわいいレトロな「ロンドンバス」、結婚式の送り迎えに大活躍

2015年10月21日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
ストックポートの白亜の市庁舎、別名、ウェディングケーキ。

結婚登記所があります。

宗教抜きの、市の職員と、新郎新婦が用意した証人が立ち会って結婚が成立します。

裏に停まってたのは、、白いサテンのリボンつきの、1950年代モデルの、飛び乗り飛び降りが可能な、ボンネット付きのヴィンテージ、赤いロンドンバス。


花嫁を送り届けるのに使われたみたい。
この後、式の列席者をのせて、郊外の披露宴会場へむかうはずです。


そもそも、登記所の結婚式は安上がりで合理的なシステムだったはずだけど、今は式後、やっぱり盛大な披露宴をやるカップルが多いんだそうです。

この話は前に書きましたね・・・・

結婚式に引っ張りだこ、レトロなボンネットバス2015年5月31日ブログ

今回とまってたのは、日本のみなさまにもっと喜んでもらえそうな、本物の、赤いロンドンバス。斜体の横に、London Transport の文字がみえます。


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●ウィキペデイア/ストックポート↓↓

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造園アートか? 違う ストックポートの駐車場   ・

2015年10月20日 09時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!
ストックポート市庁舎の駐車場。


なぜか、芝生の中に ボラード(車止め)の列。

周りが四角く剥ぎ取ってあるのは、アートかなんかのつもりでしょうか。

舗道を守っている黒塗りの古風なボラード(おとといのハチの記事を見てください)とちがって、駐車場や荷卸し場などにはこのコンクリートの「シュガーローフ」形がよくつかわれています。

並んで立ってるとけっこうかわいい。

ボラードの周りの四角く剥ぎ取った芝生は、たぶん、芝刈り機で芝を刈りやすくするため。

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空き瓶とスキー帽を持たされて立つ町の名士像の見えるカフェ  

2015年10月19日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
降ったりやんだりの曇り日の週末、ストックポートのセント・ピーターズ・スクエア Saint peter's Square  の前にあるカフェにはいってみました。

カフェリト Cafelito


週末なのに、がらがらでした。



平日のほうが、そばの市庁舎やまわりのオフィスで働く人達でにぎわってるのかもしれません。
ショッピングエリアからは、ちょっと離れています。

リチャード・コブデン像が外に見えます。


リチャード・コブデン Richard Cobden はヴィクトリア時代(19世紀なかば)に、穀物法 the Corn Laws の廃止に尽力した、ストックポート選出の国会議員です。
パンの値段を吊り上げていた穀物法の廃止は多くの労働者を飢えから救ったそうです。

 

☝は夏の写真です。青葉がまぶしいですね。

夏には涼しげな雰囲気をかもし出していた噴水が、曇り空の下、晩秋の寒々しい誰もいない広場で、あいかわらず けなげに噴き上げています。

若い夫婦が経営しているこのカフェ、地域に溶け込もうと一生懸命です。


地元アーティストが持ち込んだらしい絵や工芸品を飾ったり(センスと技術がいまひとつ・・・)お客さんのビジネスカードや地元イベント案内のチラシを置いたり・・・・

お値段ちょっと高めの、自家製がうりもののケーキとスコーンも、スターバックスやコスタなどのチェーン店への対抗でしょう。


だけど、品目はどこでも人気の「カフェの定番」ばっかりです。

うちの夫は「チェーン店にはない個性的なケーキを出さなきゃ、自家製の意味がない」と厳しいことを言いうのですが、う~ん、むずかしいですね。
がんばって欲しいです。


帽子の博物館、ハット・ワークス Hat Works の斜め向かいのこの美しい広場前の、一階の飲食店スペースは長らくボロボロの空き家で、おそらく地元の悩みのタネだったはずです。

きれいに改装して数年前に開店したこぎれいなカフェ、営業しているだけで地域振興にじゅうぶん一役かっているはずです。

自治体からのサポートもあると思います。

左手にもっているのは巻いた請願書だと思うのですが、右手が空なのがそそりますね。


何か無理やり持たせてみたくなるのです。

実際持たせちゃうところがすごいです。(けっこう高いところに立っているのですが)

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マンチェスターのマスコット、ハチ(ユルキャラは断固として不要)

2015年10月18日 09時00分00秒 | マンチェスター
マンチェスターのマスコット、ハチ、働きバチ worker bee です。

18世紀にマンチェスターの市民が自分たちの勤勉さをたたえて、自ら選んだ市のシンボルだそうなのです。

市の紋章にも使われています。


地球を現す球体にちりばめられているのが、ハチ。

見にくいですね。銀行ビルの入り口上の、カラフルな彩色レリーフを見つけたのですが高い場所などで、写真がいまひとつ・・・・・・。


City of Manchester(日本の市、町、村にあたる行政区分のひとつ)にはそこら中、ハチのイメージがいっぱいです。

いちばんなじみの深いのが、車止めのボラード。


イギリスには、日本でおなじみのガードレールがありません。

あるのが、これ。


車が舗道に乗り入れるのを止める役割を果たしています。

市が管理しているすべてのゴミ箱にも。


道路名の標識にも!


マンチェスター中央図書館 Manchester Central Library と、市庁舎新館 Manchester Town Hall Extention の間の湾曲した小道、ライブラリー・ウォーク Library Walk の入り口の門にも。



反対側の、市庁舎新館と中央図書館入り口、ガラス張りの入り口ホールのガラス板にもハチの連続模様が。



マンチェスター・アート・ギャラリー Manchester Art Gallery の展示室のフリーズにも、古代ギリシャ装飾風のハチ。


金ぴか絢爛、なんだかハエみたいですね・・・

ハチのイメージの極めつけは、これ。


イギリスのネオゴシック建築の堂々たる、代表例、マンチェスター市庁舎 Manchester Town Hall、上階のモザイク床です。

この写真は、市の公式観光ウェッブサイトから無断で借用しました。

そのうち、見学ツアーに参加して、ちゃんとした写真を撮ってくるつもりです。


イギリスのすべての都市には紋章があります。

紋章には動物か鳥がかならず使われていて、その動物がたいてい公認動物マスコットになってるのですが「ユルキャラ」を創作して商品化するアイデアは、イギリスには ないみたいですよ。

マンチェスターのハチは、例外的に市民の間に大人気です。

ユルくないけど、各種ハチのイラストが入ったオリジナルグッズが観光案内所などで売られています。


何気なく中央図書館の壁にかかっていた、有名な市庁舎床モザイクのレプリカ?ハチ一匹モザイク。


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いもむしの成長を見守る親心  ・

2015年10月17日 09時00分00秒 | 英国の動物
いもむし。

この手の話題や写真がおいやな方、ごめんなさい。

枯れかかったナスターチウムの茎にびっしり付いてた、糸のように細い、いもむし9匹。

家族の反対を押し切って、救助。

救助したいのなら、裏庭に元気に咲いてるナスターチウムにうつせばどうか、という夫の正論を無視。
ボールに入れて室内で飼うことにしました。

家に入れてから3日ほどで、3倍の大きさに成長。ものすごい量の、ナスターチウムの葉(裏庭から摘んできました)をひっきりなしに食べ続けてました。


9匹でこの1・5リットル容量のボールにぎっしり5杯分は食べました。

かわいくて、朝起きたら、いもむし観察。外から帰ってもいもむし観察。

毎日一匹一匹つまみ出して、他のボールに移してボールを洗って、いもむしを戻して、新しい葉をボールに山盛りに入れます。

半日で食べきります。

いもむしがナスターチウムの葉を食むひそやかな音が、静かな時にきこえます。

家族の評判はやっぱり悪い。
上の息子はかろうじて時々覗き込んで顔をしかめていますが、夫と下の息子は完全無視。

「お母さんがキャタピラー(いもむし)の話ばっかりするから下に行きたくない」とも。


庭の花盛りだったナスターチウムが台無し!

写真を盛り上げるため、花も入れてみたら、あっという間に食べられちゃいました。


1週間がすぎたころ、食欲減退。動きも鈍って、ボールのふち近くに垂直体勢で静止し始めるものが続出。


しばらくモゴモゴしていたと思うと、ぴたっととまって、見る見るうちに体が縮んで硬直。


数分で、驚きの変色。

さなぎになって、

今この状態。


羽化したら、外は晩秋、どうしようか、まよっています。蝶になって外をひらひらまう時期はすぎてます・・・


ナスターチウム、花も葉も茎も食べられます。コショウのような風味です。


ほっといてもかってにふえるので、「イングリッシュ・ガーデン」に欠かせない、古びた石垣などを這い下りるようなアレンジ向きの花。


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ライオンの棲むかくれた水晶宮、通り抜けに便利な寂しいアーケード   

2015年10月16日 09時00分00秒 | 古い建物に棲む動物をさがす

柱にもライオン。


ガラスの屋根に覆われた商業施設の屋内の装飾的な柱です。

セント・アンズ・アーケード Saint Anne's Archadeというヴィクトリア時代の美しいガラス張りの鉄骨構造の建物です。    


セント・アンズ・スクエア側からみたところです。


引っ込んだところにあります。個性的な外観です。

中をとおりぬけたら、比較的高級目の店舗が続くディーンズゲート Deansgateという商店街に出ます 。
横に長い建物の一部と化して、あまりめだちませんね。


ふたたび内部の写真です。



うっとりするほど美しいのですが、一階の店舗が半分うまってるほかは、ほとんどの店舗が空き家!!!!


上階アーケードも店舗用スペースだけど、何軒か倉庫とオフィスに使われているようです。もったいない・・・・


クリスマス用の星と、ツララの電飾、一年中取り外されることなく設置しっぱなし。
みみっちくないですか?


古い建物に棲むライオン、イギリスにはものすごーく多いのです。

イギリス人の勇気の象徴、愛国心の表れでもあるライオンは王室の紋章にも使われています。

ジョン獅子心王が十字軍遠征した際、征服したトルコのサルタンの王宮からペットのライオンを分捕ってきて以来、ライオンはイギリスの象徴(マスコット)として愛されています。



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空の青さや光を反射してきれい、マンチェスターのガラスばりのたてもの  ・

2015年10月15日 09時00分00秒 | マンチェスター
マンチェスターの現代建築の写真を集めてみました。
ガラス張りがおおいですね。

古いレンガ造りの建物と、意外に調和しています。






この三角は、地下のスシ・レストランに下りる階段ケースです。   





以上はオフィス街、ディーンズゲイト Deansgate (通りの名前です)。



早朝に撮った、マンチェスター中央図書館 Manchester Central Libraryと、市庁舎新館 Town Hall Anex をつなぐ、ガラスのホール。



明かりはすべて床にあり、凹凸のある鏡面天井に白い光が表情豊かにまばゆく反射しています。

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